パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

前年比で13倍になったM&A


メーカーにとっては喜ばしい傾向が起こっている。

パチンコホール開店情報のジェネピによると、2017年は4件だったものが2018年は53件、と一気に13倍以上に膨れ上がった。

これはM&A、グループ化の件数だ。

「M&Aが加速するということは、新台を買えるホールが増える、ということです。M&Aで立て直しが成功すれば、今まで新台を買えなかったようなホールでも新台を買うパイが増えるということです」(パチンコメーカー関係者)

なぜ、こうもM&Aが加速するかと言えば理由は銀行サイドにあるようだ。

「今、パチンコ業界では急速にM&Aが行われていますが、これはほとんどが銀行主導でやっていること。銀行にすれば貸出先のホールに廃業されては困るので、出店意欲のあるホール企業へ買収話を持って行く。いわば、借金の付け替えです。例えば売りたがっているホールに30億の借金があった、としましょう。そのホールを会社ごと買ってくれるのなら、新たに3億融資します、と買う側に話を持って行く。むしろ、無借金経営のホールを売る方が難しい。なぜなら、買う側は新たに莫大な融資が必要になるからです。売るのは借金があるホールの方が簡単。銀行が借金を付け替えるだけで済むからです」と話すのはパチンコ店売買の仲介業者。

では、2018年のM&Aを振り返って今年1年を締めくくりたいと思う。

■1月
アンダーツリーグループがデルーサマックス市岡店をM&A
アミューズが兵庫県のでるでるチェーンをM&A
和歌山県のジェイクがJR津久野駅前のサンサンセブン運営企業をM&A

■2月
エーワングループがセントラルパーク豊後高田店をM&A
長野県のジン・コーポレーションがギガ・ジャパン含む2社を吸収合併
千葉県の柏丸金会館が新京成五香駅前のキングコング運営企業をM&A
ベガスベガスが北海道のパーラーゴリラチェーン2店舗をM&A

■3月
福岡県のオーパグループがハピネスランド長野店の運営企業をM&A
埼玉県のガーデングループがアプリイ代官をグループ化
大阪のつるたろうグループがリッチウェル西田辺店をM&A
ミクちゃんガイアチェーンが兵庫県のパチンコ店をM&A
アンダーツリーグループが東京都、千葉県で営業する2社をM&A

■4月
新橋ビッグディッパー運営企業が新成商事をM&A
埼玉ガーデンが株式会社ワールドの3店舗をグループ化
大分県のダイヤモンドグループが福神商事グループ会社をM&A
ゼロファイターグループがビッグバン泉佐野店をM&A

■5月
キコーナグループが神奈川のパサージュ3店舗をグループ化
ナショナル企業が東商事の南武線 尻手駅前店をグループ化
メルヘンワールドを運営するカツヨシ商事がメッセ羽生店をグループ化
ビッグつばめチェーンがUSAスロットクラブをグループ化
北海道のアルファグループがキングイーグルズ田町店をグループ化
栃木県のBOSSチェーンが宇都宮のパチンコ店2店舗をグループ化

■6月
岐阜、愛知のマックスグループがアプロコーポレーションの全株式を取得して子会社化
兵庫県のシーライズチェーンが高砂市のベガスロットをグループ化
福岡県のCLUB HOUSEが同県内の田川100万ドルをグループ化

■7月
パラディソの扇屋商事がライジング新田をグループ化
HOGが清川商事運営のファンタジスタをグループ化しました。
蓮沼興業が株式会社六三四の運営している634富岡店の事業権利を承継
株式会社秀美が747を運営する泰成実業をグループ化
NEXUSがコロナワールドの運営する仙台コロナをグループ化
ジアスグループがパーラーカナイ本店をグループ化

■8月
ガイアが株式会社セントラル伸光が運営する盛岡セントラル都南店をグループに
香川県のグランドグループが大阪府東大阪市のJACK10+をグループへ
ジン・コーポレーションがニュー京楽をグループ化

■9月
新橋ビッグディッパー運営企業がオンリーワン大井町店をグループ化
福岡県のCLUB HOUSEが九州の123チェーン運営店舗をグループ化
KBグループが京都府のヴェガ六地蔵店をグループ化

