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勝ち組ホールの新台の買い方基準を教えて

最後のMAX機商戦で、大人気だった平和のルパンが稼働を開始し、早くも導入ホールで明暗が出ている。「期待したほどではない」というホールの話を聞けば、いつも通り早目に回収に入っていることが分かる。機械が悪いのではなく営業方法が悪いことが分かる。

ハンドルネーム「楽太」さんの「廃墟ホールを増産しないために」に対するコメントにもその辺りのことがにじみ出ている。

以下本文

「うちはお客様からの信頼がある!」と言い切れるホールがどれだけあるものか。

「新台を買わないのは負け組」と簡単に言っているようにみえるかもしれませんが、行間・語間には様々な熟慮・ノウハウが詰まっていることでしょう。

ただ「出る台=買う台」をやってて信頼を得られるわけないんですから。

客離れ加速の一因として“新台でまず抜く”が習慣化したホールが増えていたことが挙げられると感じています。

短期利益を上げることを至上命題としたコンサルに「台買え・即抜け・利確で即売れ」(命題に対しては正しい解答)を教え込まれた結果ですが。

長く顧客と付き合うことと引き換えに得た解答だと理解していないホールが多すぎたんですね。

値崩れ前の利確&値崩れ前の転売を優先するホールが増えすぎた結果が“値崩れの加速&激化・新台リリースの加速”そして“客離れの加速”ですよ。

ホールの皆様に理解して頂きたいのは『お客様が新台に期待している水準は常に既存台より高い』ということです。

これは演出やスペックにも勿論言えますが、店の扱いにこそ当てはまることです。

「新台だから打つ」のではなく「新台ならば○○だろう!」で打っているんです。

特に最近はナンバリングタイトルやリバイバル機種が多いですが“明確な比較対照を持って入ってくる”というリスクを如何に解消するかを考えずに導入しているホールが多すぎます。

新規客を生み出すのが新タイトル(版権)、休眠客を呼び戻し既存客を離さないためのナンバリング&リバイバルタイトル(版権)。台を導入するときにどのお客様をどこに導きたいのかビジョンを持ってください。

目先の金を優先することを否定したりはしませんが、思考停止が早すぎる。

さてエントリーの店の話に戻りますが、このお店は信頼されるに足る新台の扱い方をしているんでしょう。

高圧的な物言いのせいで反感を感じている方も多そうですが、一度自店と何が違うのか考えてみれば良いかと思います。

今回のエントリーにコメントをくださった勝ち組ホールの方、買いの基準・新台の扱いまで教えてくれとは言いませんが、自店の総台数と最近導入を見送った台くらい教えては頂けないでしょうか。

業界の人間にもう少し考えるヒントを与えて欲しく思います。


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