パチンコ日報

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16割分岐営業に戻せば高井議員が指摘する手数料問題も解決


民進党の高井崇志衆院議員が提出していた「景品交換所のぱちんこ屋からの独立性に関する質問主意書」に対し、政府からの回答があった。

ホールが換金所に対して手数料を払っている実情を踏まえ、この手数料を換金所が受け取ることは風適法または古物営業法のいずれかの条文に抵触するか? また、換金所が客から手数料を取ることが風適法または古物営業法のいずれかの条文に抵触するか?という内容だった。

いつものことながら、政府回答はのらりくらりとして要領を得ない。

政府は手数料の意味するところが必ずしも明らかでないことを理由に回答は困難とする一方で、「ぱちんこ屋の営業者以外の第三者が、ぱちんこ屋の営業者がその営業に関し客に提供した賞品を買い取ることは、当該第三者が当該営業者と実質的に同一であると認められる場合には風営法違反となることが考えられる」と回答した。

そもそも高井議員はそんなことを質問しているのではない。高井議員のことだから、満足いく回答を求めて改めて質問主意書を提出するものと思われる。

で、手数料問題は極めてグレーゾーンともいえるが、手数料問題を気にせずに3店方式をクリアにするには、各段階で適正な手数料を徴収すれば済む話だ。そのためにも大前提となるのが特殊景品の等価交換もしくは高価交換を直ちに廃止して40玉交換(16割分岐)に戻すことだ。

16割分岐を前提に話を進める。

1600円(400玉)の特殊景品をホールが客に提供したとしよう。客はこれを古物商である交換所に持って行ったら、古物であるがゆえに、1600円では買い取ってくれない。交換所は1000円で買い取ってくれた。

交換所は次の景品問屋に利益を100円乗せて、1100円で販売する。景品問屋も利益を100円乗せてホールに1200円で販売する。ホールは利益を400円乗せて1600円で客に提供する。

それぞれが適正利益をオンすれば解決する単純な問題だ。そのためにも換金差益が生まれない等価交換では、この循環が成り立たない。16割分岐営業に戻すことが大前提だが、疑惑の手数料問題も解決する。

こうすれば、交換所はホールからの手数料を貰わなくても独立して運営ができるというものだ。

特殊景品の等価交換が蔓延したことで、こんな単純な問題も置き去りにされてしまった感がある。

警察庁は遊技に戻そうとしているのだから、特殊景品は40玉交換に戻せば射幸性も抑えられ、本来の遊技に戻るというものだ。

換金差益のでない特殊景品の等価交換がパチンコ営業を歪めてきたといっても過言ではない。


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本当のパチンコ好き業界人が業界を変えて行く


「私の天職はパチンコ」と公言して憚らない業界販社の社長がいる。その心は「大好きなパチンコに毎日携われる。仕事と趣味と実益を兼ねている」と胸を張る。

この社長のパチンコ好きは、大学時代まで遡る。4年生の時、就職も内定していた。後は卒業という時に2単位足らずに留年。次の1年間は、それは、それはパチンコ三昧の日々を送っていた。

「大学の近くのパチンコ屋さんを根城にしていました。朝の10時から閉店まで12時間打ちっぱなしです。それこそ食事も摂らないで、缶コーヒー1本で打っていました。当時はブラボー10の全盛期。ストップボタンをどのタイミングで押すか、攻略方法を実践しながら独自に解析していました。するとかかるパターンがだんだん分かってきました。店からは『来るなとはいわないが、ブラボーは1日5回までにしてくれ』と懇願されたほどです。1300個終了ですから、5回では食えない。店は私が打った台のデータを見せて、月50万円ほど勝っているといっていました」

パチンコが終ると今度は、仲間が集まって朝方まで麻雀。10時になるとパチンコ店へ“出勤”。就職活動もしないで、パチンコと麻雀に明け暮れる1年間を過ごしていた。

物静かな風貌とは違って、腹巻に札束を忍ばせる学生ギャンブラーでもあった。

このまま、パチプロで食うことも真剣に考えていた。そんな時、前年に内定をもらった会社から「一度遊びに来ませんか」と電話が入る。出向くと入社内定者の懇親会会場だった。テーブルには自分の名札が用意されていた。自動車メーカーに就職することを希望していたが、販社の社長の人柄に惚れ込み、ディーラー系のセールスマンとして就職することになる。

「社長が『お客さんが嫌がる飛び込み営業はするな』というタイプの人でした。当時はプレリュードを扱っていたので、お客さんの方から買いに来てくれていました。それこそ、まだローンも組めないような若い人も買いにきていました。それでローンが組めるようにするのが仕事でしたね」

自動車ディーラーの定休日は、毎週水曜日だった。友人が紹介してくれた女性は、百貨店勤務で偶然にも水曜日が休みだった。休みが同じ曜日なのでデートもできる。こうして付き合いが始まったのが、遊技機販社の社長の娘さんだった。