■10月
nikkoグループがプレイランドフェニックスをグループ化
ピーアークグループが埼玉県のオリエンタルパサージュ・エルをグループ化
ヴィーナスギャラリーグループがピーコック大分新川店をグループ化
大阪のアミューズがオリエンタルパサージュ荻窪426をグループ化
株式会社トラストが安村木材株式会社の運営するパチンコ店をグループ化
福島県のつばめグループがワールド会津若松店をグループ化

■11月
九州のヒバリチェーンがパチンコ太陽をグループ化
千葉県の進栄商興が亀有駅前のアカデミーをグループ化
キコーナグループが横浜市鶴見区の平楽会館をグループ化
株式会社太星が愛知県津島市のバッカスセブンをグループ化

■12月
兵庫県のトップワングループがパーラーセブンらをグループ化
ミクちゃんグループが柳井駅前のアミューズメントG7をグループ化
パラッツォがゴードン日ノ出町店をグループ化
新柏日の丸が東武スカイツリーライン八塚駅前のドーム谷塚店をグループ化
善都が豊田市内で営業するマルマン各店舗をグループ化
プレイランドキャッスルグループがマルマン各店舗をグループ化



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大阪IR開業は2024年をテレビで断言した橋下徹前大阪市長


橋下徹前大阪市長が、29日放送の関西ローカルテレビ番組で、民間人だから言える、と断った上で「大阪にIRが来ることは確定です。断言します」と明言した。

2025年の大阪万博が決定したことを踏まえ、その1年前の2024年には大阪IRが開業している運びのようだ。

ま、日報でも日本でのIR第1号は大阪と言い続けているので、橋下氏が断言したことにさほどの驚きはないが、確定を裏付ける行動が鉄道各社の動きだ。

大阪万博だけなら開催期間が半年なので、鉄道の延伸計画もなかなか前に進まないところだが、大阪メトロは12月20日、地下鉄中央線を延伸して万博会場となる夢洲に高さ約55階建ての高層駅ビルを2024年度中に開業する構想を発表した。大阪を一望できる展望台をはじめ、商業施設、ホテル、アーティストやスタートアップ企業が利用できるオフィススペースなどを展開する。総工費は1000億円にのぼる見込みだ。

IR誘致が条件としているが確定がなければこんな計画も進まないというもの。

JR西日本も中期経営計画2022で、JRゆめ咲線の桜島〜夢洲間の延伸整備を取り上げており、計画実現の可能性は高い。京阪も中之島線を大阪メトロ中央線九条駅まで延伸して相互乗り入れする計画もある。

人が集まる場所ができれば鉄道が集まってくる、という図式だ。

そもそも大阪カジノ構想を最初にぶち上げたのは橋下氏本人だった。

2008年、橋下氏が大阪府知事に183万2857票を獲得し当選した翌年の2009年に遡る。大阪府庁舎を大阪市住之江区の大阪ワールドトレーディングセンタービルディング(WTC)への移転を後押しにするために、WTC周辺エリアの活性化策として、カジノによる国際集客特区の創設や迎賓館施設の整備などを検討することを発表している。

この時は誰もが「壮大な戯言」と捉えた。

時は流れ、事態が大きく動き出したのは2013年1月9日。松井大阪府知事は定例記者会見で、夢洲に大阪市と共同でカジノを含む統合型リゾートの誘致を検討する考えを明らかにした。

日本維新の会の会長代行として、安倍首相と考えが近い橋下市長(当時)は、11日に大阪市内のホテルで安倍首相と会談して、カジノが早期法案化される提案書を手渡している。

会談の後、橋本市長は「思いっきり強く求めました。カジノっていうのは雇用も生まれるし、間違いなく経済は活性化する。国際的な観光地になる。安倍首相ならできると思う」と語っている。

一方の安倍首相もカジノ構想について、熱心にメモを取り「日本が東京1つのエンジンで進んでいくのは厳しい時代。2つめのエンジンをしっかり再生して欲しい」とまんざらでもないような返事をしている。つまり、もう一つのエンジンの役割を果たしのが大阪IRということである。

その後2014年5月に安倍首相は手本とするシンガポールのIRを視察し、「IRは成長戦略の目玉になる」とお墨付きを与え、カジノ解禁に向けて大きく前進したのは周知の通りだ。

橋下氏がカジノを言い続けていなかったら実現していなかった、ということか?


