パチンコ日報

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地域一番店メーカーVS売り上げ目標1000%達成コンサルがタッグを組んだセミナーの地方開催が決定

昨年10月から11月にかけて都市部で開催された「地域一番店になるために必須の戦略セミナー」が好評につき、地方開催が決定した。

今回は2月21日の仙台会場を皮切りに、3月7日は静岡、5月10日は新潟、6月14日は札幌の各会場で開催される。

セミナーの内容は、地域一番店を32店舗作り上げてきたネクステリアの森本耕司氏と営業目標1000%を達成し続けてきた伝説のコンサルタント越石一彦氏がタッグを組んだもの。

2部構成で第1部を越石氏、第2部を森本氏が担当する。

第1部のテーマは「良い店舗、良い組織を創り出すビジネスコミュニケーション」。明日から使える組織が活性化するビジネスコミュニケーションを伝授する。

上司と部下とのビジネスコミュニケーションを活性化するには、アクティブ・リスニングがポイントになる。これは傾聴する姿勢を相手に見せること。コミュニケーションは聞く技術が8割とも言われており、上司が部下の話を聞く姿勢を見せた時にコミュニケーションが活性化する。

強い組織を作るうえで欠かせないビジネスコミュニケーションがうまく回り始めると、部下にコミットさせることで、自分から自発的に「やります」と言えるようになる。上司から嫌々やらされるのと、自らが進んでやるのでは仕事の成果も大きな差となる。

第2部のテーマは「地域一番店を実現する戦い方」だ。

4円、20円で客数地域一番店に拘る意味とは、シェアが上がれば上がるほど利益率が上がるためである。いきなり3番手、4番手のホールが一番店になることはできないが、3番手、4番手がまず取り組むべきことは何か、という辺りから入って行く。

地域一番店を実現する上で不可欠となるのが最もコストがかかる①新台選定力、②撤去台選定力の2つの機種選定力を磨くことである。

攻めの戦い方でシェアを取って行くためには新台予算もかける。一方の守りの戦い方は一つ下の店に追い抜かれないためのギリギリの予算を使うことである。ライバル店と同じことをやっても埒が明かない。限りある予算の投資先を決めることが予算組である。

一方、撤去する台はライバル店にもない台から撤去していく。これが鉄則。撤去台がライバル店にあったらライバル店へ逃げてしまう可能性がある。これが案外ボディーブローのように効いてくる。撤去台の選定目を養うことも重要である。

いずれにしても、選ばれる店になるためには、店独自の強みを創ることである。言い換えれば強みがあるからお客さんから選ばれることになる。ライバルに勝つ部分を一つずつ作る。それをやり続けることがやがて大きな差になる。

セミナーでは地域一番店になるための具体的な方法が明らかになる。

エリア長、部長には特に必見の内容となっている。

■地域一番店になるために必須の戦略セミナーの詳細はこちらをクリック



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ホール組合の自主規制が守られていたら…

タクシー業界は2002年、小泉政権下で大幅な規制緩和が実施された業種の一つだ。最低保有台数は60台から10台に引き下げられ、車両も新車ではなく中古でもOK。営業所や車庫も自社で保有でなくリース可となり、新規参入が容易になった。

しかし、その後、仙台など一部地域で「台数が増えすぎて、運転手の生計がたたない」などと社会問題化し、2009年から再規制が始まった。今では東京や大阪を含むほぼすべての大都市で、増車や新規参入が制限されている。

規制緩和によって競争が生まれ、タクシー会社は値下げ競争に走った。大阪は深夜料金5000円以上になると以降は料金が半額になった。従来1万円かかっていたタクシー代が7000円ぐらいで済むようになった。利用者にはありがたいことだが、それで犠牲になっているのがタクシー運転手の給料だ。水揚げが下がった分をカバーするにはもっと働かなければならない。無理をすれば事故も増える。

