パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

【ヤンキーパンダ提供、パチンコ日報賞】第1回のご報告

◯テーマ
「コロナ禍での取り組み」
「依存問題対策の取り組み」

◯応募総数
3名(3作品)

◯賞
最優秀賞 該当作品なし
優秀賞 該当作品なし
応募作品の中からエントリー記事を選び後日掲載いたします。

◯賞金
持ち越し

今回は応募者全員に参加賞としてクオカード2000を送付いたします。
募集記事では優秀作品を選び10万円をシェアすると申し上げましたが、予想以上に応募作品が少なく、今回の賞金は持ち越しとさせていただきます。熟考の結果です。前言を撤回し、次回持ち越しとなる事を深くお詫び申し上げます。

◯総評
応募総数3名と言う結果でしたが私の周辺では楽しみにしている方が多くおられました。
興味深いものの応募と言う行為までは進まない現実がありました。
そんな現実の中での3名様はとても価値ある応募者であり、深く感謝いたします。
選考過程で「テーマが固いのでは」との意見がありました。
しかし、パチンコ業を取り巻く環境を考えた場合、このテーマはパチンコ業が避けて通れない共通の課題である為、基本テーマとさせて頂きました。

また、応募がテキスト方式である事、文字数が1500〜3000字である事についても意見がありました。
TwitterやYouTubeが幅を利かせる昨今。短文ではないテキストにこだわるのは応募者を限定させるかと思います。

しかし、論理展開や深い考察を記す上でテキストにやはり拘りたいとの見解となりました。
ただし、テキストを補完する動画も含めた応募の形も今後模索しようと思います。

募集段階で業界関係者のメンタルやモチベーションに言及してきました。業界の元気の無さを強く感じます。しかし、その事を嘆いたり、ノスタルジックな気持ちになっても何も生まれません。

引き続き第2回を募集しますので皆様、業界の活性化の一助にする為にどうぞよろしくお願いします。
第2回は募集内容に変更を加え、近日告知します。

◯おまけ「パチンコ日報と私」

私はパチンコ日報が長年、毎日更新されている事をリスペクトしています。
業界地獄耳の営業1号さんには本当に頭が下がります。
ノスタルジーが過ぎる事と言葉足らずは玉に傷ですが…笑

先日の会話

「1号さん、コメント承認基準が緩すぎますよ。アンチ意見が目白押しなら寄稿者の気持ちが折れますよ。ますます寄稿しなくなりますよ」

「無関心よりも関心がマシ。貴重なコメントがアンチ意見の中にはあるし…。そんなアンチの声にキチンと応える事で業界人が成長する」

「その意見は一理あるけど限度と言うかバランスがありますよ」

「『獅子の子落とし』と思えば良いんじゃない」

「星一徹気取りかよ(心の声)」

星一徹なんて今の時代、ハラスメントとDVの宝石箱ですが、スタイルを貫く1号さんのオーラを強く感じた私でした。

匿名だからこそ言える言説があります。

確かに、事実を歪める言説、他者を陥れる言説は容認できません。
ネット社会は便利で残酷です。

ネット無しには現代社会は成立しません。そのネット社会の性質を理解しながら歩みたいものです。
これからもお手柔らかにお願い致します。




人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。


ヤンキーパンダ提供、パチンコ日報賞の作品募集まもなく締切

テーマについて少々物申しながら3月29日の記事を再掲いたします。

◯「コロナ禍での取り組み」について

まん延防止等重点措置が一部の府県に適用されました。このようにコロナ禍収束の兆しがなかなか見えない中、今後【withコロナ】の取り組みが注目されると思います。
クラスターを発生させていないパチンコ店の取り組み紹介はこんな時だからこそ必要ではないでしょうか。
また、「パチンコ店でクラスター発生」などと印象だけで間違った情報を発信する方々にも事実をきちんと伝えたいものです。

◯「依存問題対策の取り組み」について

過去記事シリーズで触れた通り依存問題対策の取り組みは日常的に現場で行われています。

「安心パチンコ・パチスロアドバイザー」の取り組みなどを積極的に共有する事がパチンコ業の存続に繋がるかと思います。

※テーマを定めてはいますがテーマに少しでも関わる見聞レポートでのご応募も大歓迎です。

以下再掲

(名称)第一回パチンコ日報賞

当初、賞金提供者である私ヤンキーパンダを冠した「ヤンキーパンダ賞」でしたが、それはおこがましいため「パチンコ日報賞」とする事で管理人様と合意しました。

ただ、初回のみタイトルでヤンキーパンダ提供と記す事をご容赦ください。
今回が好評であれば、第2回、第3回と継続します。

(第1回テーマ)
「コロナ禍での取り組み」または「依存問題対策の取り組み」

ある内閣官房参与の記事(プレジデント 2021年2月12日号P80)では自粛情報だけではなく、営業しながらのコロナ感染対策の成功事例を広める事を提案しています。そのトップ事例にパチンコをあげています。

