4円を復活させるのは、簡単なこと。何度も繰り返しになるが、機械のスペックから交換率、営業方法に至るまで全て昔に戻すことだ。もちろん、遊技機価格も。要は1円ではなく4円で遊ばせることができれば、わざわざ1円にシフトする必要はない。
40玉交換が理想だが現状を勘案すれば30~33玉交換と言われている。元凶は等価交換であることは明々白々。等価交換に併せて機械スペックから営業方法までを変えてしまい、遊べなくなった、勝てなくなったために客離れが進んだわけだ。
今は1円がメインになったために、ホールも1円で利益を取るしかないのだが、低貸しレートが下がれば下がるほど釘は酷いものになっていく。いくら貸し玉の量が多くともまったく回らない釘にストレスはたまる一方で、パチンコから離反して行く。
「お盆営業、まぁ酷かったです。昼間は普段より客が多かったものの1パチで千円50回転も回らない。酷い時は200円で2回転、打つ気も失せる。夕方にはいつも通り、というかいつも以上に閑散とした店内。久しぶりにパチンコ打った客がまた打とうなんて思う気になるわけないし、お盆が過ぎて常連客に還元される気配もない。ホールにとってはランニングコストを回収するために必死なのかもしれないが、店のためにそんなふざけた台に金を捨てるほど酔狂ではありません」(1円パチンカーさん)
現場もそんなことは百も承知ながら、会社の指示に従うしかない。
そんな中、こんな熱い店長もまだいる。
「抜け抜け!の仕事じゃなくて、出して笑顔をもらって、少し負けても許してもらえる仕事をしたいですよね。意味のある仕事を。昔は釘イジって、設定ベタピンで、オーナーからもそれでも打つ方々がいるからって。だけど、今はそうじゃなくて葛藤している。店長さんは批判に目を伏せ、現実から逃げて、本当の声に耳を傾けず、今まで通り、やり過ごすのでしょう。それじゃダメです。逃げないで、転職しないで、向き合って、パチンコ屋ってなにかを考える。きっと、意味はあります。全国の方から、パチンコ屋が最近すげー頑張ってるって…。出玉だけじゃなく、言われたいです」(新米店長)
隗より始めよ。まず、オーナーや親族が売り上げに比例して生活レベルを落とすことから始めなければならない。
次はメーカーで1円主体の中で40~50万円の新台価格がどうしてもホールの負担になる。株主対策で価格が下がられないのなら非上場にしてしまう?メーカーが4円復活を望むのなら、よほど面白い機械を出すか、値段を下げるかのどちらか。いつもでもあると思うな40~50万円の新台を買ってくれるホール。

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