パチンコ日報

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選ぶ面接だけじゃダメ! 企業は面接で求職者に選ばれている!?

こんにちは、採用支援アベブの太田です。
アルバイトを希望する求職者の数よりも求人広告の数のほうが多い “売り手市場” となった現代。面接でもかつてとは違った対応が求められるようになっています。

多くの求職者はいくつもの職場へ同時に応募を出しているため、本当に働きたい場所を応募段階で決め切っていない場合があります。そうした今の求職者にとって、面接は自己アピールの場であると同時に、アルバイト先を決めるための “下見” でもあるのです。

なので、採用担当者も、昔のように 「求職者を選ぶ」 だけでは面接はうまくいきません。求職者に対してヒアリングをするだけでなく、企業側も求職者に対して自社アピールをする必要性が出て来たことが、“売り手市場“ における面接の特徴と言えるでしょう。

それでは、採用担当者はいったいどのようなところをアピールすればよいのでしょうか?

求職者が気にするポイントはこの2つ!
面接の際、求職者はこんなところを気にしています。

①面接に来た時、既存スタッフが良い印象を与えてくれるか

求職者が面接をしに職場に来るとき、最初に対応をするのは、採用担当者ではなく現場の既存スタッフである場合がほとんどです。応対にかかる時間はほんの少しだけですが、最初に会ったスタッフの印象は求職者が抱く職場のイメージに大きな影響を与えます。

もし、対応したスタッフの言葉遣いが乱暴だったり、面接の時間まで長くまたせてしまったりすると、求職者の意欲はダウンしてしまいます。求人期間中は、「応募してくれた方が来るかもしれないから、こんな風に対応してね!」 と事前に既存スタッフに伝えておくとよいかもしれません。良い案内をされると、求職者は 「この職場、雰囲気いいな、働いたら楽しそうだな」 と感じてくれるでしょう。

②仕事のやりがいや魅力がちゃんと伝わってくるか
 
応募してきた求職者はもうウチで働く気がある」 と決めつけて面接してしまうと、面接でシフトや時給などの条件のことばかりを話題にしてしまいがちです。もちろんそれも必要なことではあるのですが、求職者にとって “下見” の場所でもある面接の場では、求職者に 「ここで働きたい!」 と思ってもらえるような言葉をかけてあげることがとても大切です。

例えば、求職者に対して、「どうしてウチを応募してきてくれたのですか?」 と率直に尋ねてみるのはどうでしょう? そこで、求職者が 「まかないを食べられる仕事が良いなと思ったので、応募しました!」 と答えてくれたとしたら? その答えに応じて 「ウチには一人暮らしをしている学生がたくさんいますよ!」 とか、「お腹を空かせている学生さんには、まかないを大盛りにしたりするんですよ」 など、アピールになりそうな職場の情報を伝えられれば、求職者はよりその職場で働きたいと思ってくれるはずです。

できているつもり、ではダメ!ちゃんと求職者に伝わることが大切
「いやいや、そんなこともうやっているよ!」 とお思いの採用担当者もいらっしゃるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。もしかしたらそれは、できているつもり、になってしまっているだけかもしれません。

下のグラフは、面接後の働きたい気持ちに影響する重要な3点について、上の段(濃いグレー)に 「面接官の意識」、下の段(薄いグレー)に 「面接を受けた従業員の意識」 をグラフ化したものです。



これを見るとわかるとおり、実は、できているつもり、になっていても、意外に求職者にとっては伝わっていないことが多いのです。いくら伝え手側の採用担当者がすべきことをしたつもりになっていても、実際に受け手側の求職者の実感に繋がっていなければ仕方ありません。こうした採用担当者と求職者のギャップを解消することが、求職者に選ばれる面接の重要なポイントだと思われます。




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裏カジノにちょいパチが登場

まさか、ちょいパチがこんな使われ方をしていることを誰が想像しただろうか。導入されているのは冬ソナとAKBの2台のみなのだが、これが結構な評判になっている、という。

場所は都内某所。何と、裏カジノでちょいパチが活躍していた!

1玉100円。玉は1万円買いで100発。ちょいパチは29分の1~39分の1の確率である。100発以内で大当たりすることも十分あり得る。

AKBの場合4ラウンドで208発、6ラウンドで312発の出玉だが、1回大当たりを引けば2~3万円にはなる。ちょいパチでも連チャンすれば1000発ぐらい出る機種もあるので、10万円ぐらい稼ぐこともできる。

「40分の1の確率と1玉100円がギャンブラーにはたまりません。レートと戻しの期待感がちょいパチは絶妙にマッチしています」(風俗ライター)

裏カジノと言えばこれまでは4号機が主戦場だったが、裏カジノが摘発されるたびに、警察に押収され、どんどんタマ不足になっている。

それに代わるものとしてちょいパチが採用されたのだろうが、レート次第ではちょいパチだって裏カジノへ回ることが増える可能性が出てきた。

となると、中古機はホール以外には一切流出しない流通システムを確立しろ、ということにでもなるのか?