意外かも知れませんが良い意味での注目があります。

団体の性質上、仕方ないのかも知れませんが、業界団体は啓蒙と推進の旗振りに止まり、現場の取り組みを積極的に共有するところまでは行っていません。

依存問題対策はコロナ対策の中、若干注目度が下がっていますがパチンコ営業を続ける限り必要な取り組みです。

営業データや営業ノウハウの公表は守秘義務に抵触する可能性がありますがコロナ対策や依存問題対策のノウハウ、エピソードの共有は公表に問題なく、業界全体の課題である事から業界団体はむしろ歓迎するかと思います。

ホール関係者だけではなくメーカー関係者、販社関係者、エンドユーザーの皆様も見聞記事でのご応募をお待ちしております。

特にパチンコ日報コメンテーターの皆様のご応募をお待ちしております。

パチンコ日報コメンテーターには毒舌家が多いですが、明日に繋がる、業界の活性化に繋がるような毒舌でお願いいたします。

(文字数)

1500字〜3000字程度

(選考委員)
営業1号(管理人)
ヤンキーパンダ(寄稿者)

(賞)
最優秀原稿賞金10万円

※該当者無しの場合でも優秀作を選び賞金を分配します。

10万円は私がミリゴで負けた最高額です。「10万円負け」情報はどうでも良い情報です。失礼しました。

(締め切り、発表)

締切 2021年4月20日
4月末もしくは5月初旬に日報誌上にて発表します。

(応募方法)

パチンコ日報のトップ画面左サイドの下部(モバイルは下部)にある「広告掲載・お問い合わせ」欄から。

※原稿には氏名(ハンドルネーム可。)とタイトル、メールアドレスは必ずお願いします。※


(その他)

・応募作品は未発表原稿でお願いします。
・応募名はハンドルネームで構いませんが賞金授受の際は本名の受領書が必要です。
・受賞作、応募作の各種媒体への掲載権はパチンコ日報に帰属します。
・初回は原稿による募集としますが今後は動画による投稿も検討します。
テキスト対応、時代遅れのパチンコ日報ですが…笑
・選考委員や賞金提供者も募集します。業界の活性化の為に一肌脱ごうとする方は「広告掲載・お問い合わせ」欄からお願いします。

さぁ皆さん、業界活性化に向けて日報誌上で暴れましょう。楽しみましょう。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

ヤンキーパンダ提供「パチンコ日報賞」作品募集

(名称)第1回パチンコ日報賞

当初、賞金提供者である私ヤンキーパンダを冠した「ヤンキーパンダ賞」でしたが、それはおこがましいため「パチンコ日報賞」とする事で管理人様と合意しました。

ただ、初回のみタイトルでヤンキーパンダ提供と記す事をご容赦ください。
今回が好評であれば、第2回、第3回と継続します。

(第1回テーマ)
「コロナ禍での取り組み」または「依存問題対策の取り組み」

ある内閣官房参与の記事(プレジデント 2021年2月12日号P80)では、自粛情報だけではなく、営業しながらのコロナ感染対策の成功事例を広める事を提案しています。そのトップ事例にパチンコをあげています。

意外かも知れませんが良い意味での注目があります。

団体の性質上、仕方ないのかも知れませんが、業界団体は啓蒙と推進の旗振りに止まり、現場の取り組みを積極的に共有するところまでは行っていません。

依存問題対策はコロナ対策の中、若干注目度が下がっていますがパチンコ営業を続ける限り必要な取り組みです。

営業データや営業ノウハウの公表は守秘義務に抵触する可能性がありますがコロナ対策や依存問題対策のノウハウ、エピソードの共有は公表に問題なく、業界全体の課題である事から業界団体はむしろ歓迎するかと思います。

ホール関係者だけではなくメーカー関係者、販社関係者、エンドユーザーの皆様も見聞記事でのご応募をお待ちしております。

特にパチンコ日報コメンテーターの皆様のご応募をお待ちしております。
パチンコ日報コメンテーターには毒舌家が多いですが、明日に繋がる、業界の活性化に繋がるような毒舌でお願いいたします。

