設定付きパチンコがホールに導入することを心待ちにしているのが、意外な人たちだったりする。
「暴力団関係者が新たなシノギとして、設定パチンコを狙っています。設定6を掴めば相当出る、と目論んでいます。設定漏えいを狙っているんですが、彼らの手法はハニートラップです。設定パチンコを導入しているホールの店長さんは狙われる可能性があるので、若い女性が接近してきた時は気を付けた方がいいですね」と話すのは裏社会の取材を得意としている週刊誌ライター。
設定付きパチンコのスペックは公表されているが、実際にどのぐらい出るかは市場に投入してみないと分からない。でも彼らが期待するのはパチンコの最高出率だ。
遊技機規則の改正でパチンコは10時間試験の上限が200%だったものが、新基準機では133%に抑えられた。同様にスロットは120%だったものが、115%に抑えられた。
このことからも分かるように、新基準機ではスロットよりもパチンコの方が出玉が期待できるということだ。
「スロットは設定漏えいもやりにくくなっています。Aタイプなら特に目立ちます。今後登場する6号機は設定6でも105%の出率ですが、パチンコは120%の出率が期待できますから、パチンコの6を掴めばとんでもない出玉になる、と期待しているようです。そのためにハニートラップを仕掛けて協力者を探していくようです」(同)
では、どんな手口で接近してくるのか?
「女性が二十歳と思って関係を結んだら、相手が17歳だった。未成年者とセックスしたということで暴力団から脅されている。ホール企業の御曹司なので計画的に狙われていた。17歳の少女は普段からエンコーをしていた。表沙汰にされたくなかったら、と示談金1000万円を要求されています。とても払える金額ではないので本人は500万円ぐらいで落としどころを探しています」(フリーライター)
弱味を握られてしまい、家族にも会社にも相談できず、示談金もなければ設定漏えいに向かうことは容易いことだ。
新基準機なので4号機時代のスロットのようにバカ出しできるような機械とは思えないが、彼らは新たなシノギとして期待し、その準備だけはしているということだ。

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