パチンコ日報

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ラブホの都市伝説は実在した

休日ネタなので肩の力を抜いて読んでいただきたい。



とある地区でラブホの売買が制約した。



築30年。



前オーナーの希望売却価格は書けないが、半額強の値段で落ち着いた。



前オーナーは、2人のホールの社長に声をかけていたが、一人目の社長が即決した。その理由が単純明快だった。男の欲望を叶えてくれる設備があったからだ。



都市伝説ではラブホには隠しカメラが取り付けられている、という噂が絶えず流れている。パチンコ店が遠隔操作している、というのと同じ類だ。



ところが本当に隠しカメラは存在したのであった。



ホテルにはオーナーしか入れない部屋があった。



そこには、監視カメラのモニターが部屋の数だけ並んでいた。パチンコ店の事務所とそこは一緒のような風景だった。



オーナーは個人の趣味で隠しカメラを仕掛けているのだが、建前は部屋で殺人事件や窃盗事件があった時の防犯用だという。



オーナーの仕掛け方が凄かった。



一部屋に20箇所ものピンホールカメラを取り付けていたのだ。



普通の防犯カメラなら、カメラとはっきり分かるサイズながら、カメラ1台でパーン、チルト、ズームが行えるが、ピンホールカメラにはそんな機能はない。



その分台数が増えた結果1室に20台となった。



特に鏡の裏は定番の取り付け箇所らしい。



で、この監視カメラ部屋を見て、社長は即決したわけだ。



この社長、ラブホの流出DVDをわざわざ買っていたほどの、盗撮ものマニアだった。



DVDではどうしても映像や音質に難点があった。



それをリアルタイムで見れるのだ。



で、ラブホのほうもそこそこの収益を上げているので、こんな安い買い物はない、と判断した。



パチンコの遠隔操作は営業取り消し対象になるが、ラブホの隠しカメラも違法で、営業取り消しとなる。



「防犯用にカメラを取り付けることは可能です。ただ、防犯用とはいえカメラが付いているとなれば、そういうことは口コミですぐに広がり、お客さんが寄り付かなくなるので、防犯用とはいえ、カメラを取り付けているホテルは今はありません」と話すのはラブホ専門の設計事務所関係者。



防犯用だけでなく、盗撮カメラを仕掛けているラブホは今どきない。それだけに希少価値だったが、犯罪である。



即決したホールの社長は顧問弁護士にも相談した。



「これは違法です。違法なことをしていることが発覚したらホールの営業許可も取り消されることになります」とのアドバイスを受け、断念した。



盗撮はいうまでもなく犯罪だ。





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