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出るか?大阪万博をモチーフにしたパチンコ台


IRカジノは当確で、2025年の万博開催地が夢洲に決定した大阪市は、過去最高の空前の好景気がやってくることが予想されている。

万博は半年間の開催期間で来場者は低く見積もって2800万人、経済波及効果は2兆円と推計されている。一方のIRは開業前が2600億円、開業後は毎年9500億円の経済効果が期待されている。

IRと万博が一斉に花開く2025年は2兆6000億円が見込まれている。でも、この数字だけを羅列しても一般庶民にどんな影響があるのかは、実感としてはまだ湧いてこない。

ただ、言えることは、大阪はホテルの絶対数が不足すること。塩漬けになっているコスモスクエア地区には新たなホテル建設が始まる事だろう。IRで働く人たちのマンションもその一帯に建てられ負の遺産だったベイエリアが日の目を見ることになる。

大型クルーズ船の入港で、観光バスやタクシー会社が大忙しになることは予想できる。大阪におカネが落ちることは間違いない。庶民の給料も上がり、大阪が活気づく…。

この勢いに乗じて大阪のホールも賑わいを取り戻せばいいのだが。

一方で大阪万博が決定したことを喜んでいるのが、パチンコメーカーだったりする。万博をテーマにしたパチンコ台の開発はどこもが考えそうだ。

では、万博パチンコはどんなイメージになるのか?

日本で大阪万博が開かれたのは1970年。今から半世紀も前の話。大阪万博を知っている世代なら、思い浮かぶのが大阪万博のテーマソングでもある「世界の国からこんにちは」だ。

レコード会社8社が競作して坂本九、吉永小百合らが歌って300万枚以上売れた。中でも一番売れたのは三波春夫盤だけでも140万枚のミリオンセラーとなっている。

島田陽子作詞の歌詞はこんな具合だ。

♪こんにちは こんにちは西の国から
 こんにちは こんにちは東の国から
 こんにちは こんにちは世界の人が
 こんにちは こんにちはさくらの国で
 1970年のこんにちは
 こんにちは こんにちは握手をしよう♪

三波春夫で万博をテーマにしたパチンコ機? 三波春夫世代の多くは鬼籍に入っているので、それではない。そもそも若い開発者は三波春夫って誰?となる。

三波春夫は兎も角として、万博関連のパチンコが開発されれば、それなりに注目を受けることにもなる。

万博と言えば万国旗。旗を使ったパチンコ台?それでは芸がなさすぎる。

今度の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」である。

これに沿って開発するのが一番だろう。

人工知能(AI)や仮想現実(VR)など21世紀の最先端技術を活用した医療・健康、スポーツや娯楽、新ビジネスを一堂に集め、世界の人々に経済・社会の未来像が示される。



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会社が倒産することは悪いことばかりではない


会社がよもやの倒産したのは今から3年前の4月のことだった。200人ほどの社員は途方に暮れるしかなかった。その中の1人、Aさんは50代半ば、経験が活かされるのは同業他社だが、年齢的にも厳しいものがあった。

結局Aさんが飛び込んだのが独立開業型の宅配業界だった。軽トラ1台で一国一城の主になれるためだ。Aさんはがむしゃらに働き、1台ずつ増車をしていった。宅配業界はネット通販の隆盛でいくらでも仕事はあるので、増車はそれほど難しいものではなく、現在は22台を保有するまでになった。

増車ということは会社の規模も少しずつ大きくなり、社員を雇えるようになった。今はAさんがハンドルを握ることはもうない。

個人事業主から小さい会社ではあるが今や立派な社長になっている。

宅配業界は今や伸び盛りの業界である。今にして思えばAさんにとって会社が倒産したことは、ラッキーだった。

Aさんは求人に際し面接を自らが行っている。

最近大手ホールからの転職組が応募してきた。年齢は27歳。大卒新卒で入社したが役職の肩書はなかった。仮にB君としよう。B君は会社の実情を話し始めた。

社長となったAさんは倒産した会社の元業界人であることは社内でも公表していなかった。B君は社長が業界人と言うことを知らないわけだから、滔々と業界のことや会社のことを語り始めた。

