サラリーマンは少ない小遣いでパチンコ代を捻出できないのが現状だが、Aさんは休みの日になると好きなパチンコを打ちに行く。
いつもは、立川市内のパチンコ店で打っている。その店で何人かの常連客と顔馴染みになり、顔を合わせば話をする仲になっていた。
仲良くなった常連客はいずれも還暦を過ぎた年齢だ。会社をリタイアして悠々自適の生活を送っていたのだが、ある日を境にその常連客の何人かの姿を見かけなくなった。
「どうしているのかな?」と頭の片隅に残っていた。
そんなある日、Aさんの職場にその常連客が買い物に来た。そこで、「最近顔を見ないね」と声を掛けた。
「最近、若い奴がちょっかいを出して来て、鬱陶しいんだよ。年寄りが出していると『どこのグループか』と聞いてくるんだよ」
その常連客は軍団の打ち子と間違えられていることが分かり、そのホールへ「居づらくなった」と不満をぶちまけた。
何十年もパチンコを打っているが、軍団の存在も打ち子の存在もそれまで、知らなかったが、自分が打ち子と間違えられていることも腹立たしかった。
顔見知りの常連客がおカネがなくなってパチンコを辞めたわけではなかったことが分かっただけでも、Aさんは安堵した。
Aさんは「それなら武蔵小金井に安心して遊べるホールがあるよ」と新天地を勧めた。
立川から電車で12~13分、150円の距離だ。
今は武蔵小金井の駅前で打つようになった。
立川は大きなターミナル駅なので、プロ連中も増える傾向にある。プロが増えるとお年寄りには居心地が悪くなる。ホールとしては本来来て欲しい客層をプロのために飛ばしていることもある。
おカネに余裕がある常連さんが来なくなった理由にはこんなことも隠されている、ということだ。
店長は常に自店の客層を把握して、常連客が安心して遊べる遊技環境を提供しなければならない。
軍団・打ち子対策は簡単なことだ。
まず、彼らは出玉を共有しているわけだが、出玉共有を禁止し、交換率を2.5円にするだけで、効果はてきめん。2.5円交換は無理としても、3円~3.3円にするだけでも寄り付かなくなる。
つくづく思うことだが、昔ながらの営業方法なら軍団・打ち子も生まれなかった。
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