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闇スロの次は闇パチ登場

都会の歓楽街の中には闇スロの客引きを堂々とやって地域もある。闇スロとは市場からは撤去された4号機を使って違法賭博営業している店舗のことだ。



4号機が違法改造しなくても賭博性が高かったことを如実に表している。



4号機を排出した責任者として、パチンコ業界としても闇スロの撲滅に広く情報を求めている。



違法賭博を考える輩はいくらでもいる。



2011年は金スロという金箔カードの自販機とスロットを接続させた違法営業も都内などの路面店で登場した。クレジットに応じて、金箔カードが出てきて、それを古物商の店で換金するシステムだった。



理論武装したつもりだったが、2013年1月には風営法違反で摘発されている。



これまでは、スロットを使った闇営業だったが、ついにパチンコを使った闇パチなるものが登場している。



場所は某所としかいえない。金スロや闇スロはちゃんと店舗を構えているが、闇パチはマンションの一室にあった。



完全紹介制で、一見では入れない。



入室する前にあらかじめケータイで店にこれから行くことを告げる。相手のケータイにその番号が登録されていれば、OKとなる。



室内には20台ほどのパチンコ機が鎮座する。



室内には監視カメラがあり、監視されていることがありありと伝わってくる。



プレイ方法は1000円で10玉を渡される。1発100円。盤面のガラスは取り外され、自分の手で直接スタートに玉を入れる。



外から玉を持ち込んでもすぐにわかるように、玉は着色されたものが使われている。



ルールは単発で大当たりすれば、その場で1万円、確変を引き当てれば5万円がもらえる。



1000円で15回ほどしか回らない店もあるので、べらぼうにぼったくりというほどでもない。



ちなみに20台ほどある機種はいずれも1/300のミドルタイプ。つまり、確率的には300回=3万円回せば1回は当たることになる。



1発スタートに玉を入れるごとに、まさに丁半博打をしている気分になる、という。



確変図柄でリーチが来た時が一番興奮するとも。



しかし、当たらなければ、こんなにつまらない遊びもない。



闇パチに行ったのは3人連れだった。



ドリンクは無料で飲み放題。食べ物はスパゲティなどの冷凍食品をチンするだけのものが500円で提供されている。



オープンして半年あまりらしい。



そのうちの1人が1万円も使わないうちに、確変を2回も引き当て、一挙に10万円を手に入れた。



当たると、一旦、電源を落としてから再プレイとなる。それでも2回も確変を引き当てたのだから強運なのか遠隔なのかは分からない。



他の2人は2万円ほど使って止めた。



ちなみに大当たりしても玉は出てこない。玉との交換ではなく、当たりを引き当てるかどうかの、単純な博打だ。



このスタイルは韓国で禁止になったメタルチギに近い。



しかし、手で玉をスタートに入れるだけなので、機械の改造費も不要だ。



「基盤を変えているか、操作しているものと思われるけど、勝った奴はまた行きたいといっていました。また行く場合、その場でケータイ番号を相手のケータイに登録しなければなりません。次、行く気はないので、登録はしませんでした」(体験者)



10万円手に入れた人は、一緒に行った人に1万円ずつをご祝儀として渡した。



4号機の闇スロと違って、闇パチは中古パチンコ機で簡単にできてしまう。こんなものが流行ったら、大変なことになる。





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