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ソープを奢ってもらっても本人が嫌がればパワハラ

競馬で勝った副店長が部下2人を連れて飲みに行った。飲んだ勢いからソープへ行くことになった。料金は競馬で勝った副店長の奢りだった。



上司の奢り。普通なら喜んで付いていくところだ。ところが、うち一人はそういう場所へ行ったこともなければ、女性と付き合った経験もあまりなかったので、断った。



副店長はソープを奢るといったら誰もが喜ぶと思っているのに、断ることが理解できなかった。



「ごちゃごちゃいうな。おい、行くぞ!」



嫌がる部下を無理矢理連れて行くことになった。



嫌がった男性は26歳。これまでに付き合った女性は1人だけだった。



女性経験が少ないことが原因だったのか、雑菌性尿道炎にかかってしまった。排尿時に痛みを感じて病院へ通うことになり、2日間仕事を休んでしまった。抗生物質を服用して病気は治った。



有給は使い果たしていたので、2日休んだ分を給料から天引きされた。



無理矢理連れて行かれて、病気になり給料まで引かれることに納得できなかった。これは「パワハラだ」と不満を漏らしていたら、その声が店長の耳に届き、社内で問題になった。



男性は派遣社員だった。このホールで2年間働いていた。



男性は派遣社員なので「業務上の付き合いで無理矢理連れて行かれたこと」を主張した。



派遣会社は派遣社員を守らなければならない。そこで、ホール側と交渉した。ホール側が突っぱねたらパワハラ裁判になり兼ねないところだったが、ホール側が2日分を支払うことで丸く収まった。



ここ何年も前から、社内行事である飲み会や社員旅行へも行きたがらない人が増えている。会社は社員が喜んで参加している、と思うから社員旅行を行うのだが、行きたくない、という人が増えれば、「カネのかかる福利厚生を止めてしまえ」ということになる。



会社に不満があるから、業務以外に会社と関わり合いたくない、と思う社員が増える。



先日、べラジオの深夜の社員大会に出席してきた。



従業員460名中、7割が派遣社員だが、大会の冒頭に行われる理念の唱和は、まさに大合唱で部外者を圧倒する。べラジオパワーを肌で感じる。年2回開かれるこの社員大会を皆、楽しみにしている様子が、ひしひしと伝わって来る。



セクハラやパワハラはそれを受けた側がセクハラやパワハラと感じれば、セクハラやパワハラになってしまう。それは人間関係が希薄なことが原因でもあろう。



べラジオは新店を出店するたびにチーム作りから始める。最初はできないが、やがてできるようになり、そこには必ず涙と笑いがある。一つの目標に心を一つにして向かうチームができあがると、わだかまりや不満もなくなっていく。





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