パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

百貨店の閉店最終日を見学して学んだホール企業3社14名の面々…その①


東京都府中市の京王線府中駅前の伊勢丹府中店が、開業から23年目で店を閉じたのは9月30日だった。



同店以外に30日に閉店したのは、伊勢丹相模原店(相模原市)、山交(やまこう)百貨店(甲府市)、そごう神戸店(神戸市)など。今年だけで、全国にある百貨店で10店舗以上が閉店する予定だ。

大手百貨店だけではなく、地方の百貨店の閉店の波は止まらない。地元の生活を支える店舗であるだけに、買い物難民も生まれる。

日本百貨店協会によると、平成19年に278店あった全国の百貨店は平成30年までの11年間で59店減少した。つまり2割以上の百貨店が消えてしまったわけだ。

百貨店は、テナントの集合体といってもよい。

代表例のデパ地下には、惣菜や肉や魚や菓子などを扱う専門店が入る。上階には、各種ブランドの宝飾品や衣料のテナントが連なる。

百貨店の閉店は、消費者に影響を与えるだけではなく、雇用の消失を生み、テナント各店の業績にも大きな影響を及ぼす。

つまり、百貨店のビジネスモデルの崩壊が始まったのは明確である。

節約志向に加え、ネットでブランド品が買え、百貨店の主要顧客が若者では無く高齢者になった。

昔は服を買うなら、百貨店で買うものだったが今は違う。
百貨店で実物を試しネットで買う。

百貨店の役割は終わろうとしている。

人口集中地区の百貨店は生き残るが、首都圏で中途半端な地区の百貨店は赤字経営になる。
先日伊勢丹が閉店した府中市や相模原市は首都圏であるがやっていけなくなった。

テナントで出店すれば売れた時代の代表格に、アパレル業界があった。百貨店やイオンモールのようなショッピングセンターに次々と出店した。

しかし、百貨店ビジネス同様に、アパレル業界のビジネスモデルも崩壊。店を出すために新ブランドも立ち上げ、拡大一辺倒のビジネスモデルは完全に崩れている。

消費者の動向が百貨店みたいに変わってしまったのだ。

大手アパレル4社の売り場が、この2年間で1500店舗以上が閉鎖されている現実をご存知だろうか?

百貨店の衣料部門の売上は5年間で2000億円も減少している事実。

百貨店閉鎖は、アパレル業界と比例しついるようにも思える。

消費者が、衣料品を買わなくなってきたし、買ってもユニクロに代表される、品質が一定線以上ある、価格帯のリーズナブルな商品で間に合わせる傾向が顕著かしてきた。

ここでパチンコ業界人はお気付きだろう。
上記の傾向は、パチンコ業界の現状にそっくりだと。

百貨店で若者がブランド品を買わなくなった。
ホールで若者が4円パチンコ、20円スロットで遊技をしなくなった。

百貨店の主要顧客が高齢者で、ホールは主要顧客も高齢者が多い。

ホールは、1円や5円を顧客の受け皿に出来たが、同時に売上や粗利を減少させる結果に。これは、百貨店の顧客がショッピングセンターへ逃げたのと同じ傾向でもある。

百貨店にはそれなりの品格が必要だから、レベルを落とせない線がある。コストダウンにも限界があるわけだ。

つづく



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業界の未来のために業界人ができること


おだち源幸さんが参議院選挙で立候補された。
P業界に寄り添うと公言された初の立候補者。
当選された暁には、どんな働きをして頂けるのか楽しみでもある。
まずは21日に1票を入れたい。