(賞)
最優秀原稿賞金10万円
※該当者無しの場合でも優秀作を選び賞金を分配します。

10万円は私がミリゴで負けた最高額です。「10万円負け」情報はどうでも良い情報です。失礼しました。

(文字数)
1500字〜3000字程度

(選考委員)
営業1号(管理人)
ヤンキーパンダ(寄稿者)

(締め切り、発表)
締切:2021年4月20日
4月末もしくは5月初旬に日報誌上にて発表します。

(応募方法)
パチンコ日報のトップ画面左サイドの下部(モバイルは下部)にある「広告掲載・お問い合わせ」欄から。

氏名(ハンドルネーム可)、メールアドレスは必ずお書きください。

(その他)
・応募作品は未発表原稿でお願いします。
・応募名はハンドルネームで構いませんが賞金授受の際は本名の受領書が必要です。
・受賞作、応募作の各種媒体への掲載権はパチンコ日報に帰属します。
・初回は原稿による募集としますが今後は動画による投稿も検討します。
テキスト対応、時代遅れのパチンコ日報ですが…笑
・選考委員や賞金提供者も募集します。業界の活性化の為に一肌脱ごうとする方は「広告掲載・お問い合わせ」欄からお願いします。

さぁ皆さん、業界活性化に向けて日報誌上で暴れましょう。楽しみましょう。


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

ヤンキーパンダ提供「パチンコ日報賞」のお知らせと動機

ヤンキーパンダです。
コロナ禍が収束せず、折れそうな心を毎日奮い立たせる今日この頃です。

前回(12月17日)の寄稿では閉塞感から脱却するひとつの手法として、4円パチンコ14割分岐営業(35玉、2.85円)の可能性について言及しました。

複数の条件設定でありながら一律に記そうとした為、伝わりにくい点も多々ありました。
補足をさせて頂きます。

・二物二価施策、それが可能な環境が現在あるのは大阪です。大阪での普及が全国に波及すると営業スタイル選択の幅が広がり稼働向上の可能性があります。

・二物二価、4円パチンコ14割分岐営業(35玉)は地域二番店以下を意識した施策です。二番店以下の店舗が風向きを変え、地域一番店との差をつめるキッカケとする点で有効と見立てます。

即効を期待し過ぎずに他の取組と合わせる事をおすすめします。

・出玉率100%を切らない14割分岐はお客様の勝ち体験を増やし、交換時の満足感を極端に損ないません。なお且つ利益を確保出来る分岐割数設定です。

・出玉率100%を切らずに利益率10%程度での営業、12.5割前後を継続する事をおすすめします。

・利益率は玉利益と併用した指標とします。つまり、全レート全機種一律に10%とは考えません。

・一番店との差が広がるばかりでジリ貧の現状、更には営業利益がマイナスになる事が予想される現状であれば「座して死を待たず」に14割にチャレンジする。その価値は十分にあります。

・当たり前ですが、二物二価なのでパチスロを14割にする必要はありません。

・パチスロは昨今の機種リリース状況や客層を考えると一番店と差別化する施策は取りづらいです。
そんな中で交換時の達成感は【貸玉46枚/千円、10.2割】が高いです。
リリース状況が変われば施策も変わります。

以上が補足ですが私の過去記事(カテゴリー ヤンキーパンダ)も併せてご一読して頂くと幸いです。

また個別の対応も受け付けます。私の経験や考えでよろしければ地域性をふまえて述べます。更に踏み込んだ内容を知りたい方は管理人様までお気軽にご連絡ください。

さて前回記事のコメント者に感謝しつつ、疑問を呈された方々のコメントに気がかりな点がありました。

それはホール管理者らしき方々が利益率10%に向かう事などに関して簡単に「無理」とコメントされる点です。

もちろん誌面で詳細なやりとりは難しい為、単純な「無理」と言う言葉を選択された事も想像できます。しかし容易に「無理」と結論づけている印象を持ちました。

本当に無理なのでしょうか。

コメントには「無理」な理由の言及はありませんでしたが、なぜ無理なのでしょう。
想像ですが、財源がないから。決裁権者の許可がないから。コロナ禍が収束しないから。技術、知識、経験がないから。などなど。

無理な理由を連ねる事で時間だけが経過して気がついた頃には取り返しがつかない。オーナーは財産を失い、スタッフは職を失い、お客様は集いの場を失います。

まさしく「茹で蛙」。

茹で蛙になる事は避けたいです。
それぞれ無理な理由。そして本当に無理なのかを考える事、考え抜く事で突破口、しいては解決策が見つかるはずです。
また有効な解決策が見つからなくても現状のマイナスにはなりません。

