顔にモザイクも入っていないので、相撲関係者が見れば、裏ガネを受け取ってシーンの真贋も分かるというもの。
八百長相撲に端を発し、野球賭博、暴力団員の維持員席観戦、かわいがりという名のリンチ死亡事件、大麻所持…
国技とまでいわれながら大相撲協会の内部は、闇社会のように腐りきっていた。
中でも、野球賭博事件では、週刊新潮が琴光喜が野球賭博に関与していた、と報じ、当初は否定していた相撲協会は野球賭博に29人、賭け麻雀、ゴルフ、花札などの賭博に36人の計65人が関わったと申告してきたことを発表。
琴光喜と大嶽親方は解雇。関取11名、幕下以下7名を謹慎出場停止処分にした。この事態を受けNHKは名古屋場所の中継を中止した。それが2010年のことだった。
野球賭博のこともやっと世間から忘れかけられていたところに、大相撲の版権に絡んで裏ガネが飛び交っているかのような事件は、パチンコ業界と相撲協会の関係だけに、再びマスメディアの食指が動くというもの。
今回どこのメーカーが大相撲の版権を取りに行ったのか興味もあるが、実はメーカーが動いたのはこれが初めてではない。
今から7~8年前のことだった。
不祥事のデパートのように、次から次へと事件が明るみになる前で、大相撲人気が低迷している時期だった。
ある業界関係者が、ある部屋の親方と知り合いになった。その時、相撲パチンコの企画が閃いた。
低迷する大相撲人気をパチンコで復活させる、というのが企画の主旨だった。
これを今度はメーカーに企画を持ち込んだ。
メーカーも乗り気になり、正式な企画書も出来上がった。
協会には昔の映像資料もすべて保管している。それを使いながら、現在の力士と過去の力士をパチンコの中で戦わせる企画だった。
例えば、武蔵丸と高見山の新旧ハワイ対決がパチンコの中では再現される。
大鵬と貴乃花が対決したらどっちが勝つか? 夢のある相撲パチンコの企画だった。
親方の口利きで理事会に諮ってもらうところまで行った。
ところが、理事2名が反対して、相撲パチンコは実現しなかった。
その2名とは貴乃花親方と九重親方(元横綱千代の富士)だった。
この時は理事会で賛同を得られずに実現しなかったが、関係者に裏ガネは渡っていない。
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