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ZOZOタウンのプロ野球参入に遊技機メーカーも?

日本一買い物が好きな男を自称するZOZOタウンの前澤友作社長。プライベートジェット機でワールドカップの決勝戦を観戦に行ったり、アメリカ人画家、バスキアの作品を123億円で落札したり、話題に事欠かない。

モットーは「おカネを限界まで使うことが、明日の自分の投資になる」。

買い物好きの前澤社長が自身のツイッターで「プロ野球球団の運営に乗り出したい」と発言したことが波紋を広げている。

2004年、球団再編騒動の時、ライブドアの社長だったホリエモンが近鉄球団の買収に乗り出した時は、失敗に終わった。理由はホリエモン自身も回想しているが、球界のドンであるナベツネにあいさつなしで事を進めようとしたことが逆鱗に触れた。

ナベツネの逆鱗に触れたのはホリエモンだけではなかった。ナベツネを中心に球団を減らして1リーグ構想が進むことに危機感を覚えたプロ野球選手会長の古田敦也はオーナー側に交渉しようとしたところ、ナベツネは「無礼なこと言うな。分をわきまえなきゃいかんよ。たかが選手が」と発言。対話を拒否したのは記憶に新しい。

あれから14年。前澤社長はホリエモンの失敗は繰り返さない。ツイッター発言の前に十分な根回しが済んでいるのか、日本野球機構(NPB)の井原敦事務局長は「何も聞いていないのでお答えできない」としながらも「企業の経営判断にある事はありがたい」と歓迎するコメントを発表している。

前澤社長はロッテの本拠地であるマリンスタジアムの命名権を取得しており、ロッテの買収に動くものと注目されていたが、ロッテ側はキッパリ拒否。となると、新球団設立に動くしかないが、偶数の球団が加わらなければ試合が組めない。

新規参入球団はあと1球団ないし3球団が必要になるが、ZOZOタウン以外でプロ野球参入に興味を示しているのが「遊技機メーカーではないか」という情報が飛び込んで来た。

「遊技機メーカーでは終わせたくないので、将来の多角化の布石としてプロ野球の球団経営も視野に入っているようです」(週刊誌記者)

遊技機メーカーで都市対抗に出場する社会人野球のチームを持っているケースもあるように、遊技機メーカーと野球が無縁というわけでもない。

日ハムは東京から札幌に移転して、主催試合の観客動員が200万人に達するまでに成功した。2011年、赤字球団だった横浜ベイスターを買収したDeNAは、5年後に黒字化に成功している。楽天ゴールデンイーグルスも2017年は黒字を達成している。

プロ野球球団を持つことはステータスだけではなく、収益を生み出すことができるようになってきている、ということだ。

プロ野球のナイター中継は地上波ではあまり見られなくなったが、その分、ファンは球場に足を運んでいる。

週6日。Jリーグと違って試合数も多いから、観客動員も見込める。

パチンコユーザーとプロ野球の親和性も高く、遊技機メーカーがプロ野球球団を持つのもありだ。



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