その過程で他者の取り組みに学ぶのも結構。
考え抜いた結果、体力が続く限り、新たな取り組みはせずに環境が良くなるまで待ち続けるとするのも結構かと思います。好転しない場合は撤退を意識するのも結構かと思います。

ただ容易に「無理」と結論づける事で成長意欲やマインドは低下します。
パチンコ業を取り巻く厳しい環境が続く中、マインドが低下する事で厳しい環境に拍車がかかります。
ですからマインドだけは下げずにおきたいものです。人のマインドは環境によって形成されると同時にマインドが環境を好転させます。

そこで、マインドを向上をさせる一助になればと、管理人さまの了解のもと、パチンコ日報賞を募集する事にしました。
(詳細は次回)


人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。

もしも私が現役店長なら大阪の10.2割、二物二価をこうする

皆さまお久しぶりです。
ヤンキーパンダです。
15カ月ぶりの寄稿となります。

この間、世間はコロナ禍に伴う感染拡大防止対策一色です。
同時に人々のライフスタイルは変貌しました。
私自身もほぼ会食しなくなりました。

臨場感が伝わりにくいのが苦手ですが打ち合わせはもっぱらzoomです。
1日も早く平時にもどる事を願いつつ外食は最小限に、手洗い・うがい・除菌・換気を毎日励行しています。

先日、営業1号様から「ヤンパンさんが店長なら二物二価は取り入れるの?」との問いがあり、その質問に答える形での寄稿となります。

ちなみに私は、店長経験は長いですが現役の店長ではありません。

「大阪の二物二価の話ね。結論から言うと地域1番店ならパチンコ、パチスロともに10.2割分岐営業。つまり等価に近づけて二物二価は取り入れません。2番店以下のポジションは地域性や競合店動向、店舗の状態を見てみないとなんとも言えません。しかし現状のままでジリ貧なら二物二価を取り入れ【パチンコ14割分岐パチスロ10.2割分岐営業】の模索をします」とお答えしました。

営業スタイル(交換玉数)に関する質問なので、この様な回答になってしまいますが営業スタイルだけを変えての業績の向上が可能だったのは15〜20年ほど前の話です。

また当時は16割分岐(40玉)から高価もしくは等価へシフト。
射幸心を高める事で成立しました。

しかし一時的に優位であっても営業スタイルで追随されると優位性は下がり、総合力が勝る店が残ってきました。

その時代から更に機種構成などのコモディティ化、SNS浸透などの情報化が進み、ますます総合力が問われる時代となっています。

この事はホールサイドも自覚していると思われ、あれほど切望した二物二価が可能になったにも関わらず、実際に取り入れたのは大阪府下676店中40店ほどで、今のところ1割未満です。

つまり営業スタイル変更だけで業績維持向上ができるほど簡単な時代では無いのです。
しかし、営業スタイルの変更は風向きを変える。きっかけ作る点で有効だと考えています。

答えに至るキーワード。
前提条件や理由、同時に取組む事柄をランダムですが記してみます。

本来ならもっと総合的、多角的に記したいところですが営業1号様への回答の形となり営業スタイル中心の記事となる事をあらかじめご了承ください。

①店長
ここでの店長は営業スタイルや日毎設定の決裁権を持ちます。

②地域
大阪府下。二物二価は警察のお墨付きは無いものの組合(大遊協)と賞品業者(大遊協商事)は二物二価が可能な環境を整えました。

二物二価は一物一価と同義ですが、パチンコ専用賞品、パチスロ専用賞品を取り扱う点で一物一価と異なると私は解釈しています。

なお一物二価は違法ですが、二物二価は違法判断はされていません。

しかし、お客様が望む全ての賞品交換が出来ない事から警察が「容認出来ない」とするケースがあります。

そう言うケースが起こる可能性は否めませんが大阪で二物二価がたちまち指導の対象とならないと見通しています。

③10.2割分岐営業
4円交換玉数25.5玉、20円は5.1枚。

大阪府下ホールの大半が共同購買する賞品。その賞品を扱う業者が指定する定価の幅が変わり、それまで主流の11.2割分岐から10.2割分岐営業可能となりました。

賞品交換時の達成感は主流の11.2割よりも高いですが、一方でスタート/千円が下がり遊びにくくなるのではとの意見もあります。

10.2割を選択するならP・Sともに貯玉再プレイ無制限とします。
前述の通り私は基本的には10.2割営業スタイルを奨励しますが状況によっては他の営業スタイルもあると考えています。

