パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? その⑨


前回の文末にあえてこんな言葉使いをした。

「黒字ホールが閉店するケースを恐ろしいと真剣に受け止めるべきだ。全日遊連の行動は甘い。だから、ここまで遊技人口が減る!」

今、一番業界を憂い、業界の将来を心配しているのは、青年部の年代だ。これまで私に心情を露呈してきたのは、若い二代目や三代目だ。

青年部の方々へ提言する。

今のままでは近い将来、1パチや5スロのお客様は、間違いなく、確実に、疑いもなく、減る。4パチ客が減るスピードよりも遅いが、減る。

私と40年来の大親友がフランス人と結婚して、フランスに住んでいる。また、親戚は渡仏して20年以上、フランスで子供が3人生まれた。

彼らが口を揃えるのが、フランスで一番心配の心配事はテロだという。それさえなければ、日本よりも住みやすいとも言う。

消費税に相当するフランスの付加価値税は約20%だ。



日本に比べたら実に高い。でも、それだけ払うだけの見返りもある。

例えば学費は大学まで無料。医学部もタダ。
親戚の子供はパリ大学医学部に入学したが、初年度は大学指定の5万円以下のパソコンを買ったくらい。

その他、子供が3人以上になると、大家族割引などもあり、生活がしやすく「日本には帰りたくない!」と口を揃える。

一方の日本はどうか。年金支給年齢がどんどん先延ばしになり、そのうち70歳になりそうだ。

日本では、定年退職後は、再雇用の心配をしたり、老後資金の心配をしたり、とにかく心配は仕事やおカネのことばかり。

フランスでは、老後の余生をいかに楽しむかが一般的で、おカネの心配はない。

その分、高税率の付加価値税に慣れているから、日本の消費税は「安いね〜」となる。

日本では、フランスの製品であるルイヴィトンは、高校生だって持つくらいポピュラーだが、フランス人の高校生や大学生の大半は持っていない。それだけフランスでは税率が高いために簡単には買えない。

日常の生活は大変でも、国からの見返りがハッキリ分かるため、将来の不安は軽減されている。

これからの日本は、どんどん税負担が増えていく。

日本は今のままでは、パチンコする余裕がなくなる。

フランスをはじめ欧州では全般的にみんな無駄使いはしない。物を大切に、古いものを長く使う。

私はスウェーデンの企業にも勤務していたため、スウェーデン人の友人がいる。スウェーデンの付加価値税は25%。車の平均使用年数は25年以上。家は100年くらいの耐用年数がある。

地震がないため、親が新築したら、二代目と三代目の孫の時代まで、住宅ローンの心配がない。

そのため、二代目は別荘を買ったりクルーザーを買ったりする。そうなると三代目は自分の給与は好きに使える。

しかし、家具や車は、大切に修理しながら使う。

幸いフランスやスウェーデンにはパチンコ店はないため、人生の浪費、つまり無駄な時間と無駄なカネを使わなくて済む。

私が言いたいのはこういうことだ。
これからの日本を背負う世代は、パチンコ遊技は「時間とおカネを浪費する遊び」ということに気づいている。

40玉交換時代は、時間もおカネも浪費してもよい時代だった。経済は成長して、しかも消費税などなかった。

消費は美徳。新しいものに買い換えることが善しとされた。

今は、富裕層だって無駄なおカネは使わない。

日本人は学び、これからは時間とおカネの有効活用を始める。

海外の先進国の老後は楽しむ。
日本の老後は働く。
両極端だが、日本人の老後は楽しむに変わる。
その時に、パチンコ遊技は、ギャンブルではなく、楽しみに変わっていなければならない。

そういう状況の中、いつ、パチンコ遊技はギャンブルから抜け出せるのか。今のやり方では手緩いので、いつまでもギャンブル場のままになってしまう。

5年先、10年先の目標と計画を立て、その目標のために、行政と対等に向き合えるようになる。

これが今のパチンコ業界に必要である。

全日遊連の方針は手緩いと断言した。

私の意見は、一部の青年部の代弁でもある。

つづく


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パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? その⑧