カジノの第1号は大阪ではなく、ハウステンボス説というのも急浮上してきた。理由はほかのホテルやリゾート施設はすでに完成されているので、新たに作るのはカジノ施設ぐらいで済むからだ。

東京・横浜の都心部はトーンダウンしてきている。お台場にできれば、都内の裏カジノも開店休業になるかも知れなかったのに、まだまだ、都内の裏カジノは蔓延ることになるのだろうか?




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店舗数が増えても売り上げが下がる原因

数字は時として残酷で無慈悲な現実を突き付けてくる。

4パチ、20スロしかない時代は店舗数を増やすことが、そのまま会社全体の売り上げを押し上げる要因になっていたが、その法則が全く通用しなくなっている。

ホール企業の財務情報によると、この10年間で店舗数、設置台数、従業員数は毎年増え続けているにも関わらず、5年ほど前からその法則が崩れ、店舗数が増え、設置台数も増えているにも関わらず、前年比で売り上げが下がる傾向が続いている。

売り上げを単純に台数で割ってみると2008年は、台当たり年間1362万円稼いでいたものが、2017年は750万円まで下がっている。実に45%減だ。台数が増え、社員数も増えているのに経常利益も下がり続けているということは由々しき事態だ。

大けがをして大量出血しているのに、止血もしないでそのまま放置しているようなものだ。

店舗数、台数が増えているのに売り上げが上がらないのは、低貸し営業の浸透ぶりを如実に表すものである。加えて、追い打ちをかけるのが遊技人口減だ。絶対的な遊技人口が減り、低玉営業が主流になれば、店舗数を増やすだけで、は売り上げを上げることはできない。

もっとも、売り上げよりも重視すべきは営業キャッシュフローだ。これは、営業活動において会社が本業の営業活動からどれだけのキャッシュを稼いだのかを示すもので、金額が多ければ多いほどプラスの評価となる。

営業活動によるキャッシュフローがプラスである場合は、その会社が本業の営業活動から資金を獲得できていることを示し、本業の営業活動が順調であるいうことを意味する。

逆にキャッシュフローがマイナスになっている場合は、その会社が本業の営業活動により資金を獲得することができず、事業活動を行えば行うほどどんどん資金が流出してしまっていることを意味する。

キャッシュフローがマイナスになっているということは、本業の事業活動を継続していくために銀行等から借り入れや、手持ち資金を減らしつつなんとか資金繰りを行っている状態である。

キャッシュフロー改善の原則はとりあえず、利益を出すことだ。そのためには①売上を増やし、②原価を下げて粗利益を増やし、③販売管理費を下げることで確実に利益を計上することができる。

現在、各ホールで行われているのは、②と③だろう。原価を下げて粗利を増やすために、コストがかかる機械代を抑えるために、無駄な新台を買わないことに躍起になっている。新基準機時代と相まって、しばらく、この買い控えは続くだろう。

しかし、業界で今、一番難しいのは、売り上げを上げることだ。前述の通り、1パチが主軸となり、店舗数を増やせば売り上げが上がる、という定石は崩れている。

売り上げ増が難しいとなると、残された道は、営業努力を続けても改善が見込めない店舗は、不採算店に転落する前に閉鎖するしかない。

店舗を増やしても売り上げは増えない——これは業界が4円等価で我が世の春を謳歌したツケである。原因が分かっているのだから、立て直す方法はある。それが遊技機規則の改正となるのか?


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旧基準機にしがみつくその頭を切り替えろ!

スロット関係者が正月営業の有力ホールを回った。その時目にした光景は業界の方向性を示唆するものだった。

客が付いているのは北電子、山佐、ユニバーサルのAタイプで、ARTは空き台ばかりが目立った。完全にソッポを向かれている状況だ。

「ここ数年間で事故待ちと揶揄されるARTがお客さんを飛ばしてきた。いわば、業界を潰してきたARTをメーカーもホールも最後まで使いたがる。今後3年間ARTを使い続けて、さらに客を半減させたいのか!と言いたい。常に射幸性を求めるメーカー、ホールの頭をまず切り替えなければ、本当に業界が潰れる」(スロット関係者)と警鐘を鳴らす。

今まであまり見向きもされなかったAタイプの客付きが好調だった、ということは、お客さんは出たり入ったりを繰り返すAタイプに回帰してきている、ということである。開店プロ以外、いくらおカネがあっても足りないARTには見向きもしなくなっている。

