業界内はユーザーの減少と共に、ユーザーの高齢化が進んでいる。業界外に目を転じるとスマホゲームなどの新しいライバルが台頭している。10年先も業界が存続するためには、若年層の新規ユーザーの獲得は必然だ。
しかし、新規ユーザー獲得には問題点がある。
パチンコは初心者が1人で行くにはハードルが高いだけでなく、パチンコをしたい、というきっかけがない。初心者がパチンコ店へ足を運ぶには既存ユーザーに連れて行ってもらうことが最も確実だ。
ここでも以下の3つの課題が発生する。
①既存ユーザーに新規ユーザーを同行させる。
②ユーザー同士でパチンコを楽しませる。
③新規ユーザーをリピーターにする。
課題をクリアするためには以下の施策が考えられる。
①は既存ユーザーに新規ユーザーを連れてくるとインセンティブを与える。
インセンティブの具体的中身は、新規会員の招待特典として飲食店と景品を提携する。さらに出玉をSNSでシェアできるボーナスを与える。
②のユーザー同士でパチンコを楽しむ施策として、wifi+LINE+マイク付イヤホンを提供することで、大騒音で離れていてもユーザー同士がコミュニケーションを取れる環境を整える。
③一番肝心のリピーターにさせるためには、カジノの様にフリードリンクにしたり、ゲーセンフロアを設けると共に、外観はおしゃれなカフェ風に変える。
メーカーも若者をリピーターにさせるために、遊技機にはリアルタイムチャット機能を付けたり、ソーシャルゲームとの連携を行う。マルチプレイ機能で同じゲームを皆で遊べば、ワクワクドキドキする。

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