パチンコ業界全体のボリュームアップを図るには、パチンコ経験のあるスリープユーザーを掘り起こすだけでは無理なのは分かる。

パチンコ業界全体に新しい市場を創る、と記したように、それくらいの覚悟が必要である。

前出のコンサル下高井戸さんの話を思い出していただこう。

今までのホールコンサルは、目先の成績を上げるコンサルは出来ても、5年先、10年先に花を咲かせるコンサルではない。それは早急に成績アップを求めるホールに原因がある。

現状の遊技人口1000万人を2000万人にするのは可能なのか?

私は無理だと思う。

パチンコ業界全体の頭の中をガラガラポンしない限り無理。
現状の頭の中では、1200万人だって無理。
1200万人になったとしても、低貸しが増えただけではダメだ。

低貸し中心のホールが黒字でも、将来が見えない。

20年間定期借地のホールは完全黒字ながら、地主は再契約を断わり、閉店が決まった。

地主は銀行から「先行きが暗い業界に貸すなら、他の業界に貸した方が良い」とのアドバイスを受け、その通りに実行したためだ。

都内の小型店舗は、耐震工事の費用が出ないために閉店。

築40年、本社ビルの1階にあったホールは、建て替え費用が採算に合わないためにマンションへ衣替え。このケースでは解体費用も莫大。駅前の一等地だったために、大手デベロッパーに売却できた。

皆さんはパチンコ不況だから赤字経営になったと思われているが、黒字でも閉店するケースは今後増えるものと思われる。

そんなことを増やさないためにも、パチンコ業界は、新規ユーザー開拓が必要で、なおかつ4円パチンコの復活が鍵となる。

前置きが長くなったが、ゼロから新市場を開拓した自動車のエアバックの話に進む。

今でこそ標準装備エアバックだが、私はエアバックがオプションだった時代にエアバックの部品の担当をしていた。当時、運転席だけで30万円の時代だ。

オプション装備が、やがて全車標準装備になることは肌で感じた。自動車メーカーの開発担当やエアバックメーカーとも打ち合わせをしていたためだ。

でも、一般には全車標準装備になることは夢のように思っていた時代だった。

合繊メーカーが新素材を開発する時は、ゼロから新市場を開拓する。しかし合繊メーカーだけでは新市場を作ることはできない。

エアバックひとつ取っても、膨らむバックの本体、その本体を縫製する糸、本体を膨らませる装置と火薬、衝撃を感知するセンサー、と何社も入っているように、1社で全部作ることはできない。

川上から川下まで、全員で一致団結をしないと、一つの商品は完成しない。

今は、自動運転が現実になるところまで来た。衝突回避システムは軽トラにも採用される時代になった。

これらのシステムは、大量生産によって、コストが格段に下がるものだ。

さて、これらをパチンコ業界に置き換えてみよう。

これまでのパチンコ業界のやり方が正解の時期もあったが、今は過去の正解は時代遅れになっている。

その証拠に、遊技人口は下がり、売り上げも減少。その一方で機械代は上がり、客単価も上がった。

最初の1パチは、4パチを補強するために生まれたはずだが、今では1パチがメインになっている。

新規ユーザーは増えず、新規ユーザーの大半は1パチから入門するが、4パチに昇格することはほとんどない。

単純計算でピークの6分の1になった4パチユーザー。ここまで減少するまで有効な対策がなかった。

世の中のためになる製品は、川上から川下まで協力して市場を創るのに、パチンコ業界は、川上から川下までバラバラだ。

新規ユーザーを増やすには、川上から川下まで、一致団結しなくてはならないのに、誰もイニシアチブを取らない。

遊技機メーカーやホール団体、周辺機器メーカーが、新規市場開拓のために、一丸とならなければ、4円の復活なんかあり得ない。

今までのやり方では、今までと同じ結果になり、業界はどんどん縮小するだけだ。

遊技機メーカーは他の産業に進出できるが、ホールや周辺業者は、パチンコ業界の縮小を止めなければ死ぬだけ。

黒字ホールが閉店するケースを恐ろしいと真剣に受け止めるべきだ。

全日遊連の行動は甘い。だから、ここまで遊技人口が減るのだ!

