パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

遊技中に失禁した認知症のお客さん


高齢化社会と認知症問題は切っても切り離せない。一昔までは高齢者が自動車免許を持っていることが少なかったので、表立つことはなかったが、頻発するお年寄りが運転する自動車事故は、アクセルとブレーキの踏み間違いによるケースが多く、自動車メーカー各社はその対策車を発売している。

高齢者依存のパチンコ業界もこの認知症問題は身近な出来事になっている。以前のエントリーで認知症のお客さんが自分の打っていた台が分からなくなって、他人の台を打っていた、という事例を取り上げたことがある。

栃木県のホールでもこれと同じことが起こった。農家の仕事は息子さんに任せている80代のおじいちゃんは、昔から毎日のように来る常連さんだ。今でも軽トラを自分で運転してホールに来て1パチを打っている。

客が最初におじいちゃんの異変に気付いた。トイレへ行くのに席を立ち、戻ってきたら自分が打っていた台を忘れ、店内をウロウロすることが増えた。そのことを店長に伝えると、店長は家族に異変を知らせた。

その一件があって、毎日来ていたおじいちゃんが姿を見せなくなった。

2カ月ほど経っておじいちゃんがひょっこりと現れた。息子さんの奥さんを伴って。

奥さんはこの間の事情を店長に話した。

家族も認知症を疑っていて、店長から電話をもらって病院へ連れて行く決心がついた。診察の結果は初期の認知症だった。

医者に大好きなパチンコをさせるべきかどうかを相談した。

医者は「頭の活性化には色々な刺激があった方がいい。家に閉じこもる方が進行も進む。デイサービスでもパチンコやカジノで脳の刺激をしているので行かせなさい」とホール通いを勧めた。

そんな事情で連れてきたが、「ホールで迷惑でなければ遊ばせて欲しい」というお願いだった。

店長はそのお願いを快諾したのは言うまでもない。

軽トラの運転は認知症では危ないので、カギを隠して、奥さんが送り迎えをすることにした。

こうして、再びおじいちゃんはホールに通うようになったが、認知症の進行は続く。1年後、おじいちゃんは自分で軽トラを運転していると思い込んでいるので、帰るときに駐車場で自分の軽トラを探すようになった。

この程度ならさほどの迷惑ではなかったが、遊技中に失禁して布地の椅子までが濡れてしまった。椅子をそっくり替えることにした。

家族はおじいちゃんにオムツを履かせようとするが嫌がるらしい。ホールでも大人用オムツを用意しなければならないか、と思い始めている。

遊技中にお年寄りが倒れて救急車を呼ぶことは珍しいことでもないが、こんな光景はどこのホールでも起きうる。着替えの用意も必要になる時代になって行く。


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山形のホール事情


東北・山形のホールでの出来事。

台数は300台以下の小型店舗は稼働低迷にあえいでいる。稼働のない暇な店になったので、人件費を削減するために、アルバイトの整理を決行することになった。

白羽の矢が立ったのはA君だった。新しい仕事も地元ではそうそう見つからないので、A君は「最低賃金以下でもいいから働かせてください」と上司にお願いした。

最低賃金以下で働かせることは労働基準法違反にもなる。ましてや風俗営業で縛られている業種で法律違反を犯すと営業停止にもなりかねない。

上司は「そんなことはできない」と申し出を断った。

どうしても働きたいA君の熱意にほだされて、折衷案として「週2日勤務でどうか?」ということになった。

「それでもいいので働かせてください」

A君は残りの日をコンビニや運転代行などで働き始めた。昔は運転代行は一種免許でも大丈夫だったが、2004年からタクシーのように2種免許が義務付けられたので、それも取得した。

やがて運転代行が忙しくなったので、それ1本でやることになり、ホールのアルバイトも辞めた。

酒を飲んだ客の車で自宅まで送り届ける車内で出てくる会話は女、バクチ、パチンコなどが相場だった。

A君が代行運転の会社の社長から聞いた話では、昔はホールの駐車場に行くことが多かった、という。

理由はパチンコで勝って、そのおカネで飲み屋に繰り出すケースが多かった、という。4パチで大きく勝てば気が大きくなって飲みに行く、というパターンである。

ところが、最近はホールの駐車場へ向かうことはほとんどなくなったようだ。お客さんが1パチにシフトしてしまったために、大勝ちすることもなく、代行を使ってまで飲みに行くことがなくなったことが原因のようだ。

話は同ホールの常連客のことに替わる。

山形と言えばサクランボが有名だが、常連客のBさん(35)はサクランボ農家の二代目だ。サクランボのシーズンに負けが込むと親に内緒で一箱6000~7000円もする佐藤錦を街道で観光客相手に2000円で販売して、それを軍資金にパチンコをしに来る。

では、サクランボのシーズン以外はどうやって軍資金を作るか?

