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関東は競合店に被せる戦略が大好き

関西から関東に転勤した店長が、関西と関東の違いを違いを次のように説明する。



「関西ではウチが仕掛けたことに対して、競合店の動きが2~3日後に対して、関東では午前中ウチが張りだしたポスターが、午後には競合店が同じものを張りだしている。それほど競合店のスピードが速い」



関東では情報収集能力の差が如実に表れるようだ。つまり競合店が導入した新台の機種と台数を即座に分析した上で、同じ施策を大きく被せてくる傾向がある、という。



まさにパワーゲーム思考がより強いのが関東ともいえる。



あまり、関東のホール取材をする機会がないが、GW期間中に埼玉県大宮のマルハンVS楽園、新宿のマルハンVS日拓を視察した。



そこで展開されていたのは、まさにパワーゲームだった。



関東のホールを見て驚くのは、店頭で社員が呼び込みをしていること。関西ではまず見かけない光景だ。



それを大宮でも新宿でも目の当たりにした。特に大宮はマルハンと楽園が隣り同士なので、一方がやれば、やらないわけにはいかないのだろう。



呼び込みがどれほど来店動機として効果があるのかは分からないが、取りあえず最低限同じことをしていないと、稼働が負けた時の言い訳ができなくなるのだろう。



新宿ではもっと激しい呼び込み合戦が展開されていた。



それがこの動画だ。“被せる”の極致ともいえよう。



これはマルハン新宿東宝ビル店のグランドオープン時の模様で、新宿を本拠地とする日拓も負けてはいなかった。











この手の広告は目立った方が勝ち。偶然なのか被せたのか、女の子が傘を差しているところまで同じだ。



さらに、マルハン歌舞伎町店が分煙店舗に生まれ変わらせると、その情報をいち早く察知した日拓も禁煙店舗で被せてきた。







情報収集力+それを被せる、という関東のパワーゲームを目の当たりにすることとなった。



余談ががマルハン新世界店の店長が時折被っている金ラメの帽子、日拓新宿の禁煙店舗のスタッフが同じような帽子を被って呼び込みしていた。これはどっちが先?





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