つづく



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パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? その⑦


パチンコ業界を復活させるには、どうすることから始めるか? もう何年も前から、そんなことが語られているのに、有効に対策や案が出ていない。

遊技人口2000万人と言う目標を掲げても、ホールのオーナークラスでも、じゃあどうするの?となる。

現在の遊技人口は1000万人。それを2000万人にする、と言うことは、後、1000万人増やすということは小学生でも分かる。

数字を出すだけならば、子供だって出来る。
小学生が貯金をどうやって増やすか? それを例にするとこうなる。

小学5年生のブッチャー君は、現在郵便局の預金は3万2800円だ。お父さんが使っている高性能のスマホが欲しいが預金は足りない。

中学生になったらケータイを持たせてくれる約束だが、スマホが欲しいならば自分で買いなさいと教育されている。

欲しいスマホは10万円。あと2年で残りを貯めたいと思った。

ここまでは、今のパチンコ業界のレベルだ。

目標は誰でも掲げられる。問題はこの先の作業計画である。業界が遊技人口を2000万人にしたいのならば、1000万人の上積みをどうやるのか!

①上積み分の1000万人を全て低貸し客にする目標か?
②上積み分の1000万人を全て4円パチンコにする目標か?
③上積み分の1000万人の半分を1円、残り半分を4円にするのか?
④その他

そこを明確にしなければ、対処法も計画も立てられない。

2000万人は、ただの希望ではダメだ。現実と過去を見直した上で、達成可能かを見極め、達成可能な人数を算出するための根拠を調べ、その上で達成可能数字を導かなければならない。

以前も指摘したが、今のパチンコやスロット遊技は、業界人でさえも友人、知人、家族に勧められない。

勧められない理由は何か? これぐらいのことは、業界人は胸に手を当てれば分かる。ならば、業界人が友人、知人、家族にパチンコを勧められるようにするのが第一歩である。

店長の子供が18歳になった。店長が「お父さんが仕事としているパチンコをお前がやってみろ!」と堂々と言える遊びにしなくてはならない。

ホール業界人の本音はこんな具合だ。

パチンコで月に3万円負ける家族の姿は見たくない。でも他人が3万円負けるのは平気で見ていられる。あのお客様が今日3万円も負けたと泣くスタッフはいない。

お客様だから丁重におもてなしをするが、負けているお客様に「今日はこの辺で帰りなよ!」とは言えない。

お客様を家族だと思うくらいに心配しているホールスタッフや店長は何人いるか?

ホール業は、お客様の負けで成り立つ商売。いま、適正なのは低貸しくらいではないだろうか?

100歩譲って、友人、知人、家族に勧められるのは1パチや5スロ。つまり、4パチ、20スロは、おカネがかかり過ぎる遊技、ということだ。そのツケを今業界は払わされている。

確かに経済的余裕から4円で遊べるお客様はいるが、4円で遊べないお客様の方が圧倒的多数だ。この現実が変わらない限り、遊技人口が多少増えても、焼け石に水だ。

新規ユーザーが初めてパチンコやスロットを打つ時、低貸しか、高貸しかのどちらかだ。

これ以外の選択も検討して、パチンコ市場をどうするのかを業界全体で考えなければならない。

ブッチャー君の話に戻す。

ブッチャー君の1カ月の小遣いは1000円。1年間全額貯金をしても1万2000円。これでは到達目標に届かない。お年玉が毎年1万円。それを足しても届かない。繰り返しになるが、ここまでが今のパチンコ業界のレベルだ。

ブッチャー君は考えた。月々の小遣いを値上げしてもらおう!

お年玉は、年末におじいちゃんにワケを話して今年は増やしてもらう。
お父さんのクルマの洗車をしたら1000円もらおう。
洗濯物を干すまでやったら1回1000円もらおう。

そうすると、いつまでに10万円が貯まるか見えてくる。パチンコ業界全体でこうした作業が必要になる。

どうやったら遊技人口が増え、4円が復活するのか?

