パチンコ日報

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禁煙条例で売り上げが激減した神奈川のファミレス

ハンドルネーム「黄昏777」さんは、神奈川県の禁煙条例施行で売り上げが激減したファミレスを例に、ホールが全面禁煙になった場合はさらに客離れが加速する、と指摘する。



以下本文





前回のコメントで私も述べましたが、参加人口2000万人台復活は到底無理にしても、業界とお上がキチンと協議をして業界全体一律で法規制をかけない限り現状の打破は難しいと思います。



しかしそれは詰まる所二元論になるわけで、この先業界がどういった舵取りをするのかは大変な賭けになるでしょう。



また法律ですから一度決まったものはそうそう簡単に変更できるわけでもなく、時代の趨勢に応えられないケースも多々出てくるリスクも踏まえなければなりません。



例えば喫煙問題ですが、現在の方向性は「既存客の囲い込み」がメインで、そのことはパチンコ、パチスロ共に旧タイトル復刻の状況を見ても明らかです。



もし全国一律全面禁煙とすると「新規顧客獲得」をメインに据えた政策となるわけですが、これは業界にとって当座大きな痛手を蒙ることになる。



また注目しなければいけないのは、現在喫煙可能なパチンコ店には喫煙者と寛容な非喫煙者が混在していますが、非喫煙者の方が仰るように喫煙環境のために新規顧客獲得が難しいという部分はあるのかもしれません。



元々喫煙可能な環境でしたから、それがイヤで止めたという人は多くないはずですし考慮の必要はないでしょう。



しかし全面禁煙となった場合は現在いる非喫煙者と寛容な喫煙者ということになり、おそらく既存の多くの喫煙者はパチンコを止めるきっかけになる可能性が非常に大きい上に新規ユーザー獲得に繋がるかも明らかではない。



このリスクを推してまで法制化するだろうか?

法規制しても喫煙者を繋ぎ留め、新たなユーザーを開拓できるほど今のパチンコ業界は魅力的なのか?



結局ここに尽きる話でしょう。



また、例えば私は神奈川県在住なのですが、嘗ては仲間と集まる場合にはよくファミレスを利用していましたが、2010年に禁煙条例が敷かれファミレスが全面禁煙になってからは、よほどの場合でなければ利用しなくなりました。



これは私だけではないようで、ファミレスは売上が激減しました。



こうしたネガティブな事例もあるので、今まさに青息吐息のパチンコ業界が一律禁煙化に賛成するとは思えませんし、それこそ「企業努力」の範疇に収めたほうが無難だと考えます。



もし業界が復興を望むのであれば、離れて行った顧客を引き戻すより他ないと考えます。



しかし嘗ての魅力的だったパチンコパチスロ業界に戻すには法の壁はあまりに厚い。



お上は自分たちの手に余らない程度にまで業界を縮小したいと考えていますから、一旦絞めた箍を緩めることはしないでしょう。



我々ユーザーは先細って行く業界を見物するというのが、金のかからない一番楽しい遊技の仕方だと思います。





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