この一言からもわかるように、ユーザーは今の新台をそれほどありがたがっていない。
それでもホールは、メーカーの新機種戦略に踊らされる。
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今はネット情報などで多くのユーザが機械代がどれくらいで取引されているのか知っている。正直、自分がはじめた頃は機械代が値するのか?知らなかったし、機械が入れられるホールは資金繰りに余裕があり、還元にも回せるホールという風潮にあった。
でも今世間の考えはメーカがボロ儲け、ホール、エンドユーザが泣き寝入りという図式が浸透してしまっていて、新台に対する付加価値を感じない。
寧ろ、それだけ新台を入れられる金持っているなら、少しぐらいは還元に回せよ、と思ってしまう。
これは当初の自分が単純に無知であり、昔からこの図式は変わっていないという業界通の意見が出そうだが、昔は業界内の上下関係がどうなっているのか?などを伝える情報源が無かったのは事実だと思う。※これに関しても私が無知なだけかもしれない。
今の時代に合うイベントはどちらかと言うと、1円パチンコに新台を導入しました、や、中古機を導入しました、という文言の方がエンドユーザにダイレクトに伝わると思う。
中古機と言うのも、昔の廃れた機械ではなくて、例えば新台を2週遅れで購入し、あの新台を中古機として安く仕入れました。みたいな宣伝文句が効果的だと感じる。
パチンコ屋もデパートや電気屋みたいな感覚を持つべきだと思う。消費者はバーゲンなどで如何にその店が安く仕入れ、安く提供出来るか?でその店に出向いたりする。
新台最速導入?
地域一番の新台設置台数?
勘違いしている。
今のパチンコ台はiPhoneやiPadのような最先端技術でも、独自な物でもなんでもない。
単なる版権の展示ムービーに過ぎない。
ホールは最先端のiPadを10台も買える価格で、版権の展示ムービーを購入している。
これが通用する事自体が、そもそもおかしい。
淘汰されるべくして、されているに過ぎない。
パチンコ業界の衰退は当たり前の事であり、発展する事自体が社会の摂理に反している。
パチンコ本来の文化をしっかり考え直し、パチンコのおける独自の価値を見出して欲しいと思う。

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