レンタルビデオ店でアダルトビデオを借りては、コピーガードを外してハードディスクに溜め込み、アダルトビデオの海賊版をせっせと作っている。

それをDVDに焼き直して、飲み屋に10枚1000円で卸している。店はそれを倍の2000円で常連客に販売した。近くにレンタルビデオ店がないために、結構売れたようだが、今はネットで無料裏動画が観られるサイトがあるので、需要はなくなったようだ。

そして、サクランボシーズンは4パチ、オフシーズンは1パチを打つようになったとさ。



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業界復活のキーワードは「パチンコがカッコいい」


パチンコメーカーに基板関係の電子部品を納入しているメーカーの関係者が、地元の同級生が集まった飲み会で、パチンコ業界の話を始めた。

「昔はパチンコメーカー担当の営業はウチでは花形だった。今は売り上げはピーク時の半分にまで落ち込んでいる。買ってくれる量が減っているにも関わらず、『もっと安くしてくれ』と無理な注文を言ってくる。冗談で『部品止めてやろうか』という話になったけど、他でも手当てできる部品なのでそれはできないけど…」

財務部ではシンクタンクからパチンコ業界のレポートを買っている。それによると業界天気予報は「雨」。

業界内では業績が落ち込む理由を「等価交換」、「機械代高騰」、「出玉規制」などを挙げるが、レポートの分析では、ユーザー視点から「パチンコはダサい」ということを指摘している。特に若年層ほどその傾向が強く、カッコいいと思う要素がない。だからパチンコには興味を示さない。

ケータイの流行を見れば参考になる。

ケータイが普及し始めた90年初頭はストレートタイプの機種が主流だったが、99年にNECが二つ折りのNシリーズを発売すると、それがカッコいいとなり爆発的に売れた。2000年代に入ると各社が二つ折りを発売し、あっと言う間にケータイ市場を二つ折りが席巻した。

2007年に発売されたiPhoneをきっかけに時代はスマホ時代に突入。次はiPhoneを持つことがカッコいいとなり、二つ折りケータイはガラケーとも呼ばれ、持つことがカッコ悪くなった。日本人は特にiPhoneを持つことがカッコいい、と思う人が多いのでスマホのシェア率は66%がiPhoneという異常な高さを誇っている。



初期のアンドロイドは性能が劣る中、iPhoneのほうが優れていることもあり、周りがiPhoneを持つようになると、同じものを持ちたがる日本人の特性がiPhone大国へと押し上げていった。

ケータイ市場はストレートタイプ→二つ折り→スマホと進化しているのに、パチンコ業界はフィーバーの登場から40年近くも進化が止まっている。

「業界が儲かっている頃は建物の豪華さや奇抜なデザインを競ったが、建物で集客できる時代ではない。パチンコをやること自体がカッコいいと思われるようにしなければならない。パチンコ復活のキーワードは『カッコいい』。ガラケーからiPhoneのような変化がないと若者には支持されない。今のパチンコ業界は巣鴨の赤いパンツを売るマルジのような商売をしている。年寄り相手の商売から脱却しなければ、若者は寄り付かない」とはこの飲み会に参加していた業界関係者の感想。

さらに飲み会の参加者から「パチンコをやりたくてもおカネがない」というのが一致した意見。この20年間以上、デフレと共にサラリーマンの給料は上がっていない。

「今のパチンコが勝てる、勝てないの前に先立つものがない。1パチでも1000円取り戻すのも大変。1パチで負けても飲み代を我慢しなければなくなる」

サラリーマンの少ない小遣いで、そりゃ、おカネのかかるパチンコは打ちたくても打てない。それが2000万人がパチンコホールから消えた理由だろう。

パチンコ復活のキーワードは「パチンコがカッコいい」。業界はこれをどう料理するかだが、案外パチンコとは門外漢のところから新しい発想は生まれるものだ。



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パチンコ業界と似ているジーンズ業界に学ぶこと


衰退、縮小しているのは何もパチンコ業界だけではない。意外なことにジーンズ業界が若者のジーンズ離れに危機感を募らせているが、これがパチンコ業界の状況と非常に似ている。

日本ジーンズ協議会によると、2000年頃は年間約7500万本で推移していたが2010年には約4500万本まで落ち込んでいる。

日本ジーンズ協議会のメンバーはエドウィン、リーバイス、ビッグジョン、リーなどの1万円以下を扱うメーカー。低価格・高品質をウリにするユニクロや無印良品は加盟していないので、これらの会社の数字は含まれていない。

つまり、この落ち込みはそのまま非加盟のユニクロなどの台頭を意味する数字と思われる。

協議会のメンバーが4パチとすれば、ユニクロ、無印良品はさしずめ1パチといえる。1パチが4パチを駆逐するように、7000円前後のジーンズを販売する協議会メンバーは、半額のユニクロに苦戦を強いられている。

それでも全体的にみるとジーンズの生産量は減少傾向に歯止めがかからない。一番の理由は洋服に最もおカネをかける若い女性がジーンズを履かなくなったことが挙げられる。

消費をリードする若い女性にそっぽを向かれると業界的にはキツイ。オヤジギャルという言葉が流行った90年代は、仕事帰りにホールに立ち寄るOLの姿もあった。そのために、パチンコ屋らしくないお洒落な店舗を競って作った。高松伸、若林広幸ら一流建築家がホールの設計を手掛け、デート用にカップルシートを設けるホールが登場したのもその頃だ。

では、ジーンズ業界はこの難局をどう乗り越えようとしているのか? 

