パチンコ日報

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パチンコ業界は、現状の分析と未来を予測出来ないのか? 最終回


先日、業界関係者と上野村で焼肉をついばみました。開発関係者2名、販売担当者1名、そして私の、計4名。全員会社の業務とは関係なく、将来のパチンコ業界を心配する有志です。

メーカーは、1年後に売れる機械を開発販売しなくてはならない。5年、10年後まで見据え、異業種参入を含めた経営は、会社の上層部が考え、社員レベルでは、1年後の製品がヒットするようにスケジュールが組まれている。

だから、5年、10年後の業界を不安視する開発者は、それは胸の内にそっと留め置き、社内では、明日や1年後の機械の心配をしなくてはならない。

今年1月の寄稿で、私は星野仙一さんの言葉を紹介した。

「やっぱりね、底辺拡大。子供たちにどうやって野球をやらせるか、その環境作りをどうやるか。プロ野球なんていい加減なもんなんです。ドラフトでパッパッとお金で釣るだけだからね。それまで選手を育てるのに、アマチュアの監督がどれだけ苦労してるか、そこを考えないと。もう考えてますけどね、僕は」

この言葉は、どんな業界でも当て嵌まり重要なことだ。特にパチンコ業界人の心には響かなければならない。

底辺拡大!

現在のパチンコ業界のキャッチフレーズは、底辺拡大だ。

年初の寄稿にも、新市場をつくるための提言を書いたが、いつも業界復活につながる起爆剤を考えている。しかし中々妙案がない。

スロットはパチンコに比べて底辺拡大は進んでいるように思える。ただ、多くの若者は5スロへ流れている。

底辺拡大とは、1パチや5スロの拡大ではなく、4パチ、20スロの底辺拡大を目指すことが業界にとって重要だと思っている。

パチンコ業界が将来生きる道は二つ。

①1パチと5スロが主体でなり立つビジネスモデル。
②4パチと20スロに寄生する1パチと5スロの二本立てのビジネスモデル。

基本的にこの二つだと思う。

1パチ5スロのホール経営を考えた時、この世に4パチ20スロが無いと仮定して、40~50万円の機械代で経営は成り立ちますか?と質問されたら、皆様はどう思われるか。

つまり「4パチ20スロ」と「1パチ5スロ」は、完全に自転車の両輪になっている。昔の1パチ5スロは、自転車の補助輪のつもりだったものが、今では両輪だ。

低貸しだけでは将来はおぼつかない。でも4パチは揮わない。

なんとか4パチを復活させるには、どうしたらよいものか?

当然、メーカーも業界縮小に危機感を抱いている。生き残れたとしても、会社の拡大はパチンコ産業だけでは将来性が見出せない。ホール業界が壊滅的状況に陥る前に、何か打つ手はないものか。

焼き肉を食べながら、私の考えを彼らに話した。

4パチ復活は、ホール業界からのアイデアも必要だが、今回はメーカー向けのやり方を提言した。

遊技機には厳しい規則がある。しかし、遊技機メーカーは、その規則を逆手に取ったり、反則ギリギリのラインを攻めてくる。

これから書くことは、「規則があるから無理!」、「元店長は何も分かってない」などと言わずに読み進んで頂きたい。これが、何かのきっかけになれば幸いだ。

お客様が勝手に遊技したがる機種。もう何年も出てきてない気がする。

例えば、ポケモンGOと連動させた機種とか。パチンコでレアな出現物を取得出来るようにすればいいわけだ。

ポケモンの版権は無理無理!
まぁ、そう言わずに、アイデアとして聞いて欲しい。
10年以内に遊技機メーカーがポケモンGOのように人気が出るスマホゲームを開発して、
そのゲームと連動した遊技機を出す。

パチンコが初めての人もホールへ足を運ぶような仕組みを作る。

遊技機の大当たり毎に、液晶画面にQRを出すとか、スマホをかざすとレアな怪獣やアイテムを取得出来たらいい。

ガチャで買わなくてはならないアイテムが、遊技機から比較的に取得できるようにするとか。

QR取得とかは、複製が出来るから、何かの技術で変わるシステムとか出来ないか?

こんなアイデアを彼らに話した。

すると「うちでやりたい」「やりたいが上層部がなんと言うか」と。

しかし、このアイデアは1社だけでは意味がないと思う。
パチンコ、スロットメーカーが、1社でも多く参加して、共同でやることが重要だと思う。

①普段パチンコをやらない人
②全く無縁の人がパチンコに目を向けてくれる
③そしてホールへ足を運び
④パチンコ遊技に参加するシステムを構築する

これを今から考えてみる。

遊技機メーカーが、そのシステムを利用して、それに沿った機械を短期間でリリースする。

こんな発想が4パチ復活には必要だと思う。

川上の遊技機メーカーなら出来ることはまだまだあると思う。そんな遊技機を初期設置は4円に限らせればよい。

これを川上から川下まで協力する。
そんな会議の場をつくり、新規市場を作る。

まずは規則に囚われない発想から展開して、業界から規制を突破する。

出来る可能性はあると思う。

既成概念を捨て、メーカーの垣根を超え、共同出資で会社を設立して、ポケモンGOに負けないスマホゲームを開発し、それを土台に遊技機に反映させる。

このエントリーをご高覧頂いたメーカー関係者さん、こんな方向性でいかがだろうか?