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美味しさとお得感を提供できる屋台サービス

「出玉、新台入れ替え以外でお客様に還元するには、何が一番いいか考えた結果が屋台でした。これならすべてのお客様に平等で喜んでいただける。屋台はお得感がなければ長続きはしない」と話すのは7年前から九州でやたい劇場を運営する井芹社長。



やたい劇場とはホールの軒先を借りて行う出張イベント屋台で、コンセプトは「食べ物を通じて、安くておいしい1日を提供する」。



7年前に熊本でスタート。たこ焼き、焼きそば、たい焼き、チヂミ、から揚げ、フランクフルト、カレーなど18品目の屋台メニューを150円で提供するのがミソ。



通常は500円以上で販売されている食べ物の数々が半額以下の150円で買えるとあって、ホールのお客さんには大好評で、1回の屋台出張で300~400人の利用客がある。



安いだけではなく、美味しいのでお客さんからの「よかった。またやって」という声が後押しとなって定番化するホールが少なくない。



なぜ、一般価格の半額以下で提供できるかといえば、屋台の派遣料をホールが負担しているからだ。



チラシ代の経費の中から捻出できる程度の金額なので、ホールも予算を出しやすい。何よりも負けたお客さんにもお得感を感じてもらいながら帰ってもらうことができる。



商品ラインナップはAメニュー(5品目)とBメニュー(18品目)の中から、ホール側で1品ずつをチョイスして2品を販売するシステムとなっている。この商品の組み合わせは90通りの組み合わせになるので、お客さんを飽きさせることもない。



これまで九州一円に展開してきたが、このほど関東にも進出。その先陣を切ったのが埼玉のガーデングループ。4月28日からやたい劇場をメガガーデン桶川、ガーデン北与野、ガーデン松戸の3店舗で実施した。





今回はたい焼きとキャンドルボーイ(フランクフルトを餅で巻いて揚げたもの)、たこ焼きとキャンドルボーイ、という組み合わせで販売した。



特にたこ焼き(6個で150円)が大人気で1日400~450パックが売れた。





「なんでこんなに安いの?」と何度も買いに来るお客さんも少なくなかった。お客さんだけでなく、スタッフにも好評で休憩時間におやつ代わりに買ったりする。





なお、店内で遊技中のお客さんに注文を取ってくる劇場ガール(オプション)を付けると、より効果的に屋台を盛り上げることができる。





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