タクシー業界が再び規制強化になったことを見ていると、射幸性が厳しく抑制されなければならないパチンコ業界にあっては、ホール組合は台数、定休日、営業方法などの自主規制を守り続けるべきだった、と考える。

自主規制を取っ払って自由競争になった結果、市場規模はどんどん膨れ上がって行ったが、一方では、大衆娯楽からは逸脱した方向へ突き進んだ。

帝国データバンクが11月21日に発表した「パチンコ・パチスロ関連業者の経営実態調査」でホール企業は2年連続で総売り上げが減少したことが明らかになった。

それによると、ホール企業2353社の売上合計をまとめた結果、2016年度は19兆5435億円となり、2年連続で減少。前年対比で5.2%減少した。2016年度中に増収となったのは203社(8.6%)で、そのうち2年連続で増収は71社(3%)だった。

2016年度はMAX機などの検定機と異なる可能性のある遊技機が残っている年度の調査で、MAX機がなくなった2017年度はさらに、売り上げや前年対比の減少割合がさらに大きく落ち込んでいることは想像に難くない。

依存症対策の影響が色濃く出てくる2018年度以降の数値は、想像するのも怖いぐらいだ。

自主規制の強化が求められるところだが、脱等価に向けて交換率の変更にようやく重い腰を上げた千葉県と埼玉県だが、一部の反対によって、中断状態にある。

出玉が規制されれば、換金額も少なくなる。そこで少しでも換金ギャップを抑え、客離れ防ぐために等価交換を死守したいのかも知れないが、おカネを追及する客ばかりよりも、遊びでパチンコを楽しむ客層を育成していかなければならない。

時間はかかるだろうが、長い目で見ればそれがパチンコ業界の生き残る道でもある。



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ATによる差玉を認めてもらいたいなら試験の緩和ではなく規則に盛り込む陳情

ハンドルネーム「ザン」さんが、ATの試験方法の緩和陳情に対して私見を述べる。

以下本文

そもそもAT(アシスト)は遊技機規則で定義されている種類の遊技ではない。
パチスロ(回胴式遊技機)の性能で定義される遊技とは以下の7種だ。

1再遊技(リプレイ)
2入賞(ベル、スイカ、チェリーなど)
3普通役物(シングルボーナス)
4第一種特別役物(8回ボーナスなど)
5第一種特別役物に係る役物連続作動装置(300枚未満)
6第二種特別役物(1個以上の目押しべタ押しゲーム)
7第二種特別役物に係る役物連続作動装置(153枚未満)

これらの当たりを抽選するのは7種類しかなく、この抽選確率は設定段階によってあらかじめ定めることで、出玉率に違いが発生する。
これが設定というものだ。

ただし、リプレイについてはすべての設定で1/7.3ゲーム以上の確率を保持しなければならない。

ARTは1の再遊技や2の入賞を容易にするために客に押し順を指示するだけの装置だ。
パチスロ遊技機の性能として規定されてないARTが出玉に影響するような設定に関係してはならないはずだ。

遊技の性能として規定されてないものが遊技機の出玉結果に影響を及ぼすことは「遊技の公正を害する調整を行うことができる性能」となる。

もし、どうしてもアシスト遊技で設定による出玉偏差を設けたいなら、遊技機規則に回胴式遊技機の新たな8番目の遊技として国家公安委員会に認めて頂くことしかない。

ARTはどうみても規則の定義にない遊技だ。
型式試験方法や自主規制といったレベルの話しではないといえよう。

遊技者が一定の技術介入ができることが大原則だ。

その技術介入とは
パチンコは発射玉を調整するストローク。
パチスロは回転体(リール)の目押し。
この技術で当たりを引くか否かというのが風営法第四条で規定する遊技機である。

