パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

業界的に望ましい社会貢献活動とは?

「カジノ解禁に併せてパチンコ新税?」のエントリーのコメント欄では、業界の社会貢献について、様々な意見が交わされた。



これに対して、ハンドルネーム「一般遊戯者」さんから寄稿が寄せられた。



以下本文



震災の時の寄付とか、雇用とか、皆様色んな意見をお持ちだと思います。


以前私
はこちらで、「ホールが幾ばくかの金融機能を果たしているのでは無いか」的な話を取り上げて頂いた事があります(2013/06/16)。



僕はその視点から、業界的社会貢献活動は「出玉で還元が最良」ではないかと思うのです。



お客様から頂いた貸し玉料をまとめて、各種方面への寄付や慈善活動支援等も結構ですが、それら寄付等は「各々遊技者でも可能」です。



それを敢えてホールやメーカーが、利益という形で纏めて行う事は、良いか悪いかと云うより、「出玉で還元の方が良い」と思うのです。



何故「出玉で還元の方が良い」と思うのかというと、



1:まず遊技者が負ける事により、遊技者がホール以外で消費に回せるお金が減る



2:消費が減れば、経済が停滞する



併せて



3:脱税で常に上位ランクイン



です。



ホール(間接的にメーカー)が吸い上げたお金は、いずれ何らかの形で市場に回るのでしょう。



しかし、ホールもメーカーも一定の蓄財が成されているという事は、やはり全額が即時経済の血液として機能している訳では無いようです。



しかし売り上げの一部を業界として慈善目的で拠出しなくとも、震災時に多くの金額が募金されたのを見ても判るように、個々人が各々の意思で行います(しかもAmazonほしいものリスト等を用いれば、最も速く被災地のニーズに応えられます)。



そう考えると、通常時は出玉で還元し、日常的には端数玉等を募金に回す窓口機能を緊急時には遊技者が各々の意思で当該団体へ寄付を行えば良いと思います。



その原資は「還元された出玉」であったりします。



つまり出玉で還元する事で、経済の血液である「お金」が、業界で停滞せず、常に回る・回せる状態にあるという事の方が、実質的に社会貢献度は高いのでは無いか、と思う訳です。







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ホールにコンビニを併設するには

東北地方にあるホールでの出来事だ。



常連客のおじいちゃんが1000円札10枚を持ってきて500円玉に両替替えして欲しい、と駆け込んできた。



そのホールの周辺には銀行もなければ、郵便局もないような場所で、おじいちゃんがふと思い浮かんだのが行きつけのパチンコ店だった。



おじいちゃんは車の運転ができないので、いつも自転車で店に来ていた。ホールに両替を断られたら、銀行のある町までバスで行かなければならないところだった。



常連さんでもあるので店長は両替を快く引き受けた。



500円玉を何に使うのか聞かなかったが、この一件で店長はパチンコ以外でもホールが役に立てるものは何かないかと考えるようになった。特に周りに何もない郊外立地なので、ホールで色々なものが買えたり、公共料金の支払いができればいいと考えるようになった。