ディーラーのセールスマン時代も毎日のようにパチンコを打っていた。するとある日「そんなにパチンコが好きなら、私の実家の仕事を手伝わない?」と誘われた。一人娘で跡継ぎがいなかった。結婚に向けて話はトントン拍子で進む。

「社長は『仕事は見て覚えろ』というタイプなので結婚が決まってから、休みの日には販社へ出社して、事務所でメーカーの人と話をしながら仕事を覚えていきました。昔はパチンコ機を作っていたことも初めて知りました」

結婚・披露宴はホールオーナーやメーカー、販社の業界関係者が多数招かれ盛大に行われた。招待客は新郎側が1に対して新婦側が5というような割合だった。業界の重鎮も招かれていたが、社名を聞いてもまったくピンと来なかった。 

入社と同時に社長から通帳と印鑑を渡される。当時は業界も右肩上がりの時代。機械の整備と設置に追われる毎日で、寝る間もないほどの忙しさだった。ホール側の月の支払いが、1~2億円にもなる取引先もあった。小切手の山がただの紙切れに見えた。当時はまだ法人組織になっていなかった。銀行で小切手を現金化し、メーカーへの支払いは現金で行った。紙袋に詰めた大金を運ぶのが役目だった。

釘も覚えようと努力した。ところが、左利きはガラス枠を開けた時、非常に不利な体勢で叩かなければならない。そのために断念した。

「一般の人がもっと手軽にパチンコができて、パチンコ人口を増やすためには、メーカーには魅力があって遊べる機械を作りましょう、ホールには出玉を還元できる努力をしましょう、といえるのがホールとメーカーのパイプ役でもある販社の立場だと思います。ホールさんが困っていることを聞き出し、改善できるところは改善していく。まずは、話し合わないことには、ホールさんが困っていることも分かりません。そういうスタンスですから、ホールさんもメーカーさんもそれぞれの立場で好き勝手な意見を出し合っていただいたらいい。その中から妥協点を見つけ出すのがわれわれの役割だと思っています」

「機械屋がパチンコをしなくてどうする」が持論だ。だから、パチンコを打つことも仕事だと考えている。

毎日ホールでパチンコを打っているから見えてくるのが、お客さんの流れであり、お客さんの心理状況だ。好きこそ物の上手なり、という言葉があるように、今の仕事を天職だと思っている。



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開発コストを下げるなら不必要な機種は切り捨て一点豪華主義で


新台の販売台数が確実に落ちている。ホールが機歴販売のために無暗に買わなくなったことが原因であろう。なぜなら、スペックダウンに伴い、キラーコンテンツの神通力も消えはじめているからだ。同じシリーズをお腹一杯になるほど出されてもユーザーだって、そりゃ食傷気味になるというもの。

機械が売れなくなると、メーカーの販売計画は完全に狂うことになる。あるメーカーは大幅な赤字に転落して、コスト削減の一環からか業界誌への広告出稿を全面的に取りやめたところも出てきている。

あれだけ儲かっていたメーカーの台所事情も火の車だ。販売台数を上げたいが、儲からないと開発予算まで削られてしまう。潤沢だった開発費が削られれば、機械も見た目からショボいものになり、客にも見透かされる。

今までのように液晶を使う限り、予算を落とせば、ますます面白くない機械作りに陥ってしまう、というジレンマがある。脱液晶からアナログ役物機に移行するだけでも同じ予算で面白いものが作れるはずなのだが、残念ながら現在の開発陣は液晶しか経験していないので、面白いアナログ機を作り出すことは一から始めなければならない。

ホールは新台を買わないでその分回すことで、お客を付けようと努力したホールも数年前登場した。半年間は新台を買わない営業を続けた。業界もその手法に大いに注目した。

半年間、新台を買わなかった結果も公表していた。

新台を入れなくても、稼働がさほど落ちることはなかったものの、回したからと言って稼働が上がったわけでもなかった。

パチンコでは半年間に新台で入れたいと思った機械はなかったが、スロットは2機種ほど新台で導入しておけば良かったと思う機械はあった。

半年間の新台なし営業の反省を踏まえ、入れ替えは必要だが新台に限る必要はない。結果が出ている中古は高目でも早めに導入する。

新台を入れなければ営業が成り立たないという妄想が実証できたことは収穫で、当たった機械なら後から買っても決して遅くはないということだ。

このような実証実験を踏まえて、必要でない新台は買わない、というホールが増えれば増えるほど、メーカーの販売台数は落ち込み、開発予算は削られて行く。

上場メーカーは株主のこともあるので、年間何10機種も販売しないといけないが、開発する機種を絞り込んで、中身のあるものにして欲しいものだ。

無暗に新台を買う必要はないが、適度な新台購入はユーザーのためにも必要だ。そのためには自店の客層を見極めれば、その新台が必要かどうかは分かるはずだ。


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宅配便をホール留めにする会員サービス登場か?