縁日の射的で欲しい賞品に向けてコルク弾を発射し当たればそれを貰える。
パチンコ、パチスロの原型はまさにこれ。

これを営業方法や設置する遊技機について法整備をしたのが今日のパチンコである。
だから遊技ということに意識的に拘らなければパチンコは存在できない

一方、カジノはまさしくギャンブルそのものだ。
これはサイコロの丁半博打を西洋風にしたもの、賭博は賭博だ。

いずれにしても遊技機規則にないARTなるものの設定差や出玉性能緩和を求めてもダメであろう。

このARTこそが、そもそも万枚出したり十万円以上負けさせたりした、その射幸性の高さ
がパチスロ客を痛めつけ、業界を低迷させた張本人だ。

パチンコの確変もそうだが、ここまで規制されてお客さんにしてみれば詐欺的スペックになってもこだわり続ける意味がわからない。

すでにその確変やARTでお客を飛ばしているのに、執着する意図を知りたいものだ。




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ホールの副流煙で脳梗塞を再発?

ホール業界の内輪の忘年会と新年会で30分程度の話をして欲しいと、どう言うわけか2回ほど頼まれた。

その中で、反響のあった話は、現在進行中のシリーズである「元店長の新規市場を作るための提言」と寄稿を予定している臓器移植のこと。そして、タバコの話だ。

「喫煙シーンがある映画は成人指定を」と世界保健機関(WHOが勧告を出したことがある。

テレビドラマや映画にワンシーンの喫煙場面が、若者へ喫煙を誘導しているとして、各国に対し喫煙場面がある動画を成人指定するよう勧告した。

WHOのホームページを見ると、アメリカの若者がタバコを吸い始めたきっかけの約37%がテレビや映画の喫煙シーンと言う調査結果が出ている。

東京キー局で制作にいる友人は、タバコの喫煙シーンは特に気をつかい、極力そんなシーンは避けると言う。

また、若い役者の喫煙シーンを事務所が嫌う場合もある。

時代は変わったものだ。
昔、タバコは格好が良いと思う若者が多かったが、今は違うのだ。

私の悪友に、大手プロダクションのマネージャーがいたり、父が広告代理店にいた関係から、アイドルの素の姿を時々見かけた。

昔は、テレビ局の出入りは甘いもので、出版社の友人とは時々TBSの旧社屋の食堂でよく待ち合わせした。

その食堂やスタジオで、アイドルのプカプカをよく見た。

今でもトップクラスのアイドルでレギュラーを何本も持っている人の奥さん=奥さんもトップアイドルだったのだが、今はほとんど見ないが鼻から煙が蒸気機関車のようにバンバン出していたのを見たときはたまげたものだ。

私の年代は、アイドルはウンチもオシッコもオナラもしないと思い込みながら育った時代。

芸能人の多くは、今では、隠れて吸うか、完全に吸わないか、が主流になってきた。

それくらい喫煙は世界中から疎まれている。

「タバコは大人の嗜み」なんて時代は終わった。

おっ!と、話は大分脱線したが、話を戻すと、こんな話がホール企業本部長から出た。

パチンコを止めたきっかけが「禁煙した」と言う常連さんがいたとの話。

地元建設会社の2代目の常連の話。

55歳を過ぎて、会社の方針として、従業員に禁煙を推奨することになった。
従業員が100名を超える会社で地元では大手。
従業員の禁煙は従業員の健康を思い始めた。そのほかには、本社屋内の禁煙化も相まって禁煙運動を始めた。

