パチンコに行ったことのある女子大生は一人もいない。しかし、マーケティングの世界では非メインユーザーの獲得が利益を飛躍的にアップさせる。そこで女子大生のフレッシュな力を借りなければならない。
女子大生にパチンコに来てもらうためには、まず必要になってくるのが、店の雰囲気の改善。
店のコンセプトはカフェ。
女子大生はカフェが大好きで、中でもパンケーキが好き。それをSNSにアップしてじゃれあっている。店舗はおしゃれな外観と内装で、本格的なカフェメニューもある。
たまたま入ったカフェの中にパチンコ屋のような空間がある、というイメージで、スタバのようなパチンコ店。
そして、そこで働くのはイケメンスタッフ。
女子大生は友達とおしゃべりがしたいので、おしゃべりができるぐらいに音を消さなければならない。
景品は女性に人気ブランドのサマンサタバタ、アナ・スイを取り揃えるほか、スパやマッサージサービスなども女子大生は目がない。
機械はジャニーズやエグザイルのメンバーをキャラクターにしたものを使えば、さらに関心度が高くなる。
女子大生を惹きつけるサービスが、端玉でイケメンスタッフによるハグ。
女子大生がパチンコ店に来れば、男子大学生はもっと来る!
女子大生を1人でも多く取り込むことができれば、パチンコ業界の未来は明るい。
■1パチ1日無料キャンペーンで女子大生を取り込む
現在の10代の大学生でパチンコをしているのは1%ほどしかいない。行かない理由は、
①沢山おカネがかかる
②お店に行ってもやり方が分からない
③きっかけがない
そこで、パチンコの楽しさを体験してもらうために、18~22歳以下の学生を対象に1パチ1日無料キャンペーンを行う。
無料体験ゾーンを設け、店員が付き添ってパチンコの遊び方をレクチャーする。無料体験なので景品交換はない。
ただし、この方法では男子学生ばかりが訪れ、パチンコが流行ることは不可能に近い。
そこで女子学生には思い切った特典を付ける。
例えば、アイスクリームやソフトドリンクの食べ放題、飲み放題。
女子だけ特典を付けると男子がひがむので、男女グループで来店した学生には同じ特典を付ける。女子は無料の特典に弱い。
女子は人目を気にするが、皆で行けば怖くない。男子が女子を誘うきっかけにもなる。
まとめ
パチンコ人口を増やすためには→パチンコのイメージをよくする。
パチンコのイメージをよくするためには→パチンコの楽しさを知ってもらう。
パチンコの楽しさを知ってもらうためには→実際にパチンコを体験してもらう。
人は「楽しい」と思う娯楽にはおカネを使う。自分にとって価値があると思う時間に対しておカネを払うことには疑問を持たない。
すべては、その楽しさを知ることから始まる。

このアイデアは第2位となり賞金11万1000円を獲得した。

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。