パチンコ日報

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宅配便をホール留めにする会員サービス登場か?

経営者を対象にした業界外のセミナーで、大学教授が「別方向からの集客」をテーマに講演した。

具体例として持ち帰り弁当のオリジンが、最近は店内にイートインスペースを設けている話をした。コンビニでもイートインスペースを設ける動きがあるが、持ち帰り弁当屋の場合は、出来立ての熱々弁当を店内で食べることができるメリットがある。

つまり、持ち帰りだけでは売り上げに限界があるので、飲食店に行っていた客を集客する狙いがある、ということだ。そのために、オリジンはイートインスペースがない店舗のスクラップアンドビルドを始めている。

人口も増えず、給料も上がらないとなれば、別方向からの集客を図るしかない、というのがこれからの流れになってくる。

このセミナーにホールの3代目も出席していた。まだ、社長ではないがいずれ父親から社長の座を譲ってもらうことになっている。

質問タイムに入った時、思わず手を挙げて「パチンコの場合の別方向とはどういう意味でしょうか?」と聞いた。

教授もパチンコとは想定外で返答に窮したが、「みんなが便利と思われるものを集めるしかない」との結論になった。

パチンコをやらなくてもいいから、ホールに来ると便利なもの。後はそれを考えるのはホール側となる。

日報で駅前ホールに宅配ロッカーの設置を提案したことがあった。この記事を読んだホールが考えたのは、ロッカーを置くのはコスト的な問題以外に、そもそも宅配会社がゴーサインを出すかどうかも分からない。でも、これならすぐに実行できる。

ズバリ、ホール留めにすることだ。

お客の利便性も上がるし、ホールの知名度も上がる。

郵便局留めにする人は、家族には知られたくないものを買った場合だ。家族に見られたら恥ずかしいものは、そっと受け取りたい。そういう需要もある。

これこそ、ホールもコストがかからない。

ホール留めにするメリットは、宅配便を受け取るために家を空けられない人には打ってつけのサービスともいえる。

最近は時間指定もやりにくくなってきている。これなら、宅配便の受け取りに気兼ねすることもなく、時間を自由に使うことができる。宅配業者も個人宅は再配達問題もあり効率が悪いが、会社だと不在がないので、一番好まれている。

コンビニ留めもあるのだから、新たにホール留めがあってもいいじゃないか。


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