ハンドルネーム「楽太」さんの意見は、業界人には非常に耳が痛い。煽る演出に警鐘を鳴らす。
以下本文
ドル箱への回帰は可もなく不可もなくですが、「あわよくば遊技中の客を広告塔に」って考え方は程々にして欲しい。
箱を積ませるために箱を小さくしてみたり、思いっきり底上げしてみたり。
ちょっと出れば別積みを求めて、一箱のメダルを飾り箱3箱にわざわざ分けたり。
玉を出した人にとってみれば手数が増えて煩わしいわ、近くでガチャガチャやられてうっとうしいわ、自分の出玉を遠くに置かれて不安だわで、百害あって一利二利。
出玉アピールも大事だろうが一番大事なのは、今まさに打ってくれている人間だろう?目先の欲で今いる貴重な客にストレスを与えてどうするんだ?
ここまでして無理矢理出玉アピールをしたところで“店が意図して出した玉ではない”ことが透けて見える店では逆効果、集客には繋がらないでしょう。
先日のエントリーに「達成感が大事」とありましたが、上げ底はその達成感にも水をさします。
甘デジでも出玉感を出したかったのか、甘~ライトの島を分厚いウレタンで上げ底した1000発しか入らない箱にした店がありました。
すぐ積まれる箱に、すぐ飲まれる箱、この店では10箱積んでも逆に冷めた気持ちになりましたよ。積まれた箱見て寄ってきた人も箱の上げ底っぷりを見たら馬鹿にされた気持ちになるってもんです。
同じことはメーカーにも言えますよ。
遊技者を如何にして広告塔にするかに腐心しているメーカー多数ありますよね。
牙狼の台上から生える首、あれは遊技者のために生えてますか?
ニューギンやサンキョーを筆頭に最近のスロットの耳をつんざく上乗せ効果音、あれは遊技者のために鳴ってますか?
京楽の台で16ラウンド確定図柄が“揃った後”に“毎回”鳴り響くPフラッシュ、打ち手は当たりを知ってますよね?あれって誰のために鳴らしてるんですか?
他にも色々。
昔は打ち手にとって“嬉しい予告”だったものが、どんどん“うるさい告知”に成り下がっていってるってメーカーの人間達は分かってないんでしょうか。
打ち手だけが分かれば良いもの、逆に言えば打ち手だけが楽しむべき瞬間を周囲の人間に大声で知らせずにはいられない最近の機種、はっきり言って醜悪です。
そのうち魚群にも激しい効果音が付きそうですよね。
「派手=熱い」みたいな下品な思考に凝り固まらないで頂きたいものです。
ホールの人にもメーカーの人にもこれだけは忘れないで欲しい、遊技者は広告塔では無い、“出玉”や“激熱演出”が客を呼ぶのは副産物であってことさらに強調すべきものでは無いんです。
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