パチンコ日報

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セオリーが通用しない時代はとんでもないサービスも必要?


9月26日、三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹相模原店(神奈川県相模原市)、伊勢丹府中店(東京都府中市)、新潟三越(新潟市)の3店舗を閉鎖すると発表した。都心の店舗は訪日客や富裕層の顧客が多く好調だが、地方では郊外型の大型店に押されて苦戦が続く。閉店するのはいずれも中型店舗であるが、店舗の規模というよりも百貨店ビジネスそのものが時代に合わなくなった、ということだろう。

「かつて百貨店は50万人で1店舗という計算で建てていましたが、少子高齢化の人口減少でその地域に住んでいる人の年齢構造が変わったことが大きい。例えば30年間で50万人あった人口が45万人になった場合、減少したのは5万人ですが、年齢構成は大きく違っています」(マーケティングリサーチャー)

30年前といえば子供は育ち盛りで食料品から衣類、雑貨と全般的にモノが売れた時代でもあるが、特に地方では学校を卒業すると進学や就職で地元を離れ、残るのは両親だけ。その両親も年を取ると食も細り、衣類なども無駄なものは買わなくなる。加えて景気が悪いとなると財布のひもは固くなるばかり。

こうして百貨店は閉店して行くわけだが、パチンコの出店調査でもこれまでのセオリーが崩れている、という。

パチンコも商圏人口や駅の乗降客数などを目安に出店判断していたが、OK判断だった場所でも失敗するケースが目立ち始めている。

「食品スーパーなら行けると判断した立地でも、最近はドラッグストアが食品を扱うようになって判断が難しくなってきています。パチンコは4円での事業計画そのものが崩れ、1パチ客の奪い合いです。都心部でも今まで2~3駅なら電車で移動していたお客さんが移動しなくなりました。これから車は所有する時代からシェアする時代に変わりつつあります。高齢者は免許証を返納する人も増えるでしょうから、郊外店は厳しくなります。昔は競合店のない場所に出店していましたが、今は市場を作るだけのパワーがないので、競合店がある場所へ出店して客を奪うパターンです」(同)

セオリーが通用しなくなった時代にホールはどうすればいいのか?

「会社帰りに駅前のホールへ行っていたサラリーマンは、今は吉呑みですよ。ホールの休憩室に酒持ち込みで飲酒OKにするぐらいの改革が必要でしょう。後、人間には誰でも食欲と性欲はありますが、ギャンブル欲はある人とない人がいます。このギャンブル欲のある人たちに向けて如何に、ギャンブル欲をかき立てるか。そこは依存症の問題が絡んでくるのでデリケートな部分ではありますが、パチンコ産業の神髄だと思います」(同)

最近、新しいメーカーを立ち上げたい人が語っていた言葉にこんな一説があった。

「お客さんを喜ばせる機械を作りたい! 仕事をさぼっても行きたくなる機械を作りたい!」

まさにギャンブル欲をかき立てるとはこのことだが、これが許される時代ではなくなってしまった。



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