ただ不安もある。
業界関係者の知名度だ。
ホール関係者の中で、名前を知らない方々も存在している。
名前を知ってホームページを見て、あれ?と思った業界もいた。

おだち源幸さんのホームページには、



猟友会の仲間へ、
税理士の先生方へ、
公認会計士の先生方へ、
行政書士の先生方へ、
福祉の分野で働く仲間へ、
相続診断士の方へ、
パワーリフティング業界の方へ、

と、書いてあるが、
パチンコ業界の文字が全くなく、びっくりする業界人や、他にもおだちさんと言う立候補者がいるのか?と調べ直す業界人も実際いた。

このエントリーを見たおだち源幸さんの陣営は、早くパチンコ業界の方へ、と追加しないと、大切な1票を逃すことになりますよ。

おだち源幸・パチンコ、で検索すれば様々な記事が出てきますが、
それだけではおだち源幸さんの本音は分かりません。

そこでご紹介したいのは、おだち源幸さんのパチンコ業界向けのツイッターです。

まずはおだち源幸さんに1票入れからじゃないと何も始まらない。
おだち源幸さんが当選して初めて扉が開く。

多分、おだち源幸さんが当選すれば、
その後は、ホール業界からの立候補者も出るでしょう。
全日の幹部や幹部経験者が名乗りを上げると思います。

おだち源幸さんへ

応援しております。
当選して欲しいと思います。

P業界の現場の仲間は、最初検索して行き着くのは、おだちさんのホームページです。
そこからP業界向けのツイッターへリンクを貼って下さい。

ご健闘を祈ります。



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リストラされた人でも一息遊べる環境を


前回のエントリー「ホール経営者の皆さまの参考になれば」で、ある世界的企業のリストラの話を書きました。

その直後に「富士通2800人削減へ」というニュースが流れました。

本来の計画では、5000人のリストラが目標であった。

対象の5000人にリストラを打診したのですが、やる気がある社員を残したことになります。これは年初までの話。

子会社を本体に吸収したことにより、間接部門に余剰人員が増えた。

幸い?リストラのチェックから外された社員は安堵か? それは違いました。

SE関係だった社員が、総務などの間接部門に回されたり、間接部門の社員が営業に回されたり。

グローバル社会の中で、多くの企業は生き残るために、新規事業を模索。この流れについていけない社員を対象にするのが今のリストラです。

リストラは、40歳代以上だとの印象がありますが、会社に変化に対応できない場合は、若手社員まで対象になる時代です。

この流れは避けられなくなります。

大卒が多い製薬会社のリストラが止まりません。
リストラと呼ぶか早期希望退職と呼ぶか、答えは同じです。

鳥居薬品や協和発酵キリンが早期希望退職を実施。アステラス製薬や中外製薬も。
昨年はエーザイ、大正製薬。

業績の良い製薬会社まで人員削減を実施していて、新薬会社は5年間で約5000人弱の社員が減っています。

理由は、薬価制度の改革やジェネリック薬の拡大です。

先日のエントリーで紹介した、◯万人リストラした世界的に有名な企業や富士通の話に限らず、各業界がリストラの嵐。

逆風はパチンコ業界だけではないのです。

そんな中、パチンコ遊技に関して、新規ユーザー獲得をいかに効率的にするか。

これがパチンコ業界再生の鍵になります。

ありがたいことに、まだまだ約1000万人の遊技人口がある業界ですから、今から10年20年後に向けて市場を整備する余力があります。

市場からリストラされずに済むホールは7000店舗くらいあるはずです。

他の業界のサラリーマンだった方々がリストラされたり、低賃金で苦労しているのですから、パチンコ業界はそのような方々にも楽しんで頂けるレベルを目指さなければならないのですね。

射幸性を落とした遊技性で、利益を上げるには遊技参加人数を増やさなければなりません。

軍資金が軽くすみ、長時間遊べる環境が必要になります。

ある遊技機メーカー関係者の話によると、「検定基準は別として」と前置きした上でこう話します。

「将来的、一般機を製造する会社はあるのかな? 昔のような、ボクシングタイプや羽根モノ、電役モノがこれからの時代に必要だと思うんだよな。初心者(新規ユーザー)に手軽に入門してもらうには、面白いチューリップ台も必要になると思うんだ。今こそ、我々遊技機メーカーが初心に帰らないと、パチンコ初心者を増やすことは出来ない」

実はこの遊技機メーカー関係者は、お小遣い制のご家庭。だから思いっきりプライベートでパチンコ遊技が出来ません。大学生時代にハマっていたパチンコ遊技を懐かしく思っております。

