そのターゲットはセキュリティの甘い機種や、稼働貢献のある人気機種に集中する。
いつの時代もいたちごっこであるのは残念であるが、メーカーは万全を期した、と言うのだろう。
機械が被害に会って、良いことなど一つもない。
被害に会わないためには、予防策を複合的に何重にも張り巡らせるのが、セオリーだがゴトの手口・レベルも日々進化している。
そして、その情報網もおそらく想像を超えたネットワークが張り巡らされている。
彼らに関わる組織の規模や仕組み、メンツの多様さを又聞きすることもあったが、ただただ舌を巻いた記憶がある。
滅多に合わないかも知れないが、被害額が多いケース(最近のART等)は現在も聞こえてくる。張り巡らせたはずの策が盲点となり、経年劣化でウヤムヤになり被害にあったというケースも多い。
遊技人口の少ない地方の弱小店などは、一発ヤラれてしまうとダメージは深刻である。
そんな被害に合ったホールへ僅かかもしれないが、防御策につながる視点について考察を進めたいと思う。
ブログを書いていらっしゃる方には馴染みが深いのがアクセス解析ツールである。
訪問時間、エリア、ホスト、IP等々、ブログサービスでは搭載されていない機能を補っており、結果を眺めることによって、読み手像を想像する方は多いと思われる。
余談だが、一部サービスサイトなどでは、来場者の水増しが噂され、アクセス解析によって計測方法の違いを知るケースも多い。
業界最大手と言われるパチンコポータルサイトのP-WORLDには、アクセスカウンターレポートくらいで詳細なアクセス解析項目は無い。
イベント規制以降、パチンコポータルサイトへのユーザーニーズは減っているのではないかと思われるが、同業者やゴト師グループのニーズは相変わらずであろう。
被害に合った機種を設置機種欄から削除するという原始的な方法も、遠方からの襲来には役に立つこともあるかもしれない(もちろん足を使って…という集団には無意味でしょうが)。
ゴト師対策であり、ゴト師来襲の予兆を見つけることができる方法がある。
とあるホールはP-WORLDにアクセス解析ツールを貼っていた。無料ながら割と細かい解析ができる。
詳細は省くが、そのホールにゴトが襲来したことがあった。
管理体制が不備だったことや、ゴト手口が不明で発見が遅れたため、結果的に被害を被ることになる。
遠方で店舗からの連絡を受けた私がまず確認したのが、アクセス解析である。
ログを見ると前日に見慣れぬ複数のIPから機種検索の形跡が見つかった。
IP検索をかけると、店舗からは距離のある地域。
通常都道府県から市町村と辿るとhttp://www.p-world.co.jp/_machine/kensaku.…といったリファラ(直前のページ)が多いのだが、http://www.p-world.co.jp/_machine/hoollst…というものや、被害にあった機種の検索リファラが見つかった。
皆様が実際に試されると解ると思うが、設置機種→地域検索→該当ホールの場合、リファラは市町村から辿ったものと別のものになる筈だ。
断定は出来ないのだが、この『痕跡』から私は遠方からの襲来を感じ取った。
ゴトに関して言えば、僅かな予兆でも見落としてはいけない。基本の防御・体制が何より大切。
以前にも書いたと思うが、私は僅かの差を営業に活かすことで、活路を拓いてきた。
この一件から日々のアクセス解析がゴトに備える日課になったことは言うまでも無い。
別のケースであるが、機種検索ではなかったがリファラのちょっとした違いが役に立った。
アクセス解析についてもう少し言えば、非常に有益な情報を得ることもあるという事。
一例をあげると、更新のタイミングや競合店と思われるIPの存在。
地域でドミナントであれば、データを付きあわせると、競合・関係者と思われるものを排除することで質を高めることも可能かと思う。
余談だが、先に上げたピーワールドをはじめ、多くのポータルサイトさんは、これらがホールの欲しい情報・付加価値につながると具現化していただければ、ホールの展開・マーケティングの質も少し変わってくるのではないだろうか。
※この点はチラシ屋さんをはじめ、多くの有能な読者様に意見を求めたい。
追記
昨今の事情からゲージ論は時勢を見て、その時が来れば再開したいと思います。
俯くことが多い日々ですが、どうぞ皆様顔を上げてニコニコと行きましょうね。
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