市場がゼロだった時、どうやったら市場が出来るのか?
次回はゼロから市場を作ったエアバックを例に話を進めます。

つづく


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パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? その⑥


新たな市場を作るとはどういうことか?

パチンコ業界には4円パチンコ、20円スロット、低貸しパチンコ、低貸しスロット、という既存の市場がある。

市場規模としては1000万人ある。この市場を踏み台に、新たな市場を開拓すればよい。

踏み台があるのだから、楽と言えば楽ではないか。

以前、パチンコ日報の寄稿の際に、業界人に向けたアンケートを行い、業界の皆様にご協力を頂いたことがある。

その時の設問で、「皆様の家族や友人にパチンコ遊技を勧められるか」に対して、ほぼ100%の業界人が「勧められない!」と回答している。

予想は出来る結果だった。分かっていても衝撃的だった。業界人の間でも気落ちする人もいた。

パチンコを勧める前に、自身がパチンコやスロットをやらない業界人も多い。

パチンコやスロットをやる業界人でも、4円20円をやらずに低貸し派が少なくない。メーカーの開発さん達は、自腹でやると胸を張るが、それはそれで重要だ。

今、1番必要なのは、パチンコをやらない人の気持ちを分析することではないか。

次に、業界人はなぜ親戚や家族や友人にパチンコやスロットを勧めないか、を分析して、そこから導きだした答えをもとに、遊技機の開発やホール運営を行うことだ。

下高井戸さんの意見に耳を傾けてみると、まだ間に合うらしい。

ちょうど3年前のパチンコ日報でこんなエントリーが掲載された。

あれからもう3年。3年前にくらべて、ホール数はどれだけ減ったのか?

2016年12月末現在で11,310店舗

2017年12月末現在で10,596店舗

2年間で714店舗も減っている。

2014年まで遡ると、4年間で1297店舗の減少だ。

毎年毎年ホール数は減少している。増加する光は全く見えない。業界人の誰もが、減って当たり前の環境になっていると思う。

何年も前から我々の仲間の数が減っているのに、同業者はこの点には危機感を感じていない。

危機感を感じている点を書くならば、遊技人口の減少、遊技機規制改正、自店の売り上げや稼働の減少などと言った点であろう。

危機感の欠如を如実に表しているのが、毎年発表される、全日遊連の事業計画だ。

2018年の事業計画。

これを読んで分かることは、毎年同じような内容ということ。

ここらで一発逆転の発想で計画する必要性があると思う。つまり、新しい市場開拓をする精神を強調して、それを明確に謳い、5カ年事業計画としてぶち上げるくらいのことを全日遊連がやるべきだ。

つづく



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パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? その⑤


東京の郊外、多摩地区の私鉄駅前にかつて7店舗のホール(3ホール企業)が営業していたが、今は4ホール(2ホール企業)減ったケースがある。

1000台以上の大型店は、減台しながら、9割以上の稼働が低貸しになり、最後は25年以上の歴史に幕を降ろした。

この地区の最盛期では、大きなイベントデーでは開店前に400人以上並ぶことが日常だった。もちろん当時は1円5円なんか無く、全て4円20円で営業していた時代だ。

現在は、低貸しと4円20円の混合営業店と、4円20円専門店ある。

東京のこの地区のAホールは4円パチンコが揮わない。しかし、1パチと20スロは健在だ。

競合店の4パチは健在なのに、なぜホAホールは4パチの稼働がダメなのか?