経営者を対象にした業界外のセミナーで、大学教授が「別方向からの集客」をテーマに講演した。

具体例として持ち帰り弁当のオリジンが、最近は店内にイートインスペースを設けている話をした。コンビニでもイートインスペースを設ける動きがあるが、持ち帰り弁当屋の場合は、出来立ての熱々弁当を店内で食べることができるメリットがある。

つまり、持ち帰りだけでは売り上げに限界があるので、飲食店に行っていた客を集客する狙いがある、ということだ。そのために、オリジンはイートインスペースがない店舗のスクラップアンドビルドを始めている。

人口も増えず、給料も上がらないとなれば、別方向からの集客を図るしかない、というのがこれからの流れになってくる。

このセミナーにホールの3代目も出席していた。まだ、社長ではないがいずれ父親から社長の座を譲ってもらうことになっている。

質問タイムに入った時、思わず手を挙げて「パチンコの場合の別方向とはどういう意味でしょうか?」と聞いた。

教授もパチンコとは想定外で返答に窮したが、「みんなが便利と思われるものを集めるしかない」との結論になった。

パチンコをやらなくてもいいから、ホールに来ると便利なもの。後はそれを考えるのはホール側となる。

日報で駅前ホールに宅配ロッカーの設置を提案したことがあった。この記事を読んだホールが考えたのは、ロッカーを置くのはコスト的な問題以外に、そもそも宅配会社がゴーサインを出すかどうかも分からない。でも、これならすぐに実行できる。

ズバリ、ホール留めにすることだ。

お客の利便性も上がるし、ホールの知名度も上がる。

郵便局留めにする人は、家族には知られたくないものを買った場合だ。家族に見られたら恥ずかしいものは、そっと受け取りたい。そういう需要もある。

これこそ、ホールもコストがかからない。

ホール留めにするメリットは、宅配便を受け取るために家を空けられない人には打ってつけのサービスともいえる。

最近は時間指定もやりにくくなってきている。これなら、宅配便の受け取りに気兼ねすることもなく、時間を自由に使うことができる。宅配業者も個人宅は再配達問題もあり効率が悪いが、会社だと不在がないので、一番好まれている。

コンビニ留めもあるのだから、新たにホール留めがあってもいいじゃないか。


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換金所の独立性の担保には客から換金手数料徴収+貯玉システムの廃止


パチンコやスロット問題で国会質問を続ける民進党の高井崇志衆院議員が6月13日、「景品交換所のぱちんこ屋からの独立性」に関する質問主意書を提出。ついに3店方式の分野にもメスを入れてきた。

古物商である景品交換所は3店方式の過程の特殊景品を景品問屋に売る取引で差益を得ることはできない。それにもかかわらず3店方式が広く普及している背景には、ぱちんこ屋が景品交換所の経営安定化のために、月極手数料を支払っている実情があり、これは3店方式の建前となっている景品交換所の独立性に矛盾する、と問題提起を行い以下の3点について質問した。

1.古物商が、特定のぱちんこ屋の客から古物を買い取る行為に関して、当該ぱちんこ屋から手数料を受領することは、風適法または古物営業法のいずれかの条文に抵触するか。

2.古物商が経営を安定化させるために、客から古物を買い取るにあたって、当該客自身から手数料を徴収することは風適法または古物営業法のいずれかの条文に抵触するか。

3.ぱちんこにおける不正な換金行為を抑制するためには、さらに厳罰化し量定を「A」まで引き上げるべきと考えるが、どのような考え方に基づいて、現金等提供禁止違反、および賞品買取り禁止違反の量定を「B」と定めたのか政府の見解を示されたい。

今回の質問で興味を惹くのはホールが換金所に月極手数料を払っている実情を指摘したことだ。えらいところに踏み込んできた。業界的には非常に痛いところをつかれている。この手数料の中身は換金所の従業員の給料も含まれているものと思われる。

チケットショップのように新幹線チケットや商品券を安く仕入れて、ほんの少しの手数料を載せて販売しているように、換金所もその形式で独立して収益を上げるには、客から換金手数料を徴収するしかない。

実際、愛知や三重はホールとの関係性がないことを証明するために、客から1.5%の手数料を取っているホールもある。

換金所が独立するためにはこの手数料を取るだけでなく、貯玉再プレイシステムを廃止する必要が出てくる。

「昔は閉店後が一番忙しくて渡し間違いすることもありましたが、今は貯玉するので閉店後の忙しさはなくなりました」(換金所の従業員)

このシステムが普及したお陰で、換金所の従業員がいうように、忙しさがないということは、換金手数料が大幅に落ちたことも推察できる。貯玉されたのでは換金手数料収入が下がることにもつながる。換金所の独立性を担保するためには、貯玉再プレイシステムを排除しなければならない。



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