それはIT業界を中心とした服装のカジュアル化に活路を見出そうとしている。アップルの創業者のスティーブ・ジョブズは新製品の発表会はいつもジーンズで登場した。この影響を日本のIT関係社長で受けた筆頭格がホリエモンだった。オフィシャルな場所でもTシャツにジーンズスタイルを押し通した。カジュアルな服装のほうが自由な発想が生まれる、というのが科学的にも証明されているからだ。

「EDWIN」を保有している伊藤忠商事は、2017年からジーンズ着用など服装規定を改定して「脱・スーツデー」と定め、現在は火曜日から金曜日の週4日はジーンズ着用がOKとなっている。ジーンズにジャケットスタイルならビジネスシーンでも違和感はない。

オフィスでのジーンズ着用が一般の会社にも広まれば、ジーンズが売れる。活路をオフィスに求めようとしている。

こうした考えをパチンコ業界がどう料理するかが、復活のカギとなる。パチンコ業界が活路を求めるのは、スマホゲームの若者をどう取り込むかにかかっているともいえる。



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魅力ある福利厚生とは


採用支援㊙️ブログより 

福利厚生を重視する求職者は83%!

直近の企業の募集を見みると、数年前にはなかった、さまざまな福利厚生が増加傾向にあります。今回のポイントは、福利厚生には必ずしもコストがかかるものだけではないということについて、紹介したいと思います。

はじめに、求職者目線では、「社会保険」「雇用保険」は、もはや魅力のある福利厚生という認識はありません。当たり前のようにあるものと認識されていることを、採用担当者は理解する必要があります。

言い方を変えれば、求職者目線では、もはや「社会保険」「雇用保険」は、福利厚生ではないとも言えます。自社の求人募集原稿内の福利厚生欄に、「社会保険」「雇用保険」のみしか記載がない場合、求職者にとっては、何の魅力もない会社に見えます。

求職者にとって魅力のある福利厚生とは、友達に自慢できる内容かどうか?という観点で考えてみると、色々思いつくと思います。

仮に福利厚生にコストがかかるのであれば、それなりの成果が出ないと、ムダなコストになってしまいますので、少なくとも採用が円滑にできて、なおかつ離職も減ったという成果につながる内容にする必要があります。

それでは、具体的に実際に存在する福利厚生について一部紹介したいと思います。

① コストのかかる福利厚生

○ インセンティブポイント付与 (社内通貨を付与してアプリから賞品交換ができる)

○ 休憩室に無料ドリンクを設置 (コーヒー/ウォーターサーバー/お茶など)

○ 無料のまかない (有料まかないは魅力なし)

○ 朝食無料支給 (早朝の仕事の場合にパンとコーヒーを支給)

○ バースデー休暇/リフレッシュ休暇 (休みでも給料が出る企業もあり)

○ 健康サポート (インフルエンザ予防接種や人間ドッグの費用負担)

○ 徒歩や自転車通勤でも交通費支給

○ スマホ代支給 (月5,000円~10,000円)

○ アルバイトでも住宅手当や家族手当の支給

○ 休憩中も給料が支給される

○ 毎月のネイル代を会社が負担

○ 休憩室の設備 (空気清浄機/加湿器/冷蔵庫/レンジ/個別ロッカーなど)

○ 無料Wi-Fi設置

○ 勤務時間中にランチ忘年会 (勤務終了後にはできる限り参加したくない)

○ 社内割引 (退職後も永久に割引が適用される企業もあり)

○ ベネフィットステーション (レジャー施設割引など)

○ ランチ代補助

○ 各種お祝い金等 (誕生日/結婚/出産/新築/お年玉など)

○ 休憩室の分煙

○ 認可外保育園補助 (認可保育園との費用の差額を会社が負担)

○ 最新デバイス購入費用補助 (スマホやタブレットなど)

② コスト不要の無形の福利厚生

○ お昼寝制度 (食事休憩の次の休憩で15分程度の仮眠休憩が取れる)

○ 100%シフト希望が通る

○ 1週単位でシフト希望を出せる

○ 1時間に1回は必ず休憩が取れる

○ 日によって勤務時間を変更できる

○ シフトそのものが存在しない完全自由出勤

○ スーツ着用不要

○ おやつタイム

○ 残業完全ゼロ

○ アニバーサリー休暇 (年1回の自分だけの記念日休暇を取れる) 

③ 不評な福利厚生 (できればない方が嬉しい)

○ 時間外の会社主催のレクリエーションや食事会

※ 仮に参加必須ならば、勤務時間内に完了してほしい。

今回は、一部の導入事例を紹介させて頂きましたが、もはや福利厚生の充実なく人材採用ができる時代ではなくなりつつあります。もしあなたの会社で人材不足により募集時給を上げることを考えているならば、時給アップの前に、まずは福利厚生を見直してみて下さい。意外と時給アップにかかるコストよりも、安く抑えられるケースもありますので、是非検討してみて下さい。




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