パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

低貸しでオール1は廃業へまっしぐら

ハンドルネーム「元ヘビーユーザー」さんが、ユーザー目線で超優良店ホールへの道を説く。

以下本文

稼動最優先。
これが最重要と思います。

パチンコはホールとお客の駆け引きだと思います。

設定オール1放置の店は、駆け引きがありません。期待感もやがて無くなります。設定1でも確かに一時的に波で出るかもしれません。しかし追っていけば出ません。

そうなるとノーマル機は稼動しなくなり、天井のある機械以外は期待できなくなりますが、やがて天井から遠い回転数で放置されるようになり、店内はゼロ回転だらけになっていきます。

客が飛んでから設定を入れたところで、そもそも回してくれませんから、誰も気付きませんし、粘ってくれません。ですから高設定と誰も思ってくれません。

今やネットで確率ぐらいは、コアユーザーは誰もが理解しているような状況です。

稼動が落ちていく段階は
1、ノーマル機の稼動が落ちて、ART、AT機の稼動ばかりになる。
2、ART、AT機が朝一のままや浅い回転数で放置されるようになる。
3、低貸し機の不人気機械の稼動が落ちていく。
4、低貸し機の人気機種の稼動が落ちていく。
5、お店にそもそもお客がいなくなる。
のような気がします。

20スロのノーマル機の稼動が抜群のお店は超優良店

20スロのART、ATの稼動で保っているお店は優良店

低貸しだけは稼動が高いお店は普通店

低貸しのノーマル機が動かなくなったお店は、かなり行き詰まった店

低貸しの人気機種すら動かなくなったお店は、もはや早期回復は困難な店

周辺の廃業しているお店は5の段階で廃業しているように思います。

設定オール1営業を続ければ、余程の立地等でなければいずれは5になるように思います。

ホールはいかにして客からのランクを下げずに、稼動を維持、あるいは高め。
薄利多売で粗利も稼ぐ。

そのために必要なことは期待感。
低貸しは粗利が取れないからオール1?
そんなことしたら5へまっしぐらですよ。

低貸しは、稼動を上げるカギ。
低貸しユーザーは高貸しには行きません。
しかし、ホールは賑わいます。

2スロがフル稼動なら、5スロもやがて動きます。5スロがフル稼動なら、10スロもやがて動きだします。10スロがフル稼動になるころにはもはや地域一番店でしょう。

毎日、低貸しの設定変更やリセットなどを試して、ユーザーとホールで駆け引きを行うことから始めてはいかがでしょうか。



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その⑬ 重要なことは客、店長の成功体験を増やすこと

試運転に設定した機種。

特定日を除く4週間で点数がプラスになれば、また点数をリセットする。

マイナスならば、リセットをせずに続行する。

同時に、累積点数を計算していく。

また曜日戦略を同時に実施。

曜日戦略とは稼働をあげるために不可欠な戦略でもある。

稼働が悪いホールを持つホール企業の中には、きめ細やかな戦略を持たないホールが実在する。漠然、漫然、と調整をしても何も解決しない。

ホールのどこが弱いか分析する。ホールのどの時間帯が弱いか、どの曜日が弱いか。

京王線の駅前店。平日19時から21時に稼働が良いホールは、日中は全く集客出来ていない。

客層の多くはサラリーマン層だ。

弱い営業時間帯は、10時から16時。月曜日から木曜日が特にダメ。

この曜日、この時間帯のボリュームアップを検討することが課題。

こうして多角的に戦略を練ることは最低条件だし、やって当たり前だが、だらしないホールはやってない。

こんな状態のホールが、稼働より粗利の目標を設定していたら、いつか必ず閉店する。

だから稼働重視が必要になる。

①売上、粗利、の目標も大切だが、稼働重視を最優先にする。

②曜日戦略、時間帯戦略を実施する。

③点数を4週単位にして、点数をリセットするタイミングや、累積点数を継続的に計算する。

①から③を注視しながら試運転をする。

そして重要なのは、お客様の成功体験を増やすと同時に、店長や本部長の成功体験を増やすことだ。

店長の成功体験、最近は体験していない店長ばかりだろう(笑)