「お客さんはAタイプに回帰してきているのに、出玉規制が入ったから業界は助けられた、という思考の業界人はまずいません。玉を出す波を作るには、それ以上に吸う波を作らなければなりません。2万5000円ぐらい軽く吸い込む。そこにお客さんは飽き飽きしている」(同)

業界が市場規模30兆円、1万8000店舗を誇っていた時代は、パチンコ現金機が押し上げたが、CR機の確変が登場してから業界は下り坂になって行く。

高射幸性についていけなくなったユーザーが離反する中で、売り上げ、粗利が取れるとばかりにメーカー、ホールは高射幸性機種ばかりを求め続けた。

ホールがグランドオープンすると開店初日は4円、20円からお客が埋まり、低貸しコーナーは空席が目立つ。グランドオープン期間は高稼働だが、平常営業に戻ると4円、20円は閑散として行く。4円、20円の高射幸機を打つお客というのは、結局は開店プロ、ウチコ軍団で占められているだけでもある。

客離れが進む中でホールが従来通りの粗利を確保するために、お客の勝率が下がり、ますます客離れが加速する。現在の客離れは行政側の規制によるものではなく、ホール側の営業方法に起因するものである。

「旧基準機ですでにお客さんは飛んでいるにも関わらず、ギリギリまで旧基準機を使おうとする。その頭を切り替えられなければ、メーカーも大きく淘汰される。ARTが客を飛ばしたことをもっと真剣に考えるべき一般のお客さんはAタイプを求めているのだから」(同)と訴える。


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元店長の新規市場を作るための提言 ②

いま直ぐに、新規ユーザーを増やすのは無理な話。パチンコの悪いイメージを新規ユーザーに印象づけるだけになるからです。

①ウルサイ!
②煙たい
③金かかる
④勝てない
⑤お客さんの質に違和感
⑥システムが分からない
等々。

まず受け入れ体制を業界上げて行う。
手始めにホールは、全面禁煙にする。

喫煙者は、吸いたければ喫煙ルームへ行けばよい。
ホールが全面禁煙にすることに反対する人は、極々少数の筈。反対意見が出ても、恐れることはない程度だと思います。

全面禁煙を業界一斉に行う。

なぜホール業界一斉に全面禁煙の決議もせず、喫煙可能ホールの余地を残す声明を出すのか?

売り上げや稼働が落ちる恐怖を感じるからでしょう。
それは、受動喫煙に晒される従業員のことなど一切気にしていない事に等しいことです。

時代は刻々と変化している。喫煙率を見れば一目瞭然だ(JT調べ)。



昭和41年喫煙率
男83.7%
女18.0%

平成3年喫煙率
男61.2%
女14.2%

平成29年喫煙率
男28.2%
女 9.0%

世間では喫煙者の肩身がこれだけ狭くなってきています。

一方、ホールの遊技客の喫煙率は日遊協の調べによると、約43%だ。この数字は平成17年レベルだから、約10年遅れで世間の喫煙率を追っています。

違う方向で喫煙に対して見てみましょう。

日本が受動喫煙に対しての認識の甘さが分かります。

この画像を見て頂きたい。
オリンピック開催地の受動喫煙防止策に対しての罰則の有無です。



ここ最近の開催地は、全て罰則付の法令が完備されていますが、東京は罰則規定が無い!

あの北京や平昌でも受動喫煙防止法令があるのに、東京=日本にはない。世界標準からかけ離れています。

今、日本でも検討が始まったので、そのうち受動喫煙防止法令も出来るでしょう。

話を戻しますが、ホールは本来ならば、誰もが全面禁煙にするべきだと思っています。
オーナーだって従業員の健康管理上そうしたいと思っている。

しかし、売り上げが落ち込んでいるこの時期に、全面禁煙にしたら、約43%のお客様への影響を恐れている。だから英断出来ない。

しかし、心配はいりません。

間違いなくホールも全面禁煙になります。法令によって、そうなるからです。
万が一、ホールが除外になるならば、ロビー活動の結果でしょうが、そうなれば、将来の新規ユーザー獲得は遠のくでしょう。

新規ユーザーをお迎えするには、全面禁煙だけでは環境整備は整わない。

次はけたたましい騒音だ。

ホール関係者は、今のホール内の音に慣れてしまい、それが当たり前になっていいます。
しかしホールに入った事がない人にとっては、長時間あの音量にさらされることは苦痛でしかありません。

小生はフランスやロシアから来た人たちをパチンコ店に案内したことがありますが、一様にあの音量がダメだと言います。

パチンコ初心者も連れて行ったことがありますが、1時間が限界でした。

ホールもそれが分かっているから、無料の耳栓を配布した時期もありました。東京大井町の駅近くのホールは、今でも無料の耳栓を置いています。

今のホールの環境は、健康とはかけ離れている、ということです。

つづく



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