これから作りたい遊技機は、今の大学生やリストラされた方々でも気軽に参加して頂ける遊技機。
持論は等価交換ではなく30玉か33玉交換の4円の復活です。



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ホール経営者の皆さまの参考になれば・・・下巻 市場からリストラされるホール側について


お客様をリストラしたと言えるパチンコ業界。

もちろん、会社のリストラとは比較対象にはならないのは百も承知です。

しかし結果的に、パチンコ業界は、お客様の選別をしたことになる。つまりリストラと同じです。

選別をする過程で1パチがセーフティーネットになる訳ですが、4円パチンコは遊技者数を減らしている。

正しい統計か分かりませんが、30兆円産業と言われたパチンコ業界は、現在はこのグラフのように右肩下り。遊技人口もしかり。



つまり、今日まで業界が取り組んできたことは、業界のためになっても、お客様のためにはなっていないことを物語っています。

お客様をリストラしたツケ。

業界が勝手にお客様のハードルを上げた。
気軽に入れなくなったホール。

遊技にはおカネがかかり、「2度とやるもんか!」との声が聞こえているはずです。

以前、パチンコ日報でアンケートを業界関係者にお願いしたことがあります。

業界関係者は、親戚や家族にパチンコを勧められるか?

結果はほぼ100%勧められない。だった(苦苦苦笑)

1980年前後に、1玉3円から4円になった時期、パチンコホールには、大学生がわんさか来店されていました。中には、隠れて高校生だってホールで遊んでいたこともありました。

大学生がパチンコ遊技を簡単に出来る時代だったと言うことです。

1980年頃の東京のバイト時給は、高校生で400円から450円。大学生ならば450円から500円の時代です。

当時のパチンコ遊技は、どれだけ入門しやすかったは、当時の状況が証明しています。

今はどうでしょう?

大学生が気軽にパチンコ遊技を出来るか?
出来ませんよね。

30年をかけて、パチンコ業界はお客様の選別をしたことによって、将来の遊技客を切り捨てたのではないでしょうか。

さて、これからどうする?

全国の地元有力ホールや、大手ホールでは、偶然にも同じ動きを始めています。

①一度離れたパチンコファンをどうやって引き戻すか。
②新規パチンコファンを増やすには。

特に②は、各地の有力チェーンがこれからチカラを入れる内容です。

ある有力チェーンでは、次のような話が出ています。

「新規パチンコファンを増やす戦略は、同時に離れていったパチンコファンを引き戻すことにつながるはずだ」と。

ならば、戦略は一点に絞ろうではないか!となる。

新規パチンコファンを増やすには、何をするべきかと、複数のホールチェーンでは戦略を練り始めております。

今、業界で起きていることを全てプラスに考えていて、

ホールの禁煙化は、新規ユーザー獲得のチャンス!

新基準機は、新規ユーザー獲得のチャンス!

ホールから余計な騒音を消そう!

様々な方策を検討しております。

あるホール企業幹部は、「業界全体で、新規ユーザー獲得のためのキャンペーンを長期戦略で張り、まずは遊技人口1500万人の回復を目指すべきだ」と話しています。

この先、日本の人口は減少します。

現在のお年寄りパチンコファンは、自然減少をつづけます。
そしてホールは、強者だけが生き残ります。

このようなことが間違いなく起きます。

つまりこれからは、市場がホールをリストラする時代になります。

お客様をリストラしたホールが、これからリストラされる側になる。既に多くのホールがリストラされ始め、2年後から3年後に残るホールは8000店舗。

新基準機に全て入れ替わり、ホール内は全面禁煙化される時期こそが、業界が生まれ変わるチャンスと捉える複数の有力ホールチェーン。

中には、4円が振るわない店舗をリストラする計画を持つチェーンでは、一時的に閉店したあと、交換率を下げて再開店をしてみよう、とテストケースまで計画しております。

その場合は、お客様の対象は新規ユーザー。

そして新規ユーザーと呼ばせて頂き、パチンコ初心者とは呼ばない、と言うことまで決めています。

パチンコ初心者とは、パチンコを知らないお客様の事を指す訳ですが、その考えを捨て、ホール側が初心者とならなければならない、との考えから、あえてお客様に初心者と名付けないと言うこと。