つづく


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メーカーに挑戦して欲しい困難なモノづくり

時計の針を過去に戻すことはできないが、人間は過去の失敗を反省して、同じ過ちを繰り返さないことはできる。

業界が大衆娯楽とかけ離れだしたのは確変が認められたCR機からだが、決定的にしたのが4号機時代からだ。合法的賭博機とも揶揄された4号機は裏モノを必要としないほどの連チャン性能を発揮した。時には100万円分も勝てるとなれば、サラ金で借金してまでサラリーマンや主婦までが追っかけた。それがサラ金の総量規制にもつながった。

保通協試験を合格したとはいえ、警察庁としては合法賭博機をいつまでも市場で稼働させるわけにはいかず、4号機は強制撤去されることになる。4号機時代、ホールだけでなく、専業が出現するぐらいお客も儲かった。

4号機撤去によってその稼ぎ頭を薄なうことに恐怖を感じたホールの中には、4号機時代の終わりと共に、撤退したところもある。

この時、ホールは4号機ショックから抜け出すために、高射幸性のパチンコのMAX機に注力すると共に、等価交換営業に舵を切り始めた。4号機撤去によって失った利益を確保するには、パチンコも等価営業が手っ取り早かった。

パチンコの等価で大手が成功すると、競合店は対抗策上、等価に走らざるを得なかった。

そこに一物一価の指導が入ると、好調だったスロットの交換率に合わせて、パチンコは等価ではなかったホールまでがスロットの等価に合わせた。

元々、パチンコの等価は釘調整も難しく、遊ばせるゲージを作れる優秀な釘担当者もそうそういない。

パチンコ営業の基本は、玉を出しても交換差益があるので、最大160%まで出しても赤字にはならなかった。ところが、等価営業は100%以下の出率で集客しなければならず、そんな営業方法が長続きするものではないことは分かる。

最大の“被害者”はハネモノだろう。ハネモノは鳴かせてなんぼ、拾ってなんぼ、Vに入ってなんぼ、という機械特性がある。これが、等価交換によってものの見事に潰されてしまった。

鳴かない、寄らない等価釘ではそりゃ、打ってもらえない。鳴かせて、寄らせて、Vは運次第、という基本ができていないのだからハネモノ好きでも打たなくなる。

100%以下の出率にユーザーが疲弊するのに時間はかからなかった。年々減少する遊技人口がそれを現した。

客のおカネが続かないことに気づいたホールの一部が、4円の4倍遊べることを謳い1パチ営業をスタートさせる。各地で成功事例が出ると、瞬く間に全国に広まる。4円ではおカネが続かないユーザーが、水は高いところから低いところへ流れるが如く、1円にどんどんシフトしてきた。

4円は閑古鳥が鳴き、1円は賑わった。

すると、4円が揮わないことで、ホールの売り上げ、粗利はどんどん下がる。4円の時ほど儲からなくなったので、ホールもコストのかかる機械代を削減するようになる。すると、メーカーは新台が売れなくなり、上場メーカーの中には赤字決算を連発するところもで出てくる始末。

ホールの営業が1パチ主体となり、新台を買わなくなった。1パチは中古で回すことが当たり前だからだ。2005年は年間約400万台は売れていた新台が、2017年度は133万台まで減少している。このまま店舗数が減れば、100万台を切るのも時間の問題だろう。

メーカーが機械代を上げるのは、「ホールが新台を買わなくなったからだ」と責任を転嫁する。

そんな責任のなすりあいよりも、メーカーはやらなければならないことがある。

ドラマ下町ロケットで佃社長が社員にこんな熱弁を揮った。

「技術者として、時代の先を行かなきゃ、いずれ時代に取り残される。だから、その前に俺たちも変わらなきゃいけないんだよ。これは無謀な挑戦かもしれない。でも、この挑戦があるから、未来は救われる。夢は形にできる」

パチンコ業界だってメーカーが挑戦をしなくなったら終わりだ。

たとえば、ハネモノは等価によってホールに持ち味を殺されてしまったわけだが、高価交換でも、ホールが触ろうとも、ブンブン鳴かせることができて、玉を拾うハネモノを開発するだけでも、ハネモノファンが戻ってくる。

