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貯玉再プレイ不要論、景品に交換せず次回また使って(呑まれて)くれる可能性を考えると、来店も売上も見込めるという事で店にとってはおいしいんでしょう。
個人的には台移動の店が増えたので、貯玉再プレイは便利だし、客が便利だと思うから店もサービスとして続ける。
一方で、昔は無かったけど今は過剰とも言えるのがデータランプ。
最近は当局のお達しなのか自主規制なのか、射幸心を煽るから連チャン中の煽りや表示が機能していない店も結構あります。
しかしそもそも、大当り回数やスランプグラフが必要なのか。
客にとっては重要でしょう。大当り小当り回数、スロならAT.RT、CTなどの情報は台の状態を見るにも前日データから当日の台の状態を推測するにも必要。しかも店に行かずにスマホで確認できてしまう。
このデータランプ、射幸心を煽るからという理由で全撤去したらどうなるか。それこそ羽根物全盛時代に逆行する事になる。
もっとも、当時は打止め札や枚数札を刺す事が許されていたから、客はそれを頼りに打つ事になる。
でもそんな台がいつもある訳じゃないから、良さそうな台をあれこれ触る事になり、結果稼働が上がる。店は色々打ってくれるから多少甘く使える様になり、稼働が上がる。
そういや昔はイベント日なんてなくて、半年に一度あるかないかの新装開店くらいでしたね。
これらの事を今やろうとして出来るか?
ウォルマートが日本の消費者動向が今後思わしくないと見切ってスーパーの西友を手放す動きだそうです。
先細りが確実なスーパーマーケット事業に見切りをつけて他の事業に投資をする、この判断を早々に決断した訳です。
過剰投資のチキンレースを続けるのはホールの店舗数が何千件を切るまで続けるんでしょうか。
他店と違う事をすれば一気に駄目になる恐怖はあるでしょう。
でもチェーン展開してるなら一店舗くらい、データランプ全撤去はどうでしょう。物理的な撤去ではなく表示を限りなくシンプルに。
表示するのは当日及び過去数日分の出玉数だけ(差枚数ではなく)。大当り回数もスランプグラフも回転数さえも表示しない。
そんなの無理だ、とは思います自分も(笑)でもやってみて欲しいなあ。甘デジ、羽根物だけでも。その代わりに甘く甘く使う。ついでに言えば甘デジ全部定量制に。その代わり甘く甘く使う。
それでいいじゃないですか。甘くし過ぎたら打止めからの解放回数を減らせばいいだけだし、打止め→流す→再プレイで別の台という流れもできるし。
スロットも2000枚定量、3万〜4万持ち帰りできれば会社帰りのサラリーマンには十分だし、打ち止め台解放で、高設定に座れるチャンスも出てくる。
店とすれば一攫千金を狙って大量投資してくれる事を願っているんでしょうが、今店に来ている若者の次の世代って減っていませんか?
会員カードを持っている客の年齢分布と平均年齢を過去10年分出してみると興味深いデータが出てきます。
結局、色々規制されたり自主規制したりしても、自分で線を引いて「ここまでなら大丈夫だよな」ってあれこれやってますよね。商売だから、競争だから綺麗事言ってらんねえんだよと言われそうだけど。
細々とまでいかなくても、そこそこの商いは続けられると思うんですけどねえ。

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