この頃のパチンコ業界は今よりもグレーなイメージがありましたが、今よりも給料体系は良く、店長になり、お店を繁盛させれば、自分で居抜きのパチスロ店のオーナーになれるのではないかとも思えました。
実際、私のまわりにはパチスロ店のオーナーになる野心を持ち、一流大学からパチンコ業界に入り、店長や部長から独立して、パチスロ店のオーナーになった知り合いや後輩たちはたくさんいます。
あの頃は、やればやるほど給料が貰え、やる気に満ちあふれ、活気があったように思えます。
しかし、最近のパチンコ業界は、経費削減という大義名分のもと、給料を抑える傾向があります。
これでは、夢や希望はなく、若い学生たちがパチンコ業界に入ってきません。
最近の大学生の就職先人気企業は、将来性のあるITベンチャー企業や一部上場企業で給料が高く、将来安定性のある企業になります。
優秀な学生は条件の良い企業を当然のように選びます。
斜陽産業と呼ばれているパチンコ業界の未来はどうなるか分からないと思われているので、学生たちは集まりづらくなっています。
豪華絢爛な立派なお店を作るよりも、人に対する投資として、給料体系を良くするべきです。
パチンコ業界に入り、店長になれれば、自分でパチンコ店のオーナーになれるまでは言わないまでも、お金を貯めて、ベンチャー企業や飲食店の一つでも独立できるんだという夢や希望があれば良いと思います。
先日発表された業界最大手のマルハンとダイナムの決算は過去最大級の利益になりました。
パチンコ企業は、5号機問題による莫大な機械代負担や震災による不安から、会社に内部留保をしたがる傾向にありますが、企業保全ばかりするのではなく、やる気のある若者にどんどん給料をあげて欲しいと思います。
パチンコ業界に安定を求めている学生は少ないと思います。
給料体系が良くなれば、やる気のある優秀な若者もパチンコ業界に入って、活気のあるパチンコ業界になるのではないかと思っています。

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