メーカーには困難と言われるモノづくりに挑戦して欲しい。



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日韓関係とパチンコ

韓国軍のレーダー照射問題で韓国の新聞社から在日ホール関係者が取材を受けた。日本生まれ、日本育ちの世代だ。

自分の考えを素直に答えた。

「レーダーを照射したかどうかが一番の問題。それなのに北朝鮮船の捜索をしていたとか、韓国軍の船の上を飛んだとか、さらにはレーダーそのものを照射していないとかころころ発言が変わる。レーダーを照射したのなら謝れば済むのに、話をはぐらかす。だから日本人の感情を逆なでる。アメリカは軍事衛星を飛ばしているので韓国軍がレーダーを照射したかどうかの証拠は持っている。後で証拠を出されたら韓国の分が悪い。話をころころ変えるのは嘘をついている証拠。責任の所在を変えるのが韓国人の悪いところ。そうやって子供の頃から育っている」

記者としては在日韓国人にも韓国寄りの答えを期待したが、ものの見事にあてが外れた。

「反韓感情があって今は韓国へ旅行も行きたくない」と付け加えた。

韓国紙は昔、韓国と聞いて思い浮かべるイメージをアンケートしたことがあった。当時は日韓関係も良好だった。韓国=冬ソナで、日本のおばさま方はヨン様に酔った。今は韓国=パチンコに替わっている、という。

ホール関係者は日韓関係の悪化に伴い、韓国のイメージがパチンコに替わったことを危惧する。

女子マラソン金メダリストのQちゃんこと高橋尚子のパチンコ好きは有名だ。しかし、彼女のパチンコ報道は実にネガティブ。結婚相手がいるにも関わらず、結婚しないのは重度のパチンコ依存症が原因などと書かれている。

今はパチンコが好きと言うだけで依存症のレッテルを貼られる。パチンコが趣味とは公言できないような状況が生みだされている。

日韓関係の悪化とパチンコイメージの悪化はシンクロしているともいえる。

ちなみに、韓国紙のインタビューを受けたホール関係者の意見は記事になることはなかった。

韓国紙で日本寄りの意見を載せるだけでもバッシングを受け不買運動に発展しかねないためである。



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大晦日にゲロと格闘した店長

大晦日営業での出来事だ。

夜8時過ぎ、インカムから女性スタッフの悲鳴が事務所に響いた。店長は何事かと思った。

「お客様が台にゲロを吐きました!」

年末ともなると酒を飲んだ客が来ることも珍しくないが、店長も台にゲロを吐かれるのは初めての経験だった。

台はジャグラーだった。盤面からボタン、セレクターまでがゲロまみれだった。

レギュラーボーナスがまだ完全に終了していない状態だった。それを打ち終えたところで掃除にかかった。

しかし、店長はゲロ掃除をスタッフに命令することはできなかった。誰だって他人のゲロ処理なんかしたくない。誰もしたくないことは店長が率先してするしかなかった。

ゴム手袋をはめゲロ掃除に取りかかった。まず、ゲロまみれとなっていたコインをきれいに洗って景品交換した。

「駅で時々ゲロ掃除をしている光景は見たことがあるが、まさか自分が店内でゲロ掃除をするとは思ってもみなかった。駅は地べたに吐いているのでおがくずを掛けてほうきで履けばいいだけですがこれは手作業で本当に参りました」(店長)

中でも店長を悩ませたのはコインセレクター内の掃除だった。

掃除していると、「いつ終わるの?早くして」と別の客から声が掛かった。

客は目敏かった。オバケだったので、ジャグ連を期待しているためだった。運がよければ5~6連チャンも狙える。

「セレクターの通電もテストするので今日はこのまま止めます」

時間をかけてきれいに掃除し、セレクターチェックも終え、何とか元日営業に間に合わせることができた。

営業本部長が店長からこの報告を受けたのは元日営業の1時間前だった。

誰もやりたがらない作業を店長自らが行ったことを褒めた後で、「で、その台は設定を入れた?思いっきり上げておけ」と指示した。

営業本部長は前日ゲロまみれ台が翌日高設定台なら話題になると思ったが、店長にそんな余裕と思考回路はなかった。

「スタッフも店内作業しているので、もう間に合いません」

さて、このケースで貴方が店長なら掃除も含めどんな行動を取った?



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