パチンコ日報

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スタッフ自身が店の商品となり高稼働を維持するWINSニュー公楽一関ライト館

第5回ぱちんこ情熱リーグより



岩手県一関市の「WINSニュー公楽一関ライト館」は総台数200台の1パチ専門店。平日は4万発稼働、土日は5万発稼働を誇る今時珍しい高稼働店である。



ハンドルを握っている時間を増やす=納得度を高め、徹底的に稼働に拘った結果でもある。



高稼働を維持する具体策は次の3つ。





①おつかいサービス

1分1秒でも長く、遊技に集中していただくため



②ムリ、ムラ、ムダの排除



③遊技台メンテナンスでお客様としっかりつながる



マンネリ化を排除するためには、撤去台を決めるのは、お客様でコンピュータのデータには頼らない。1日店長制度を導入して、気付かなかったことに気付き、客観的意見を取り入れている。





「考えろ! 発想が可能性を呼ぶ。感動が真実を証明する」



同店で新規顧客とスリープユーザーを開拓するために始めたのが、無料パチンコだ。無料パチンコを実施するホールは珍しいことではないが、大抵が平日の店休日に行うのが、普通だが発想を変え、一番稼ぎ時の土日に実施した。



新規、スリープユーザーを本気で開拓しようと思えば、土日に実施するのがベストだが、収益のことを考えるとどこのホールも尻込みをするようなことをやってしまった。



実施する際も、6000軒のドアコールをしてお知らせをした。



1カ月後、新規客は3倍に増えた。



無料体験から新規顧客が増えたことが、スタッフの自信にもつながった。新規客の要望でタバコの臭いも改善した。



掲げる目標は「公楽ファンの創造」。



チラシの集客は一瞬の効果しかない。チラシの集客では公楽ファンを作ることはできない。そこで人と人の触れ合いを何よりも重視した。



お客さんを名前で呼ぶようにしているホールは珍しいことではない。同店は一歩進んで、従業員もお客さんから名前で呼んでもらう努力を行っている。



名前で呼んでもらう工夫として、スタッフプロフィールを少し変えたら、名前で呼んでもらえるようになった。





今では、スタッフ自身が店の商品となっている。その結果、広告宣伝費がかからなくなった。



東北・岩手を拠点にチェーン展開する公楽グループは、3.11の被害を受けた店もあり、全店が2週間休業した。





震災では地域のコミュニティーの役割も果たしたことを受け、ホールで夏祭り、秋祭りを開催し、その回数は8回に及んでいる。



「当たり前の追求。納得度を高めることで、お客様がお客様を呼んでくれるようになった。全てのスタッフが全ての業務ができる全員営業を実施している。私はそれまで出来ない理由を見つけるのが得意だったが、チャレンジしなければ、何も変わらないことを学んだ」(藤原店長)





皆は1人のために、1人は皆のために。その姿がプレゼンから伝わってきた。





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