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脱等価、低換金化には賛成です。が、具体的にどのくらい回せるんですかね。
40玉北斗無双の期待値は、止め打ち終日20回/1000円=0円、25=25000円。3時間適当打ち20=マイナス8000円、25=0円です。1時間程度で当たり即やめなら25=マイナス3000円程度になります。数字を丸めたり丼勘定をしてますが、大きくははずれないでしょう。
そもそも、この「時間あるやつしか勝てない感」が嫌われて脱低換金の動きになったわけです。上記のように、25回せばプロは勝てるけど普通のお客さんは勝てないっていう最悪の調整になります。
等価16で置けば、プロ=0円、お客さん=マイナス千円ちょい/1時間になるので、プロは座らないし、そのほうがバランスのいい調整でしょう。
一応、海物語ミドルの数字だけ羅列します。30=プロ20000円、客3時間マイナス三千円、25=プロ0円、客3時間マイナス五千円くらいですかね。
万が一店が還元しようと思っても、北斗無双なら28、海なら32は回さないと勝てる調整にはならないというのも大問題です。プロは終日で4万円程度の期待値なのに、短時間、当たり止めの人は期待値0円…。40玉だと適正な回転数は存在しないのではないでしょうか。
それでも、ミドルなら等価よりいっぱい回る感を演出できますが、甘デジや今後の金の入りにくい新基準はどうでしょうか。
甘海26=プロ1万円、客3時間0円、23=プロ0円程度なので、運用上20~22程度しか回せません。これだと大して回る感もなく大量出玉で損した感のほうが上回るでしょうね。
そもそも、上に挙げた数字は3時間打って数千円しか負けない優良店の話で、今高価交換で海ミドル15とかやってる店だと、同じ利益をとるには18~19程度しか回せませんよ?まずは、高価交換で等価ボーダー程度回すことから始めないとどうにもなりませんね。
散々40玉を否定しましたが、やはりデジパチはデジタルが回らないと面白くないし、羽根物は鳴いて寄らないと面白くない。一発台は飛び込まないと面白くないですね。低換金ならストレスなく遊ばせることができるのも事実です。
何とか40玉を実現しようと考えると、先程の数字の羅列でもわかるし、この話題の時に幾度も指摘されているように、無制限というのが一番の問題点です。持ち玉で粘るとボーダーラインが現金に対して5/8になるし、時間がある人ほど持ち玉比率が上がります。そこをうまくさばけば、プロと一般客の差は埋まります。
古くからの一回交換、ラッキーナンバー、打ち止め制は対策として効果があります。実際にあったルールだし、それはそれとして、対策になりそうな別のルールも例示します。
2回交換…ラッキーナンバーの頃にはそこそこあったやつですね。ラッキーナンバーの亜種ですが、チェックも簡単だし、とりあえず持ち玉で打てるからプロとの差は埋まります。単発ゴミ出玉機種だと面倒か。
時間制限…持ち玉の有効時間を制限します。一番直接的です。3時間くらいに設定すれば、普通のお客さんは困らないし、プロは面倒くさいでしょうね。玉積ならハイテクナンバーランプで、パーソナルならプログラムいじれば実現できそうです。
持ち玉制限…過去の玉積制限で一応実現されてますが。当時は十箱まででしたっけ?
そんなガバガバなものでなくて、2箱3000発くらいまでが妥当です。打ち切って1時間ちょい。連チャンしたら2箱残して流せば良いし、パーソナルなら当日持ち玉の制限をかければ簡単です。
色々やっても、上手い人はルール込みで期待値を考えるだろうし、負けることはないでしょうが、プロだけが勝つ構図は緩和できます。40玉を実現するには遊技時間の多少で有利不利が起こることは避けないといけませんね。

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