



まず、最初の2枚はセブンプイレブンのコーヒー販売機だ。
この写真には微妙な違いがあることに気づいただろうか?
この店の店長はお客さんにホットとアイスを分かりやすくために、独自にテプラを使ってカタカナ表示にした。
さらに、レギュラーサイズとラージサイズではお年寄りには分かりにくいので、大、小、とはっきり明示した。この親切心は良かったのだが、テプラを貼ったがために、アイスを買うつもりが、ついついホットを押してしまうお客さんが出てしまった。
そこで、お客さんの一人が店長にアドバイスしてテプラの位置を貼り直したのが下の写真だ。これなら、ホットとアイスを押し間違えるお客さんが激減したのであった。
次の買い物かごの写真はドン・キホーテの店内で撮影されたものだ。
これで、何か気づくだろう。
そう、買い物かごの高さだ。約160センチほどの高さまで積み上げている。相当、身長の高いアルバイト社員がこのかごを並べたものと思われる。
これでは、身長の低いお年寄りや子供はかごを取ることができない。
身長の低いお客さんのことを考えることもなく、自分の身長の高さに合わせてかごを並べたことが想像できる。
コーヒーマシンの件はお客さんのことを思いやっているようで、いざ、お客さんが使う立場まで気持ちが向かなかった。
買い物かごの件は、もはや論外で、お客さんのことなど何も考えていない。
というところで、最後はパチンコ台だ。
写真のメーカーのことを特定しているのではなく、パチンコメーカーに共通していえることなので、サンプル的な写真であることをまずご理解賜りたい。
パチンコ台のハンドルは右にある。
そして、玉の貸し出しボタンと返却ボタンもハンドル側の右側にある。
ボタン操作は当然、左手でするわけだが、なぜ、ボタンが上皿の左側にないか、ということだ。人間工学からすると、左側にある方が、断然使いやすいはずなのだが、全部右側に集中している。
お客さんの使い勝手を考えるなら左側だろう。
どうでしょう?メーカーさん、試しに左側に付けてみませんか?

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