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短期で親父が施設に入っています。
先日、施設の近くにあるパチンコ屋に連れて行きました。
私もギャンブルは好きですが、パチンコは好きとは言えません。
でも、パチンコ屋での親父は人間が変わった様に楽しんでました。寝たきりに一歩手前で、自宅だとトイレに行くのも困難。
そんな親父でもパチンコ屋内だと一人でトイレに行ける。
施設や寝てばかりの自宅とは環境が正反対。
でも批判的な意見も良く分かる。
タバコの煙だけでなく、騒音も凄い! それにギャンブルだから負ければ数万円も不思議では有りませんよね。
しかし、本人(要介護者)が望むなら、パチンコが悪いとは思えません。
望まない物を押し付けるのがリハビリになるとは思え無いんです。
健康に悪いパチンコ屋の空気でも、生活に張りが生まれれば、それでも良いと思うんです。
20や40才代でパチンコに行く人も楽しみを求めて行く訳ですし、80歳以上の人が同じ楽しみを持っても普通の事です。
ギャンブル性や中毒って言いますけど、それも本人の資金を使うなら問題は無いと思います。
年金だって、過去に自分自身で支払ったお金が返って来てる訳です。
お金も無く、生活に経済的な悪影響を与えるなら、年齢に関係なく差し控えるべきです。これも年齢には関係が無いよね。
子孫に財産を残す義務も無い訳ですし、生活できる分が残れば良いかなと思っています。
残り短い人生を楽しんで欲しいのが息子の希望。
■分煙
今の老人と言われる人らは、私達と違って大半の人が気にせずタバコを吸って来た時代の人々です。
それを、高齢になったからと言って禁煙室に閉じ込めるのも公平とは思えません。(私はタバコを吸わないので、タバコの臭いは大嫌いなので極力避けた生活を送っています。)
■音
パチンコ屋には音が付き物です。
今に始まった訳でもなく、要介護の人もそれを普通とおもっていますから、別に悪い事とは思えません。
私個人では大嫌いですけど、本人が楽しみにしてるんですから良いと思います。駄目なら耳栓を使えば緩和できる。
■パチンコ屋に利益
これは場所の提供、パチンコ台の提供、光熱費、人件費を考えれば、本人が望むなら安い物と思います。
介護人を頼めば、一時間に1500円から2500円とかお金を取られます。20歳の人でも何処かに行けば、施設利用料を払うのが当然。
ビジネスとして、禁煙パチンコ屋が出来たり潰れたり。老人専用のパチンコ屋が出来たりフロアに介護士が居たりしても、それはパチンコ屋の自由だと思います。
介護人や家族が安心出来る様なパチンコ屋を作り、世間に受け入れられる物を作れば良いと思います。好きじゃ無いパチンコ屋ですが、新しいビジネスを展開するのは投資者の自由ですからね。
■役所
税金で食べさせて貰ってる人が居る限り、資産に余裕が無い人が行く限り、役所公認は無理と思います。それに認知度の低い人も居る訳ですからね。
信用を失って来たのもパチンコ屋、新規ビジネスを開拓するのもパチンコ屋と思います。
後は資金もあり、本人が心底から行きたければ、否定すべき事とは思いません。
でも、介護やギャンブルの経験が無い人に理解を求めるのも厳しいと思いますから、後はパチンコ業界の考え方でしょう。
介護で感じたのは少子高齢化は、日本の大問題になるのは確実です。
きれい事では何にも解決できない事態です。
パチンコ屋の出入りより、少子高齢化の方が気になります。

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