パチンコ日報

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遵法精神があれば取り締まられることもないのだが

週刊誌のフリーライターが今回の釘問題を取材している。記事にするのは12月以降。釘曲げで大きな摘発が起こった時が、そのタイミングで今は下調べの段階だ。

取材の過程で警察関係者にも意見を求めた。ライターの知り合いは警視庁の幹部だが、生活安全とは違う部署に所属している。

個人的見解として警察の考え方を述べた。

「道交法の改正で自転車を急に厳しく取り締まるようになったのは、昨今のスマホを見ながら自転車に乗ったり、イヤホンで音楽を聞きながら乗ることで危険な事故が多発したから、厳しく取り締まるようになった。自転車に乗る人がちゃんとマナーを守って乗ってくれたら、法改正して厳しく取り締まることもない。今回の釘問題はこの自転車の規制とオーバーラップする」

警察の取り締まりとはそんなものだろう。ルールに則って違反がなければ、取り締まることもないが、目に余ると取り締まざるを得ない。その目的は国民が安全で平穏な生活が送られるようにするためだ。

警視庁幹部はパチンコ業界を担当したことはないが、「業界は一枚岩ではないだろ。日本に同化している人もいるが、自分たちさえよければいい、という人たちの集まり。後ろめたいことが沢山あるから、自分たちのやっていることを正々堂々と主張できない」と斬りこんできた。

今回の釘問題では日常的な釘調整について、業界の統一見解もないまま、ダイナムが香港へ上場した時のメーカー出荷時の状態に戻すための「メンテナンス」が独り歩きを始めた。

警察官だって昔はパチンコをやっていた。新台の検査に所轄の担当官が来た時は、店長に釘の見方の教えを請いた釘調整が利益コントロールのためということは百も承知していることだ。

建前はメンテナンスだが、現実は利益調整である。

今までグレーゾーンだった釘調整が6月からは不正改造と見做されるようになった。

ただ、釘はお客さんに出すための調整でもあった。

それが、最近は稼働が落ちる中で、粗利を確保するための釘調整になっていたことは否めない。

この幹部も次は3店方式に踏み込んでくる、と予想する。

「警察庁の担当が2~3年で代わるのであれば、3~4人目で3店方式に白黒の決着を出すのではいか? 法律とは時代に即して動くもの」

3店方式もきちっと守られていたら踏み込むこともないだろうが、3店方式が制度疲労してきたことも事実だ。

業界が釘と換金の呪縛から解き放たれる日は来るのか?

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