パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

あなたが店長ならスタッフと常連客のどちらを守りますか?

偶然、女性スタッフが駐車場で当て逃げしていく車を発見した。すぐに、ホールへ戻って、店長に報告。被害者のナンバーを店内放送した。



当て逃げされた現場に第一発見者の女性スタッフと店長、被害者の3人が集まった。車はへこんでいた。すぐに被害届を警察に出した。



当て逃げされたのは常連客だった。



常連客は女性スタッフに「ナンバーは覚えているのか」と聞いたが、とっさのことでナンバーまで見ていなかった。女性なので車に興味もないので逃げた犯人の車種も分からなかった。



後で監視カメラの映像から犯人の車種は特定できたが、ナンバーまでは映っていなかった。



腹の虫が収まらないのは被害者でもある常連客だ。



第一発見者である女性スタッフに「なぜ、ナンバーを控えなかったんだ! どうしてそこで捕まえなかったんだ! お前がちゃんとしていないから逃げられるんだ。逃げられたのはお前のせいだ」と厳しく詰め寄った。客の剣幕と理不尽なことをいわれ女性スタッフは泣き出した。



店長が「まぁ、まぁ」と割って入ったが、常連客は腹の虫が収まらず、女性スタッフに八つ当たりするばかりだった。



ここで店長が毅然とした態度に出ればよかったのだが、常連客を大切にするあまりに、対応が常連客寄りで、女性スタッフを守ろうとはしなかった。



女性スタッフは客の剣幕に恐怖心を覚えた。まるでナンバーを見ていなかったことを犯罪者であるかのようになじられたことも悔しかった。そういう状況でも助けてくれなかった店長にも愛想をつかした。



女性スタッフは家に帰って、親に事の次第を報告した。そんな店は「辞めてしまえ」ということになっただけでなく、娘を恐怖に陥れた客を訴える、といいだした。



事がどんどん大きくなっていく。



店長は常連客に「スタッフが怖がっていますので…」と訴訟問題を切り出した。



「俺が犯罪者なのか! こんな店に二度と来るか」というと会員カードを投げ捨てた。



女性スタッフには辞められ、常連客も逃すことになった店長は、常連客にお詫びの手紙でも出そうかと悩んでいる。



店長の応対がスタッフと常連客の2人を逃してしまう結果になってしまった。こういう場合、店長はどう応待すればよかったのか。



「このケースでは従業員を守らなければいけない。第一発見者の女性スタッフを表に出してしまった時点でまずかった。スタッフが理不尽なことをいわれても毅然とした態度に出なかった店長は経験不足としかいいようがない」(営業本部長)と切り捨てる。



こういうケースで、あなたが店長ならどう対応しただろうか?



最善策をコメント欄に投稿していただければ幸いだ。







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