禁煙化率を高めるために、禁煙者には禁煙手当を毎月3000円支給。1年後には喫煙率が半減したと言う。

と、同時にパチンコが趣味だった2代目はパチンコも卒業することに。理由は、パチンコ店に行くとタバコが吸いたくなってしまうからだ。

これと同じケースが、その会社内からぞろぞろ出て、パチンコを卒業してしまった従業員が続出した。

ホール責任者がバッタリ2代目と会った時に、その事実を2代目から聞いた時は、ホール内の喫煙について考えさせられた、と言う話だ。

この話に関係して出た話は、下記のようなこと。

パチンコ依存症気味だったお客さんは、スロットが原因で自己破産をした。それでも5スロを続けていた。

ある日、スロットをやめる日が来た。脳梗塞になり、3カ月入院した。医者から言われたのは、禁酒禁煙だ。

1年以上が経過した時、ホールのパートさんが、そのお客さんに会った。
それまでの話をパートさんに話したら、パートさんから「また来てください」と言われたらしい。

ホール従業員のパートだから悪気なく話した言葉がきっかけで、チョットだけホールに行って見たくなった。

それが悪かったのだろう。
またホール通いが始まってしまう。

それから間も無くして、そのお客さんはホールで倒れる。
2回目の脳梗塞だった。

ホールではタバコは吸っていなかったから、2回目の脳梗塞は副流煙が原因かも知れない。

パチンコの依存症も、せっかく始めた禁煙も、簡単な理由で崩れる典型的な例だ。

これから置かれるホールの立ち位置を考えなくてはならない話である。



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4パチを支えるユーザーの声

会社経営者のAさん(66)のパチンコ歴は50年近くになる。今でも月20回ほどはホールに足を運ぶほどの大のパチンコファンである。MAX機全盛のころは4円のMAXしか打たないタイプだった。パチンコ以外には競馬、麻雀、株などもやっている。会社が儲かっていた時代は7000万円を株の運用に充てていたが、大損をして、今は500万円を運用するのがせいぜいだ。

MAX機が撤去になってから1/320のミドルにスライドした。大当たりしても1回の出玉が500~600発の単発で終わることが多く、爆発力の恩恵にあずかることもなく、こっぴどくやられてしまった。

それで、打ち始めたのが甘デジだった。

「MAXがある時でもカネのないときは甘デジで遊んだことはあった。甘デジは1回の出玉は少ないけど、いい台に当たればそれでも10連チャン、20連チャンぐらいすることもある。1万発(3~4万円)ぐらいは出ることもある。それでも十分面白い。甘デジを打つようになって勝率が上がったので行く回数が増えている」(Aさん)

ミドルの勝率が2勝8敗とすれば、甘デジになってからは6勝4敗ぐらいになった。

Aさんのおカネの使い方は、MAX機の時は1回の予算が3~4万円だったが、甘デジを打つようになってからは1万円と決めている。1日の運勢を4円のミドルと甘デジに1万円賭ける。

ミドルを2000~3000円打っていいリーチが来るようであれば、1万円までは突っ込む。来なければ、残りのおカネを甘デジに投資する。

「甘デジは出た時点で止めるようにしている。深追いをしない打ち方をしていると、チャラで終わることも多く、1万円も負けることが少なくなった。負けが浅くなったからまた行ける。3万円も負けるとしばらく行けなくなる。自分で自分をコントロールできない人がパチンコを打ってはアカン。あくまでもバクチなんだから」

Aさんの店選びは会社帰りには禁煙店。土日の休みの日は自宅から最寄りの店、と決めている。

「地元の店の4円はガラガラ。一時は回らなくなって行かなくなったが、また回るようになったので行くようになった。勝てそうもないけど、それでも行くのはガラガラなので隣の人のタバコの臭いに悩まされることもない。台も選びたい放題だから」

Aさんは会社経営者なのでサラリーマンよりも小遣いは多目にあるので、4円を打てるがサラリーマンでは4円は打てない時代になっている。

「やっとパチンコホールも一般の企業と同じになった。何の努力もしないで儲けられる時代は終わった。これからは知恵を出して努力したホールしか生き残れない。知恵が出せないのなら止めたらいい。4円復活には5000円で100回以上回して、穏やかな波の中にも強弱をつける。その台に5人座ったら2人は勝つぐらい遊べる台を作らないとダメ。そのためには高い台は買わないこと。高い新台の償却ができないことは素人でも分かる。50万、60万もする台を買うのはホールに問題がある」

Aさんのように月20回も足を運んでくれるユーザーは業界の宝だ。Aさんの声をどれだけ業界が聞く耳を持つか。一ユーザーのたわごとと片付けては業界に未来はない。



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