パチンコ日報

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スロプロから店長を目指す


昼飯はスーパーで買った冷凍チャーハンを寮でチンしてタッパに詰めたものに、カップラーメンを付ける。1食250円だ。遅番が終わって帰宅するのは深夜2時前。それから、また冷凍食品をチンして遅い夕食を食べる。

そんな生活が始まって4カ月近くが経った。業界未経験。ペーペーからスタートしているので手取りは18万円ほど。今は色々な仕事を覚える時期だが、自ら積極的に「次は何をしましょうか?」と上司に声を掛ける。

そんな積極性が認められて、地域一番店である大型店の中央コースを任され、人の組み立てから配置までを行っている。

それだけではない。役職者になってから担当する現金回収から傾斜角度の調整までも任されるようになった。

年下の同期入社は仕事が残っていても定時ですぐに帰る。上司から頼まれると「え~」と嫌な顔を見せる。まったくやる気がないので、必然的に積極性のある彼に新たな仕事が回ってくる。

目標は明確だ。最速で店長に昇格することだ。店長になれば1000万円近い年収も夢ではない。

「自分のおカネを入れてスロットを打っていた時の方が100倍しんどかった。機械の入れ替えで3時間残業しても全く疲れない。今の方が仕事的にも断然楽」と語るように大卒でありながらサラリーマン経験はなく、スロプロの道を歩んでいた。

スロプロ時代の経験も仕事に活かされている。客の心理が分かるので、ランプを押す前に箱を持って行く。客として色々な店を回っていたので、接客の素晴らしい店も見てきている。

心がけているのは元気なあいさつだ。これができるだけで、お客さんの印象も随分変わる。会話を求めているのは中年客だけと思われがちだが、高設定台を積もった専業にも「今日はよく出ていますね」と話しかける。専業でも高設定を積もった時は話したくなる心理が分かるからだ。

休みの希望も出さないので、シフトを組む役職者もやりやすい。

「残れる?」と聞かれても、一切文句を言わずに従う。それどころか「仕事を教えて下さい」と積極性を見せる。

それは早く昇格する目的があるからだ。

休憩時間も上司と積極的にコミュニケーションを図るが、新卒はゲームばかりしてコミュニケーションを取ろうとしない。そんな新卒組からはバリバリ動くことを疎ましく思われている。

目的を持って入社しているかどうかの違いが表れている。

人の教育とは大変だ。ポテンシャルの低い人間を一人前にするだけでもカネと時間がかかる。一人前になったころに辞められたのでは元も子もない。



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