「パチンコには4円と1円パチンコがあって、うちの会社でも4円が全く揮いません。特に地方ともなると4円の売り上げはダダ下がり。社内でも4円を立て直せる役職は一人もいません。売り上げ、利益が下がるから、給料やボーナスが上がるはずがありません。店長のポストも塞がり、店長になれない主任だらけで辞めるといっても会社は引き止めもしません」と転職理由を話した。

B君は入社5年でまだ主任にもなっていなかった。転職に際して10社以上面接しているが、どこからも採用のオファーはなかった。管理職の経験もないのでスキルは何もないのに等しかったが、やっとこの宅配会社に拾われた。

B君の選択も本人のやる気次第では、個人事業主から人を雇える会社へと成長させていくことができる。仕事は薄利多売だが、宅配の仕事がなくなることはない。

「会社や仕事は楽しい。でも、業界が成長産業とは思えない。38年後業界があるとは思えません。会社を辞めます」と入社3カ月で退社した新入社員を誰も引き止めることはできなかった業界大手商社もある

「アレジンが全盛期の時は台売り15万円でしたからね。当時は1年で回収できましたよ」と語るように、これがホール経営の魅力だった…。

この時期、良い思いをしたことが忘れられない業界人は淘汰されるのみ。今の難局を乗り越えた業界人が切り開くパチンコ業界の将来に期待するしかない。



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業界で働くことに誇りを持たせるのは業界の責任


数年前の話だが、時代が変わろうとも基本は変わらないので読み進んでいただこう。

社内の教育改革にトップが自ら取り組むようになって1年半が過した。

地域ではソコソコに稼働が高く、地域一番店も何店舗かはあった。ところが従業員の接客レベルはお世辞にも誉められたものではなかった。

全体的に覇気がなく、「玉箱を運ぶ時に、玉をこぼしても謝りもしなければ、拾おうともしない」(常連客)

誰もが玉1個の価値を理解していなかった。

ぱちんこ情熱リーグには初回から参加していたが、こんなレベルだから3年連続で1次予選敗退だった。当然の結果といえよう。

何よりもショッキングだったことは、参加店舗の点数が平均点以下だったことだ。接客に関しては「できていない」現実を第三者から突き付けられた恰好だった。

覆面調査によると、最低限行われていなければならない明るい笑顔の接客もまるでできていなかった。

この無様な負け方にトップが奮い立った。それが社内の教育改革だった。トップ自らが研修を受け、多くの気づきを学んだ。

経営理念やトップの考えを組織に落とし込む教育を1年間に亘って実施した。この間、接客向上プロジェクトをスタートさせた。

これは現場でお客さんに接する全スタッフの接客レベルを上げることが目的で、このプロジェクトを推進するのは、各店舗から選出されたアルバイトリーダーたちだった。

会社は接客に関しては全権を彼らに委譲した。

接客の前段として身だしなみの服務規定も見直した。これまでは個人の主観による曖昧さがあったので、髪の毛の色や長さ、爪の色まで、プロジェクトチームが話し合って決めた。

アルバイトスタッフの髪の毛の色が黒に近づいて行ったのはその成果だった。接客に関しては16のチェック項目を「できた」「できない」で自己採点して行くと共に、アルバイトリーダーが全店のチェックを行い、改善点を話し合った。

これを半年間続けた結果、接客レベルは格段の差となってレベルが飛躍的にアップした。

どのスタッフも自然な笑顔がこぼれる。口角を思いっきり上げた不自然な作り笑いではないので、明るく、爽やかなスタッフを見ているだけでお客さんの方も自然と顔が和んでいる。

4回目となった情熱リーグの挑戦では、参加店舗が高得点をたたき出し、同社だけでなく、情熱リーグに参加している店舗からも驚きの声が挙がり、現地に視察にいくホールも少なくなかった。

店舗内にはアルバイトスタッフがモデルとなった大判のポスターが貼り出されている。

プロに写真を撮ってもらっているので、モデルかと見まごう。非常にクオリティーが高く、好感度の高いポスターに仕上がっている。

このポスターを同社のイメージ広告に提案したのだが、全スタッフから拒否されてしまった。

理由は店内限定のポスターまではいいが、それが外部に出るのはNGとなってしまった。

胸を張って「パチンコ店で働いている」といえない現実がそこにはあった。

パチンコ店で働くことに誇りが持てるようにするのは、会社の役目であり、業界の役目である。

業界で働くことに誇りが持てるようにすることは、業界の責任でもある。



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