3連休の最終日の昼間。賑わっているのは1パチぐらいで、140台ほどある2円コーナーはほとんど客はついておらず、5スロもまばら。4円は機種によっては客が付いているが閑散とした状態である。
この巨艦ホールの競合エリア内に新たに大型店が進出したことも、低玉貸し路線へシフトした一つの要因ともいわれている。
巨艦店を出店する際は、4円、20円での事業計画を立てていた時代だが、その計画が崩れるとすべての歯車が噛みあわなってくる。
大型店路線で展開したツケは、釘を締めて客を飛ばす悪循環に陥ることになる。
景気の回復しない国内で客を奪い合っても体力の消耗戦になる。メーカーは海外進出の可能性が残されているが、ホールはパチンコ経営を海外へ持って行くことは法的に無理だと思われていたが、そうでもないようだ。
新たな市場は中国だ。
パチンコ経営をそのまま持っていくのではなく、アミューズメント施設での中国における展開である。
もう、随分前にセガが上海に大型アミューズメント施設を現地法人と合弁でやっているので、物珍しいという話しではないが、今回はパチンコ、スロットをメインにして一般的なゲームセンターの機械も揃える、というところがミソである。
最初にこの話しが持ち込まれたのは九州のホールだったが、そこが断ったので、二番手に話を持ち込んだホールが乗ってきた。
ホール企業のトップが何度も現地に足を運んでいる段階だ、という。
いずれ、正式に決まれば発表があるはずだ。
ここからは想像の域であることを前もって断っておく。
中国のアミューズメント施設の中で日本のパチンコ、パチスロをゲームとして慣れ親しんで、遊技方法やゲームの流れを理解してもらうだけでも、これは大きな前進である。
初めて経験する人には、換金がなくてもゲームとして楽しめるはずだ。
これで、日本では出玉が換金できることが分かると、日本へ旅行した時にパチンコ店に寄ってみようか、ということになる。中にはパチンコ目的で日本に来る中国人もいるかも知れない。
となればパチンコ人口の増加にもつながる。
大震災前までは中国からの観光船が入港していた博多では、中国人観光客が増え始めたことで中国人のコンシェルジュを置いたホールもあったぐらいだ。
突飛な夢物語でもない。
中国で前もってパチンコ、パチスロに触れてもらうことが何よりも需要なことだ。
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