評価の中心に見るのは稼働だ。売り上げや粗利ではない。
稼働を評価の中心に据えることが重要だ。
他には、粗利や売り上げの評価点もあるが、ここでは、例を稼働として取り上げる。
時代やそのホールの状況により、評価点の加減数は変わってくる。
昔ならば、稼働が10%上がれば1点加算した。理由は10%の稼働アップは容易だったからだ。
しかし現状は、旧台の稼働を数%上げることも難しく、10%アップなんて不可能に近い。
システム上、毎日、稼働数を入力するが、システムがない場合は、手作業で行うしかない。
やりかたは各自考えられると思う。
今ならば、稼働数が1%上がれば1点加算するのが良いだろう。
6000発の稼働しかなければ、その時点を0点に設定。6060発になれば1点だ。
最初は1週間単位で見るが、状況により毎日見るようにする。
単位を毎日で見るということは、曜日毎に比較するように評価の基準を変更して行く。
その間、特定日があれば、その日を曜日毎評価の対象から外して評価する。
例えば、競合店の店休日や祝日、盆休み、正月休みを特定日とする。
ホールの成績を評価するにあたり、最優先するのは稼働数であることを頭に叩き込んで欲しい。
売上も粗利も得られるのは、稼働数があって初めて上がる数値であるからだ。
昨今、粗利を最優先に求める時代は繁盛店だけで十分だ。
稼働数が少ないホールは、粗利を求める前に、稼働数を第一に求める営業に変えることが、遊技機を使い倒すことにつながる。
繁盛店は、下手を打たない限りは、運営は簡単だ。閑古鳥店の運営の方が遥かに運営は難しくなっている。
まだ勘違いしているホール様の中に、繁盛店にS級の店長を据え、閑古鳥店にはA級やB級の店長を置いているケースがある。
S級店長が複数いるチェーン店は、立て直しが非常に上手い。稼働数の低い店舗の立て直し職人が存在する。
オーナーは、自社に立て直し職人がいるのかいないのか、それを把握することが第一歩だ。
つづく

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。