簡単に言うと、粗利重視の営業をしているからに他ならない。業界人なら分かるが、稼働があるホールよりも、稼働が低いホールの方が、粗利が高いケースがある。

人口密集地でパチンコファンが多い地区ならば、粗利重視でもやっていけたり、20スロが健在ならば4円は粗利重視でもやれるホールも存在する。

どちらにせよ、この地区では、店舗数が4割以上減った訳だから、1店舗あたりのお客様数は増えている。

でも別の角度からみると、1000台規模大型店が閉鎖したり、低貸しが増えている訳だから4円20円のお客様数は減っている。

Aホールの接客レベルは、トップクラスだ。しかし、4円の稼働は競合店に負けている。

理由はこうだ。
①競合店よりも回らない遊技機が圧倒的に多い。
②機種構成が悪い。
③あそこの4円は回らないとイメージが固定化されている。

5年前にお客様が大勢いた海物語コーナーにお客様はまばら。面白いのは、1パチは回るとイメージが固定化され、最近は1パチの台数を増やしている。

Aホールの営業方針は、1パチと20スロのお客様確保に徹してしまったに違いない。新台のウルトラセブンを1パチに入れて、4パチに入れない姿勢からも読み取れる。

同じ東京でこんなケースもある。以前にも書いたが、JR中央線の武蔵小金井駅の北口の2ホールのケース。

ダイアモンド本店は老舗で50年以上地域1番店。
一方、すぐ隣のホールは現在3法人目の運営になった。

ダイアモンド本店は、この3法人の営業戦争に、圧倒的な勝利を収めている。

この武蔵小金井駅の隣町である小平市で立て続けてスロ専が2店舗を閉鎖したことは記憶に新しい。まだ5年くらい。

人口密集地の東京でも、淘汰が始まって、閉鎖が相次いでいるが、幸い4円20円の市場は残っている。だから、現存するホールには希望が見える。これならコンサルも腕が揮える。

問題は市場が壊滅状態の地域をどうするか? そんな地域ではパチンコ専門コンサルは、受けないかサジを投げる。

そこで前出のホールコンサル未経験の下高井戸さんの話だ。

彼の信条をもう一度書く。
【顧客の要望に150%答える姿勢を貫く。成績は絶対にあげる。逃げたりしない。
市場を25mプールにたとえるならば、そのプールにメダカ1匹しかいなくても必ず釣り上げる。そのプールにメダカ1匹しかいなければ、オスメスを揃えて放流して、数年後には、プールいっぱいメダカだらけにする。でもクライアントは、それでも満足しないから、満足するくらいプールを水族館にする。これがコンサルだ!】

これは、新たに市場を作ることを言っているわけで、新規ユーザーを育てると言うことを指している。

下高井戸さんは話す。
「この新規ユーザー市場開拓が下手なだけで、まだまだパチンコ業界には希望がある。
市場規模が1000万人いるのだから。ただ、パチンコ業界は目先の競争や利益ばかり見ているから、市場規模を減らすことはあっても、増やすことはできないのだろう」

かつて、私はパチンコ日報の寄稿に、
川下、川中、川上の話を書いた。
私が合繊メーカーで商品開発や営業をしていた時の話だ。

川下は店舗を指す。一般ユーザーに1番近い立場だ。

川中は問屋や販売ルートを指す。

川上はメーカーや開発部門を指す。

私が在籍した合繊メーカーは、帝人やクラレや東レクラスだった。

川上で新規の素材を開発した時、その新規素材の市場規模はゼロだった。いま航空機製造に欠かせない炭素繊維も当初市場は無かった。

消防士の命を支えるアラミド系繊維だって最初は市場ゼロだ。

ワイヤーよりも強い繊維があるのはご存知だろうか? 同じ太さならば、引っ張り強度が金属よりも強い繊維がある。

その名は、テクノーラやケプラーと呼ぶ。東レや帝人やデュポンが製造している。

用途は多様で、身近な製品も多数ある。例えば、土砂などを大量に運ぶベージュ色の袋。見たことあると思うが、あの袋を作製する時に使う縫い糸。普通の工業用縫い糸では切れてしまうが、ワイヤーよりも強い繊維の縫い糸ならば切れない。

他にはラジアルタイヤの中身に使うタイヤコードや防犯チョッキ、ヘルメットなどにも使われる。

このワイヤーよりも強い繊維も市場はゼロからのスタートだった。

話を戻すと、4円パチンコを復活させるには、市場ゼロから新たに市場を開拓することが重要だと言うことになる。

つづく


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