パチンコ日報

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ビギナーズラックでパチンコを始めた高校の先生が1勝9敗ですぐに卒業

東京・小笠原諸島の父島で中学までを過ごした。高校進学のために島を離れ、都内の親せきの家に寄宿。筑波大学に進学した後、高校の先生になった。

現在27歳。

これまでパチンコを打ったこともなかった先生が、あることがきっかけでパチンコを打つようになった。そのきっかけが、先生が受け持つクラスの生徒がパチンコで補導されたことだった。

ホール側が身分証明書の提示を求めて、未成年であることが分かったため、警察に通報して補導された。

先生は27年の人生で、パチンコとは無縁の人生を送ってきたため、生徒がどうしてパチンコに興味を持ったのかを知りたくなった。

まずネットでパチンコのことを調べ、遊び方などを事前に調査して、ホールに向かった。

店に入って騒音には閉口したが、遊び方を親切丁寧に教えてくれる従業員の接客レベルの高さには驚かされた。

初めてのパチンコはおカネのことも考えて1パチをチョイス。

27年間の人生で生まれて初めてパチンコを体験した先生には、ビギナーズラックの天使が舞い降りた。何と30連チャン以上の出玉にびっくり。

「パチンコは楽しい」となって、これをきっかけにパチンコに嵌りはじめた。

ビギナーズラック以降は負けの連続。初めてパチンコをする先生には1万円も負けることがショックでならなかった。

勝ったカネは全て吐き出した。

9連敗したところで、「こんな勝率の悪い宝くじのようなゲームはやっていられない」とパチンコからはすぐに足を洗った。

最近のパチンコは10回やったら1勝9敗のようなことになっている。それに対して、パチンコ人口が3000万人の頃は3勝7敗ぐらいのペースだった。止めようと思う頃に勝てることがあったので、パチンコを止める人も少なかったが、今の勝率では、昔よりパチンコをすることがかなりハードルが高くなっている。

この先生のケースのようにビギナーズラックでパチンコの楽しさを知っても、後が続かない。

「全国一斉に40個交換に戻す。機械も7&15の機械を作る。1回の出玉は2500個。ベースを高めて玉をどんどん出す。それでも営業が成り立つのは16割分岐だから。これぐらいのことをやらないとスリープユーザーも戻ってこない」(ホール社長)

16割分岐にすれば3勝7敗の営業も復活するというもの。

1勝9敗で新規ユーザーを獲得することなど夢のまた夢だ。

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