店長が考える理想形といえば、ホールの敷地内にコンビニを併設することになる。



実際、ホールにコンビニを併設しているケースもある。



ホールとコンビニの親和性が高い理由は、郊外店舗の場合、他の産業に比べると駐車場面積をたっぷり取っているので、コンビニスペースを取りやすいことが挙げられる。



コンビニの建物として必要なスペースは約45坪。内装工事費は850万円~1300万円。



ホール側が用意するのは契約金、土地、建物で、契約内容によってコンビニ側が内装工事を負担するケースもある。



ホールの立地によってコンビに本部から100~200万円の土地・建物の賃借料がホール側に支払われるケースもある。



コンビニを併設することの最大のメリットは銀行がついてくること。ATMはないよりあったほうが便利であることには間違いない。



2番目のメリットは、郊外店の場合、飲食店を併設するケースが多いが、それに取って代わるのがコンビニだ。軽食メニューが充実しているので飲食店が不要になる。



ホール内でパンやおにぎりなどの軽食のワゴン販売も可能になるので、席を離れずに食事が摂れる。



店内に45坪のスペースがあれば、休憩室をコンビニに改装して、イートインスペースを設けることもできる。



コンビニ経営はホールでやるのもいいが、本部が別途経営者を引っ張ってきてくれるので、賃借収入だけを得る方法もある。



周りに民家はなくとも、前面の道路をある程度の通行量があれば、可能だ。





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7~8年前にもあった大相撲パチンコ企画

大相撲協会公認のパチンコ台を製作する過程で、北の湖理事長の側近が、裏ガネを受け取った際の証拠映像といわれる動画がユーチューブで流れている。



顔にモザイクも入っていないので、相撲関係者が見れば、裏ガネを受け取ってシーンの真贋も分かるというもの。



八百長相撲に端を発し、野球賭博、暴力団員の維持員席観戦、かわいがりという名のリンチ死亡事件、大麻所持…



国技とまでいわれながら大相撲協会の内部は、闇社会のように腐りきっていた。



中でも、野球賭博事件では、週刊新潮が琴光喜が野球賭博に関与していた、と報じ、当初は否定していた相撲協会は野球賭博に29人、賭け麻雀、ゴルフ、花札などの賭博に36人の計65人が関わったと申告してきたことを発表。



琴光喜と大嶽親方は解雇。関取11名、幕下以下7名を謹慎出場停止処分にした。この事態を受けNHKは名古屋場所の中継を中止した。それが2010年のことだった。



野球賭博のこともやっと世間から忘れかけられていたところに、大相撲の版権に絡んで裏ガネが飛び交っているかのような事件は、パチンコ業界と相撲協会の関係だけに、再びマスメディアの食指が動くというもの。



今回どこのメーカーが大相撲の版権を取りに行ったのか興味もあるが、実はメーカーが動いたのはこれが初めてではない。



今から7~8年前のことだった。



不祥事のデパートのように、次から次へと事件が明るみになる前で、大相撲人気が低迷している時期だった。



ある業界関係者が、ある部屋の親方と知り合いになった。その時、相撲パチンコの企画が閃いた。



低迷する大相撲人気をパチンコで復活させる、というのが企画の主旨だった。



これを今度はメーカーに企画を持ち込んだ。



メーカーも乗り気になり、正式な企画書も出来上がった。



協会には昔の映像資料もすべて保管している。それを使いながら、現在の力士と過去の力士をパチンコの中で戦わせる企画だった。



例えば、武蔵丸と高見山の新旧ハワイ対決がパチンコの中では再現される。



大鵬と貴乃花が対決したらどっちが勝つか? 夢のある相撲パチンコの企画だった。



親方の口利きで理事会に諮ってもらうところまで行った。



ところが、理事2名が反対して、相撲パチンコは実現しなかった。



その2名とは貴乃花親方と九重親方(元横綱千代の富士)だった。



この時は理事会で賛同を得られずに実現しなかったが、関係者に裏ガネは渡っていない。





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人材を育てなかった末路

ホール企業の倒産ニュースはここ暫く聞くこともなかったが、久しぶりにメディアの載ったのが以下の記事だ。



不景気.comより



静岡県浜松市に本拠を置くパチンコ店経営の「アドバンス」は、10月31日付で静岡地方裁判所浜松支部へ自己破産を申請し倒産したことが明らかになりました。



1974年に設立の同社は、静岡県西部を中心に三重県などでパチンコ店の経営を手掛け、ピーク期には27店舗を展開するなど事業を拡大していました。



しかし、規制強化に伴うパチンコ人口の減少や他店との競争激化で業績が悪化すると、不採算店の閉鎖による生き残りを目指したものの、過去の借入金が資金繰りを逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置に至ったようです。



帝国データバンクおよび東京商工リサーチによると、負債総額は約46億円の見通しです。



以上



負債総額はそんなに驚く金額ではないが、最盛期には27店舗のチェーン店を経営していた、ということには地場では中堅クラスだったはずだ。どこで歯車が狂ったのか知る由もないが、ニュースにこそならないがひっそりとホールを畳むケースはこれからもっと増えてくる予感がする。



それが“手仕舞いコンサル”という新たなビジネスだ。



そのホールは北関東にある。



前出のアドバンスのように全盛期には店舗数もあったが、現在は250台規模のホールを2店舗残すのみとなっている。



建物は築30年以上経つ代物で老朽化が激しい。



1パチを始めたころは、それなりに集客を図かれたが、今は1パチの稼働も振るわず4900稼働まで落ち込んでいる。



故障した機械は修理せずにそのまま放置。椅子も破れて張替えしなければいけないようなものを使っている。



田舎なので暇つぶしに来る地元のお年寄りが多かったのだが、1パチで利益を取るために釘を閉めた結果が、現在の稼働だ。



借金がなければ、すぐに店じまいもできるのだが、経営の多角化で飲食店に手を出したが、ことごとく失敗。焼肉チェーンもやっていたが狂牛病問題で、客足が激減し、そのときの借金を抱えている。



