今、若い女性の間で話題沸騰中の「ボンボンドロップシール」を景品に活用し、女性客の新規開拓につなげられないか、という提案だ。
女性目線ならではの発想だが、男性社員の多くは「何それ?」という反応が正直なところだろう。
そもそもボンボンドロップシールとは、ぷっくりとした立体感と、ツヤツヤした透明感が特徴のデコレーションシールの名称だ。平成レトロブームが続く中、当時流行した「シール交換」や「シール集め」の文化が令和に復活し、そこへ現代的なデザイン感覚を融合させたのが、このシールだ。
「派手可愛い」「懐かしいのに新しい」といった感性が支持され、10代から30代の女性を中心に爆発的な人気を獲得している。実店舗でも通販でも入荷即完売が当たり前で、発売日には長蛇の列ができ、購入制限がかかるほどの争奪戦になるケースも珍しくない。
中でも人気が高いのがキャラクターデザインのボンボンドロップシールだ。可愛さと希少性が相まって、手に入れる機会は極端に限られている。
ここに女性社員は目を付けた。パチンコ業界には、もともと多彩なキャラクター資産がある。特にアニメや漫画とタイアップした機種が多く、キャラクターのバリエーションは他業界と比べても群を抜いている。
例えば、エヴァンゲリオン。パチンコ台としてだけでなく、一般層にも広く浸透した人気コンテンツであり、その版権をフィールズが抱えている点も強みだ。こうした既存IPを活用し、「パチンコ×ボンボンドロップシール」という新しい切り口を作れば、女性層への訴求力は決して低くない。
by ジェミニもっとも、ちいかわ景品の際にも指摘されたように、「ホールに入って実際に打てば、玉やメダルが溶けるスピードに驚き、二度と来なくなるのではないか」という否定的な声は無視できない。このギャップをどう埋めるかは、依然として大きな課題だ。
一つの現実的な解決策として、ホールに隣接したスペースでシールの販売や交換のみを行い、いきなり遊技へ誘導しない導線を作ることも考えられる。まずは「近づいてもらう」「存在を知ってもらう」ことが先決だ。
派手可愛いシールが、近づきがたかったホールの入口を、少しだけ開くきっかけになるかも知れない
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