④競合状況
2キロ商圏5店舗。

自店は3番手。11月の稼働率は1番店とは10%、2番店とは5%の開きがあるとします。
台数は480台(P280台、S200台)で1番店の800台、2番店の620台よりも少ないとします。

駐車場は無く駐輪場のみですが、地下鉄駅前で、競合店の中では1番の駅近です。
競合率ははっきりしません。

私のスタンスは「わからなければお客様に聞いてみよう」なので、【自店以外ではどちら様で遊ばれますか?】などのアンケート調査をただちに実施し参考にします。

アンケートは参考程度とし、どの店とお客様が重複してるのか、仮説と検証は繰り返します。
住居マップへのご協力要請、コロナ禍下のアンケートである事、サイレントマジョリティの存在も強く意識します。

それぞれの店との競合率を把握する事で台選定や配列、店休日の取り方は変わります。

⑤顧客年齢層など
パチンコは中高年メイン。女性のお客様は25%、来店手段は自転車や地下鉄、徒歩と思われます。

パチスロは20代多い云々。
ブルーカラー、ホワイトカラー、主婦etc.
業界全体の増客が難しい昨今。
他店のお客様をひきよせる施策をまずは取り入れます。
客層を掘り下げるとキリがないので今回はこの程度にします。

⑥パチンコ14割分岐営業
4円交換玉数35玉。

貯玉再プレイ10000円/日の上限を設けます。
過去の寄稿(情報公開のすすめ)


でも触れましたが普及した再プレイの廃止はお客様の離反に繋がるリスクが高いと考えます。

しかし出玉率100%超えの営業を継続した場合、貯玉は増え続け出玉率100%超営業が立ち行かなくなります。

そこで1日の再プレイ上限を設ける事とします。
その際に複数カード所有など、不正排除を徹底します。

そうする事で14割分岐下のパチンコ営業は出玉率100%超、12.5割前後(利益率10%前後)を維持します。

なんとも中途半端な営業スタイルかと、中にはそう思われる方も多いかと思いますが、私の経験からお客様が遊びやすく、1・2番店に対抗出来る選択だと考えました。

調整方法云々はご想像にお任せします。ただ傾斜や納品時のステップ釘、ブロック釘点検は検査前に重要視します。

つまり14割分岐営業は16割よりも賞品交換時の達成感が高く、11.2割や12割よりも出玉率100%超を維持しやすいとの判断です。

⑦パチスロ10.2割分岐営業
出玉率は100%未満となりますが8.6割(利益率15%程度)を下回らない設定を心がけます。

1、2番店が11.2割分岐なら賞品交換時の達成感で優ります。
パチスロの客層はパチンコよりも回遊性が高く、パチンコ以上に達成感を求めていると見做します。

⑧財源
現状の営業数値によりますが、決裁権者をどう説得するのか、自己資金が不足する場合、どう調達するのか。調達実務は財務担当者が行いますが、オーナー経営者の納得と覚悟が必要です。

場合によっては計画は全て白紙、パチンコ事業からの撤退を進言する事すらあり得ます。
オーナーは本当にパチンコが好きなのか?

本当はどうしたいのか?
競合1番店の想定スタートや利益率と同じ土俵に上がれるのか?
先の店舗の姿をイメージできているのか?
根幹に関わる問いかけでプライドを傷つけていないのか?
etc.
オーナーとのやりとりは私のしくじりエピソード(回顧)も含めて、機会を改めましょう。

⑨その他 
前述の営業スタイルは一時的な強みとはなるでしょうが永続はあり得ません。お客様に誰がどのタイミングでどう伝えるのかが重要です。
また、二の矢、三の矢、合わせる矢は常に準備しておきたいものです。

パチンコ業、厳冬の時代において
「もしも私が店長なら」人材、広告宣伝、出玉感などにも機会を改めて言及したいものです。

コロナ禍で消耗し、どのホールも体力が低下しています。
しかし虎穴に入らずんば虎子を得ずの精神でチャレンジは必要でしょう。
繁盛店もある事からまだまだパチンコ業の可能性は感じます。

追伸、本来なら撤去問題、依存問題対策、台数比率、レート比率、機種選定配列、設定配分なども合わせてお話すべきでしょうが、そちらは私が及ばない識者が大勢おられ、そちらにお任せします。今回は大まかな話をさせていただきました。




人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。