当初、設定が付くと噂が流れた時、「これで釘調整も完全にできなくなるか」と諦めかけていたが、いざ蓋を開けて見れば、釘に関しては従来通りで設定が付いたメリットの方が大きい。
「設定が付いたことはホールにはプラスになる。設定判別が分かるようにする」(メーカー関係者)というように、市場に投入されている機種で設定判別が盛んに行われている。
ネットで検索すれば、チャンス目やリーチ出現率による設定示唆演出、設定6確定演出など最新情報を公開するサイトもある。
それだけでなく、電源のON OFF、設定変更で出目が変わるというものある。朝一の出目によって設定変更か据え置きかが分かる。
設定を打ち変えているか、そのままかが分かるだけでも信用のあるホールなら朝から客も並ぶというものだ。
信用のあるホールは様々な設定やスタートを使って最適な組み合わせを研究して行くが、信用のないホールがやりがちなことは、ベタピンでスタートを回すこと。信用のないホールの客は設定付きでも「どうせベタピンしか使わないだろう」と判断して新台だから座りはするが決して深追いはしない。
設定を入れているかどうかは、とりあえず大当たり回数で判断する。甘デジながら70~90回も大当たりしていれば設定6を入れているものと思う。
「ベタピンで回せばいいという考えがまずいと気づきました」(低稼働ホール店長)と信用のないホールが設定付きの沖海2を導入した時、それまでの反省から導入初日から5を入れた。
筐体はリメイクで新味もなくお客が飛びつくこともなかったが、元々信用がないから時すでに遅し。設定を入れようが入れないが客には全く伝わらない。
失った信用を取り戻すには1年間ぐらいバカ出しするしかない。
「今は過渡期なのでまだ釘は弄れるがいずれ釘は触れなくなる。設定のシミュレーションの積み重ねがホールの差になる。設定のノウハウをいち早く身に着けたところが生き残る」(業界関係者)
至極ごもっとも。
ベタピン営業しかできないホールは、この際退場を願うしかない。
設定のノウハウが身に着いた頃にいよいよ管理遊技機の登場となるが、管理遊技機を快く思っていない抵抗勢力もあるようだ。それでも、パチンコは設定付きから管理遊技機へと突き進む。
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