パチンコ日報

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突撃、エースプロ大阪支社訪問

1枚のグランドオープンのはがきが届いた。





整理券の配布は終了致しました、と書かれている。ホールの会員にはなっていないのに、と思ってよくよく読んでみるとエースプロの大阪支社の移転案内だった。



この写真を見たスロプロは、梅田にホールが出来たものと勘違いして、ピーワールドで探し回ったほどだ。



お茶の無料引換券につられて、突撃訪問することにした。



場所は阪急梅田駅から北に向かって歩いて5分ほどの真新しいオフィスビルの12階。出迎えてくれたのはコスプレ姿のカズマ氏だった。





「うちの社風は、まじめにふざけるなんですよ」とコスプレの意味を解き明かしてくれたが、ホールへ企画のプレゼンを行う場合、コスプレで臨むこともあるとか。



エースプロといえば、パチンコ・パチスロ甲子宴で、業界では知られるようになったが、イベント規制後は、接客甲子宴を開催したり、スロットメーカーの展示会の企画・運営なども行っている。



「うちの会社はパチンコ・パチスロ好きが会社を立ち上げました。丁度4号機から5号機へ移行する時期で、5号機を面白くしたいということで甲子宴を開催しました。ぼくらと仕事していたら楽しい、といわれたい。まず、ホールさんをいかに楽しませるか。ホールさんが楽しくなれば、お客さんも楽しくなりますからね」



パチンコ・パチスロ好きが会社を立ち上げた、というように、同社では月1回開かれるパチンコ大会は恒例行事になっている。



現在、社員は50人ほどだが、支社ごとに全員が参加する。



パチンコ大会の当日は開店前から店に並び、抽選券を取るところからスタートする。それは、並んでいる時のお客さんの心理を学ぶためで、開店から夕方までひたすらパチンコ・パチスロを打つ。



会社主催だがパチンコ代は自腹。最近はパチンコ・パチスロを全くやらない社員も入ってくるようになったが、そういう社員にはパチンコ代が支給される。



「5万ぐらいは使いますね。負けが込んでくると大抵の者は一発逆転狙いでMAX機に走ります。パチンコ大会が終わった後は、親睦会を開いて、そこでもスロット談義に花を咲かせます」



この会社主催のパチンコ大会は、微々たるものだが、一種の業界貢献でもある。



「毎月1回、パチンコ業界人は打ちに行く日を決めて、全員がやったらいいと思います。業界人全員が参加すれば、ホールの稼働も上がります。1パチでも5スロでもいいから、とにかく打つことです」



同社ではアルバイト、社員の募集をしているが、この文面がクスリと笑わせてくれる。



・メーカー、ホールの子息は優遇



・パチンコ・パチスロ好きは高確率



・天下り 警察生活安全課OB



さすがに天下りの文言は上層部から却下されてしまったようだが、まじめにふざけるの面目躍如だ。





「あいつらは遊んでばっかりしているのに、何で儲かっているのか、と思われるのが理想です」



こういう会社がパチンコ業界を元気にしてくれる。業界人が月1回、パチンコ・パチスロを打つという提案は業界を挙げて取り組む価値はある。



8月4日はパチスロの日だが、この日は業界人がパチスロを打つ日にして、手始めに始めてみてはどうか。





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