OSやブラウザの統計を取っているStatCounterによると、2017年9月のデータでは日本ではiPhoneが67%に対しAndroid 33%となっている。これが世界データとなるとiPhoneの20.3%に対し、Android 72.7%と、Androidの圧勝となってしまう。
一般的に高価なiPhoneは、世界受けはしないが、では、なぜ、日本人はiPhoneが好きなのか?
それはApple製品のデザインの美しさと、日本人の「皆と同じものを持つ方が安心する」気質によるものとも言われている。筆者も今のところ機種変更は、iPhone以外はどんなに高性能でも食指が動かない。
iPhoneの説明が長くなったが、このほどホール向けにiPhoneの出張修理をスタートした会社が福岡市に登場した。
ホールとiPhoneの修理がどう相関関係があるのか?
「会員募集の時にお客様のスマホをよく見かけるんですが、これがことのほか画面がバキバキに割れたままののものを使ってケースが多いのに驚きました。遊技中に割れた画面を修理すればお客様には喜ばれると思って、この出張修理を始めることにしました」と話すのはワールド企画の奥園代表。
全国大手ホールで新店立ち上げなどを経験していた奥園代表はホール業務も知り尽くしているために、今回のサービスに行きついた。
名付けて「iPhone診療所」は専門の修理業者をホールに派遣して、割れた画面を有料で修理する、というサービスである。

料金は以下の通りだが、会員割引や従業員割引もある。

さらに、画面がハンマーで叩いても割れにくくなるコーティング施工や保護フィルムの貼り付け、バッテリー交換、スマホ保険(1カ月700円、3台まで登録可)、スマホのデータ復旧なども承っている。
「お客様1人1人に修理する前に、ご説明して納得して修理致します。全員にショップカードを渡し、問い合わせ等がお店に入らない様に致します。アップルストアは、かなり待たされます。遠方だとなかなか行けないなどの理由もあるから、そのままお使いのお客様も多いです。保証が受けられない時のために、モバイル保険もご用意しています」(奥園代表)

なお、この修理サービスにはナース衣装を身にまとったアシスタントがホールを巡回して遊技中のお客さんにiPhoneの症状を伺ったり、通常のコンパニオン同様にLINE会員獲得などのお手伝いも行う。

また、少しでも修理代を安くしたいと希望するお客さんに対しては、修理キットの販売も行う。液晶画面の交換キットは交換部品+説明書+分解用簡易工具セットが付いて4000円から。修理キットは景品として扱ってもニーズがあるかも知れない。
なお、出張範囲は九州(沖縄除く)、山口、広島。
東京、埼玉、千葉、神奈川は準備中。引き続き全国展開予定となっている。
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