パチンコ維新と言えるこれからの時代は、パチンコ業界が経験したことがない経営方針が必要となります。

新規ユーザーに光を当てて、遊技人口を増やす。

どうやったら新規ユーザーが増えるのかを各ホール企業は、今から考えないと出遅れます。

おわり



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ホール経営者の皆さまの参考になれば・・・中巻


上巻で紹介した企業は、◯万人のリストラを行いました。その方法は、◯◯ソニッ◯方式と言われております。◯◯ソニッ◯が行った肩たたきを手本に行いました。

退職を暗に打診して、それを受けない退職者は、どうなるのか。
リストラの打診を受けた退職者の話は、ネットにたくさん掲載されていますから探して見て下さい。

リストラは、優秀な社員が転職を考える機会でもあります。

次は俺の番か?
そこまで会社はキツイのか?
あとこの会社は10年持つのか?
色々と考えているうちに、自然と転職を考えます。
実力のある社員ほど転職は容易ですからね。

また、この会社に残った優秀な社員や、普通の社員は、様々に資格を取るために努力をし始めた。

コンピュータ関連の資格勉強、通信教育や休日や会社が終わったあとに専門学校へ行き出しました。

ある30歳代の女性社員は、今の会社のネームバリューが高いため、当分は辞めないが、いつ何かあったら直ぐに転職出来るように幾つもの資格を取りました。

リストラは、一時的には効果がありますが、長期的には、負の面も出てきます。

会社の中が荒むのです。
この時に、経営者の手腕が問われます。

残った会社の社員のヤル気をいかに出させるのか。ヤル気を出す方法がうまい会社ほどリストラのあとの回復はうまくいきます。

過去、自動車メーカーのマツダが成功しております。

マツダはオイルショック時に、極度の販売不振に喘ぎ、住友銀行に救済されました。
その後1981年頃のファミリアが爆発的に売れ出します。
月に1万7千台前後もファミリアが売れに売れます。赤いファミリアXGは若者を中心に売れ、ハッチバックの代名詞に。

次はバブル期に、多チャンネル販売戦略をとり、これがバブル崩壊と共に戦略が崩壊。これは完全に経営陣のミス。

巨額損失を出してしまい、その結果、新車開発は凍結して、社員のリストラを実施。社内の空気は暗いものであった。

その時に、米国自動車メーカーのフォードが、マツダに手を差し伸べた。マツダ初の外国人社長の誕生である。

実は私の親しい友人達が、この二つのリストラを経験している。

当時から私はマツダには深い繋がりがあり、合繊メーカー勤務時代には、車両用シートの縫い糸担当として、全国の50%を担当していたので、広島のマツダ本社へは頻繁に足を運んでいた。

リストラ当時の話だが、顔見知りが一人二人と欠けていく様を見て、まるでお通夜のような社内だった。

もううちの会社も終わりか?と何度も思ったが、愛社精神が心を支えたと言う。

その反面、冒頭から書いている○万人リストラした会社は、お通夜のような雰囲気は全くないと複数の社員が証言している。

分析してもらうと、愛社精神がある社員は少なく、会社のネームバリューや、給与や福利厚生には魅力を感じているが、会社の体質や製品にはさほど愛着がないと言う。

つまりこの会社は、マツダの様な回復が出来る見込みは少ないようだ。
実際社員の多くの声を聞くと、これから会社の規模や売上や利益は拡大すると思っている人は、私が聞いた範囲ではゼロだった。

リストラした直後は、人件費を抑制できるから、一時的に利益アップにつながるが、問題はその先です。

優秀な社員が退職すれば、その後の製品開発に支障が出るし、リストラ後の処理を誤ると残った社員のヤル気が低下します。上巻で紹介したパソコンの話がそれで、優秀な派遣社員がやめたり、作業の効率が落ちたりするのです。

会社=甲
社員=乙

甲=ホール
乙=お客様

こうして考えて見ると、ここ数年のホールは、お客様をリストラしているように思えます。

つづく



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