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生花の持ち帰り企画で女性客を集客

業界にはホールの開店祝いにスタンド花を出す習わしが昔からある。

西日本の地域によっては開店と同時に、きれいに飾られた花を持ち帰ることをOKとするところもある。特に名古屋では「お祝い花がすぐになくなるのは、それだけお店が繁盛している証拠」と考えられているからだ。

東日本ではそういう風習がないために、スタンド花が何日も飾られて枯れて捨てられていく運命にある。

ホール向けに生花スタンドやレンタル造花などを扱う夢工房(本社・埼玉県上尾市)は、「花を家に持ち帰って部屋に飾りたい」という女性客の要望に応える形で、生花お持ち帰り企画をスタートさせた。

開店花風の生花スタンドを店内装飾として飾ったり、総付け景品でお客さんが持ち帰りできる形で設置したりと、用途は様々だ。使い方は豊富な実績がある同社に相談すればアドバイスをもらえる。



お持ち帰り花——これまであるようでなかった集客方法ともいえる。

「園芸用のお花と違い、切り花は花瓶に挿し、お部屋のインテリアや仏壇のお供えに使用していただくことができます。1週間以内のスパンで交換が必要となりますから、ニーズが途切れる事はありませんね。お客様がお花屋さんやスーパーで購入し続けるのもコストがバカにならないため、当社の企画は非常に喜ばれます。何より、女性やご年配の方は無条件にお花が好きですので、満足度は高い商品です。ホール様にとっては、装飾も兼ね、お客様に喜ばれ、コミュニケーションも取れ、かつ安価でお手軽なのでリピーター店舗様が多いのが特徴です」(同社秋山氏)

同社は埼玉県さいたま市の大宮総合食品卸売市場内で「大宮フラワーセンター」を経営しているため、年中無休で安い切り花を提供することができる。もちろん、園芸用や観葉植物から造花まで取り扱っている。

この生花お持ち帰り企画の特徴は、全国のホールが対応可能になったことだ。発注から最短で4~5日で納品が可能になった。

生花は45〜50本。専用の段ボール箱に1器分を郵送する(関東圏では段ボール入れずに配送するケースもあり)。ホールで用意するスタンドがない場合は、レンタルも行っている。

「生ものですので、設置や保管に際しては涼しければ涼しいほど好環境となります。それでも個体差により劣化スピードが異なります。設置期間は3日までとされた方がよろしいかと思います。また、冷房であっても空調の風が直接当たらない事が望ましいです」(同)

花に関する企画を得意としている同社では、インパクトがある開店造花の30基の3日間レンタル「フラワースペシャル」やホール向けに鉢植えの販売や野菜等の詰め放題企画なども併せて行っている。








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