パチンコ日報

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大晦日にゲロと格闘した店長


大晦日営業での出来事だ。

夜8時過ぎ、インカムから女性スタッフの悲鳴が事務所に響いた。店長は何事かと思った。

「お客様が台にゲロを吐きました!」

年末ともなると酒を飲んだ客が来ることも珍しくないが、店長も台にゲロを吐かれるのは初めての経験だった。

台はジャグラーだった。盤面からボタン、セレクターまでがゲロまみれだった。

レギュラーボーナスがまだ完全に終了していない状態だった。それを打ち終えたところで掃除にかかった。

しかし、店長はゲロ掃除をスタッフに命令することはできなかった。誰だって他人のゲロ処理なんかしたくない。誰もしたくないことは店長が率先してするしかなかった。

ゴム手袋をはめゲロ掃除に取りかかった。まず、ゲロまみれとなっていたコインをきれいに洗って景品交換した。

「駅で時々ゲロ掃除をしている光景は見たことがあるが、まさか自分が店内でゲロ掃除をするとは思ってもみなかった。駅は地べたに吐いているのでおがくずを掛けてほうきで履けばいいだけですがこれは手作業で本当に参りました」(店長)

中でも店長を悩ませたのはコインセレクター内の掃除だった。

掃除していると、「いつ終わるの?早くして」と別の客から声が掛かった。

客は目敏かった。オバケだったので、ジャグ連を期待しているためだった。運がよければ5~6連チャンも狙える。

「セレクターの通電もテストするので今日はこのまま止めます」

時間をかけてきれいに掃除し、セレクターチェックも終え、何とか元日営業に間に合わせることができた。

営業本部長が店長からこの報告を受けたのは元日営業の1時間前だった。

誰もやりたがらない作業を店長自らが行ったことを褒めた後で、「で、その台は設定を入れた?思いっきり上げておけ」と指示した。

営業本部長は前日ゲロまみれ台が翌日高設定台なら話題になると思ったが、店長にそんな余裕と思考回路はなかった。

「スタッフも店内作業しているので、もう間に合いません」

さて、このケースで貴方が店長なら掃除も含めどんな行動を取った?



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