今回は他業種に学ぶパチンコ経営について述べたいと思います。
パチンコ業界というのは独自中の独自、いわば治外法権みたいなものがまかり通ってる業界なのではないかと思います。
その中の一つ、最たるものが同族経営なのではないかと思います。
取締役員に身内がズラーっと並ぶ、何もしなくても役員報酬が貰える。
貧乏人の被害妄想に聞こえてしまいますが、W杯ぐらいの周期で外車を買い換えれたり、数え上げたらキリがありません。
こんなことが許されるのは、数ある業界のなかでもバチンコ業界だけだと思うのです。
みなさんも1度は食べたことがあるかも知れない焼き鳥チェーンの「鳥貴族」さんは、取締役の多くがアルバイト出身ということで、パチンコ業界も見習うべき点が多いのではないかと思います。
創業当時、鳥貴族がまだ1店舗しかない時にアルバイトをしていたAさんが、大学在学中にアルバイトから社員になるか就職するかで迷っていた時に親御さんに相談したところ、「焼き鳥屋に就職させるために大学に行かしたんやない」と一喝されたそうです。
1度は親御さんの意向にそって一般の就職したものの、諦めきれず鳥貴族の仕事に戻りました。
Aさんは現在は取締役とになり、今では親御さんからも「今の会社に就職して正解だったな」と言われたそうです。
昭和60年創業の鳥貴族。大阪を本社に1都2府6県で348店舗を展開。社長は関ジャニの大倉くんのお父さんでもあります。
鳥貴族が躍進した理由は、いち早く280円の均一低料金で料理を提供したことです。なおかつ、それが美味しくて、接客もよいとなれば、繁盛するのは当然の帰結です。
その枠組みを作った創業者の方が素晴らしいのはもちろん、焼き鳥屋を上場するという夢について行った当時のAさんのようなアルバイトの方々の尽力があってこそ、2014年にはジャスダックへ上場を果たすことになりました。
パチンコ業界もいつかは役員だけではなく社長が、アルバイト出身というのが当たり前という時代がきたら、少しは現状より良くなっているかもしれません。
働きもしない身内に役員報酬を払っているようなホールは自然淘汰されると思います。
みなさんのご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

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