パチンコ日報

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遊パチで経営が成り立つようにする時代


ホール企業に就職を考えている大学生が、疑問に思っていることをホールへ出向いて質問をぶつけた。

「遊パチがあるのに、なぜ遊スロはないんですか?」

質問を受けたホールの店長は「初めての質問で明確に答えることができませんでした」と振り返る。

業界人も一般人も遊パチとは遊べるパチンコのことと思い込んでいる。かくいう筆者もそう思い込んでいた。

ウィキペディアには遊パチのことが詳しく書かれている。



それによると、遊パチとは、「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ運営委員会」によって定められた大衆娯楽向けのスペック設定であるパチンコ、パチスロ、パロット機種の愛称。全日遊連の登録商標とある。

時代背景的には2004年のパチンコ機内規改正で大当たり確率の下限が360分の1から500分の1に緩和され、確変割合の制限が撤廃されたことにより、パチンコメーカー各社はこぞって低確率・高継続の機種を発売した。

結果的には、大当たりするまでに多額の資金が必要となる射幸性の高い機種が氾濫することになった。

これを重く見た警察庁の意向を踏まえ、2006年に大当たり確率の下限を400分の1に引き上げる内規改定を行うと同時に、射幸性を抑えた機種の開発・普及を促進する動きが高まった。

2007年にホール4団体の決議で、遊パチの定義としてパチンコ・パチスロを問わず「およそ5000円で2時間以上遊べる遊技機」としている。

オーイズミが2007年から発売してきたハネスロがまさに遊パチならぬ遊スロだった。2011年に発売された「リラックマ」でその存在が注目された。ボーナス確率は72分の1、2リールで完全目押し不要、業界最短天井222Gを謳い文句に、パチスロの知識や技術がなくとも、メダルを入れて、順番に押すだけで遊べた。

「遊べるということは売り上げが伸びなので、ホールさんは嫌がる。当時も今も爆裂機で波が荒くて辛い、コイン単価が上がる機種を望む傾向があります。しょっちゅう、小さい当たりが来るので、コイン単価も下がるので導入したホールも外して行った。お客さんもホールも、スロットはツボに入れば万枚出て20万円勝てる台を求めています」(スロット関係者)

高射幸性を求めていた時代は、ハネスロは見向きもされなかったが、これからはハネスロがスタンダードにならざるを得ない時代でもある。メーカーはARTを捨てきれないようだが、爆裂機を作りたいのなら、カジノ向けスロットの開発に勤しんだ方がいいかも知れない。

ホールも残された3年間で遊パチで経営が成り立つ方向性を見出さなければならない。



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