オーナーは80代で、息子はいるもののパチンコ業界とは別の世界で生きていて、古ぼけたパチンコ店を継ぐ気は毛頭ない。



土地は2000坪以上はあるものの、回りは田畑が広がる。この土地でマンションを建てたり、スーパーにしたりという場所でもないので、資産価値もあまりない。



今さら借金して店を大改装して再スタートする気力はオーナーには残っていない。



人材を育ててこなかったので、オーナーの右腕もいない。



こうした店舗の資産を売却しながら、金融機関と交渉しながら、できるだけ借金を減らし、手仕舞いさせる…。



こんな末路を辿らないようにするためにも、ホールがすることは新台導入に血道を上げることではなく、機械よりも何倍も利益を生み出すための人材に投資することだ。





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一人身のお年寄りにパチンコが貢献

ハンドルネーム「パチンコ店 店員」さんから、パチンコはお年寄りの役に立っている、との熱いメッセージが寄せられた。さらに、RTC機能を使ってCMを流すことで、機械代のコストダウンにつながるのではないか、との建設的な意見も。



以下本文



世の中で、高尚な文化教室に行って、充実感を得られた方もいらっしゃれば、イチパチでワイワイ、ガヤガヤ。



魚群があーだーこーだー、サムが昨日出ても連荘しなかったとか、パチンコ談義に華を咲かすのも、同じ充実感でしょう。どちらが良いかなんて、楽しい方をご高齢の方だって求めているから、イチパチがご高齢者に人気なのだと思います。本当に、楽しそうです。

 

大晦日、お正月にイチパチに来られている、お年寄りの気持ちは、分かりますか?



一緒に、家でおせちを食べる相手もなく、紅白歌合戦を一人で見るくらいなら、ご来店される大晦日。



お正月にご来店される高齢者の方々には全て、背景があります。



また、特徴として他の娯楽と違い、パチンコは一人で打てます。全ての高齢者の方々が、たくさん友達がいて趣味友がいる訳ではありません。



最初一人でご来店され、そこでお友達ができて、パチンコも楽しみ、人との会話も楽しめるのです。1週間、1カ月と人と会話しない事が、どんなに寂しく、辛いことか…



では、他に気軽に一人行けて、新たなお友達ができる可能性を提供出来る、ご高齢者がまた行きたいと思って頂けるサービス・企業はありますか?



パチンコ店だけとは言いませんが、ご高齢者の生活に笑顔や、ドキドキ、ひょっとしたら一期一会で新たな友達さえ創れるキッカケを与えてくれるのが、パチンコ店です。



パチンコ=悪と思われる現状は致し方ないと思いますが、社会に必要なのかどうか?と問われれば、僕は毎日働いている現場の感覚としては、即答出来ます。



「はい。他に類を見ない素敵な娯楽です。あちらのお年寄りに聞いてみて下さい」って。



アンチの方も、ご自身が高齢となり連れ添いもいなく一人身になった時に、もしかしたらパチンコって意外といいもんだなって、その時に感じて頂けたらいいと思います。



お酒飲めない人に、無理してお酒はススメませんよね。パチンコ嫌いの方に、パチンコを好きになってとは思いませんが、そこでご遊遊技されているお客様、パチンコ店の従業員をどこか蔑んだ感覚しか持ち合すことしか出来ない方がいることが少し残念です。



人の職業・趣味で人間の優劣を決める方々より、僕はイチパチのお客様・パチンコ店の従業員の方が素敵だと思います。



残念な事は、パチンコ店の収益性の下落により、楽しいパチンコを提供するのが難しくなっている現状です。



新台コストの圧縮が急務だと思うのですが…



軽い玉粗設定が出来るように、新台価格を下げてもらいたいです。



RTC機能が、昨今すごいことになってます。閉店後のホールは至ところで、大合唱です。(笑)



RTC機能をもっと有効に活用して、冬場なら風邪薬など季節的な物から、演歌歌手のCD,湿布など、マリンちゃんが大当たり終了後や、RTCで提供スポンサータイムが始まれば、ゲーム性の幅の向上と、スポンサーをゲット出来て、遊技台の販売価格に転嫁させ安く提供出来ればと。



甘海なんて認定も受けて6年くらい稼働します。その間、お年寄りを中心に強力な訴求が可能と思います。マリンちゃんが勧めてた、湿布を買いに行こうとか…どうせ購入するなら親しみのあるマリンちゃんCMの商品を手に取るイチパチファンは多いと感じます。



なんとか、コストが下がり、結果より1円パチンコをもっと楽しんで頂ける仕組みが今後、必要だとは感じてます。



長文、失礼致しました。







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