パチンコ日報

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いつまで等価を続ける


脱等価を組合で申し合わせたにも関わらず千葉県遊協のように足並みが揃わないために延期したケースがあったり、都内では他店との差別化をアピールするために再び等価へ戻すホールが出てきている。

これは等価でなければ客離れが起きることを恐れるあまりに選択した手段なのだろうが、今年10月から実施される消費税10%時代を迎え、それでも等価営業をやり続けるつもりなのだろうか?

消費税が8%になった時、業界は内税の現行方式を選択した。外税にするには台間サンドを消費税対応型に切り替える新たな投資が必要になったり、外税で貸し玉が削られることは客が損した気分になり、客離れが心配されたためだ。

しかし、4円の稼働が落ちて収益性が低い現状で10%時代も現行方式を取るとますますホールの収益は悪化する。

税理士法人みなと財務に現在のパチンコ業界の消費税問題が分かりやすく解説されている。
※注:税率は消費税5%。

以下引用

現在のパチンコ業界では貸玉料金の中に消費税額が含まれる料金システムを採用している。つまり、貸玉料金が1玉4円ならば、客が支払う純粋な貸玉料金は3・81円、消費税額は0・19円という計算になる。

ところが、貸玉を景品に交換する場合には1玉当たり4円として計算する。つまり、本来の玉の価値は税抜きの3・81円であるにもかかわらず、景品交換時には4円の価値があるものと見なされるわけだ。しかし、パチンコ店にとってみれば、貸玉料金に含まれる消費税は単なる「預かり消費税」にすぎない。この部分の金額は申告納税する必要があるため、消費税分だけ客が得をし、店側は利益を削って消費税を納める形になっているのである。

この料金システムのまま消費税が増税されてしまうと、パチンコ店の利益はさらに目減りしてしまう。そこで、増税に対応できる料金システムの1つとして、現状の貸玉料金4円に増税分を転嫁する方法が考えられている。

これは、例えば税率が10%に引き上げられた場合、貸玉料金を「4・2円」とする方式。現状の4円という貸玉料金に増税分の0・2円(10%増税なら正確には約0・19円)を上乗せすることで、増税分の消費税を店舗が負担することは一切ない。だが、この方式では貸玉料金に「割高感」が出てしまう上に、従来の消費税5%に対応する部分を、店舗側が利益を削って負担することになる。誰も幸せにならない消費税増税を視野に、業界の懸命な模索が続く。

引用終わり

等価営業とMAX機の組み合わせで、異常なまでに玉単価が上がり、消費税もヘッチャラだったが、それも過去の話し。等価用のベースの低い機械も今はないので、売り上げアップも期待できない。この現状で等価営業を続けることが、どれだけ無謀なことか想像はつくというものだ。

消費税額がアップするということは、売り上げが減少し、利益やキャッシュが減少することを意味する。

それでも現行方式を取るなら方法はただ一つ。これを契機に40玉交換に戻せば換金差益で消費税10%も十分に吸収できる。

等価を続ける、あるいは等価に戻すホールは長く商売を続ける気はないのか? それともよほど高稼働ホールのどっちかだろう。



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