パチンコ日報

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ミドル客の育成で勝ち組、負け組の明暗が

写真のティッシュボックスは1箱500円もする超高級品である。





やわらかさを追求した究極のティッシュのようだが、こういう高級品が地方では売れることはないので、取り扱うこと自体がない店もある。



なぜ、地方では高級品が売れないか? 理由は簡単。コンビニの時給を見ても例えば青森が679円に対して東京では倍の1300円もする。東京と青森の物価の違いから、そういう給料体系になるにしても、地方ではこの手の高級品は売れない。



これを今回のMAX機規制に置き換えて見れば分かりやすい。



都会と地方ではMAX機の需要も違ってくる。今回の規制は地方より都会の方が需要が多い分、打撃を受けるホールも多いということだ。



「MAX機が全面規制される前に、県単位でMAX機の設置台数規制を設けるべきだった。そういう自主規制をしている姿を警察にアピールしていればまた局面も変わったかも知れない。MAX機も10連チャン以上しない機械を出せばよかったのに。MAX機を残せなかったのは、自業自得といってもいい。簡単に儲かったから、MAX機も簡単に捨てられる」(事情通)



今さらそんなことをいっても遅いが、組合は昔の自主規制を行っていた時代のことを完全に忘れ去っている。



その一方で、早くも脱MAX機を指示しているホールもある。



4号機から5号機へ移行する過渡期に、4号機がなくなると分かった時点で、Aタイプのジャグラーやパルサーの客をいち早く育成してきたスロ専もあったが、撤去日ギリギリまで4号機で稼ぎまっくたスロ専は、5号機と共にフェードアウトしていった。



「MAX客ではないミドル客を今から増やせるかどうかで勝ち組と負け組が決まるので、うちの会社ではMAXではないお客さんを育てる指示が出ました。スロットもお客さんが減っているのですが、若いスロットのお客さんはパチンコへは流れないのをいかに誘導するか、課題も多いですが、今から準備するに越したことはありません」(ホール店長)



パチンコ人口をこれ以上減らさないことが喫緊の課題の中で、ミドル客をいかに育てるかで勝ち組と負け組の明暗が別れてくる。







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